H2SO4のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一気に読み終わってしまった。カルチャーショックを武器としたリプレイ…と言えばちょっとあざとい気がするけれど、GM氏自体、PLの発言にいちいち戸惑う様がとてもかわいい。ゲームバランスも素敵。殺意の高いセッションは最高だ。そして何より、リプレイ書きとしての腕も高いように思える。多少、カットしてもいいんじゃないかと思えるような冗長なところもあるけれど、会話の笑わせどころをちゃんと把握した書き方をしていて退屈しない。
PC諸氏も面白い。個性的というよりか、関係性によって他PCの個性を引き立たせている感じがする。ただ、クリフが、若干……わざとやってるのか本気でやってるのか謎。アンセルムとの友情はイイと思 -
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Posted by ブクログ
自分が魔法少女「見習い」だと打ち明け、試験に合格するために協力を要請してきた友人。主人公はそれを受け入れて…
MFJ新人賞2作とGA新人賞の3作受賞でデビューの著者。多産がラノベ作家になる条件と聞くが、その点では心配が無さそうである。
先月発売の『ふぉっくすている?』は好みではなかったが、こちらはとても面白い。前作で切らなくて良かった。
ややメタな魔法少女モノ。
機密の国家資格として「魔法少女」が存在する世界。主人公を傍観者的な立場に置き、「あなたが知る必要はありません」と世界設定の説明を省略したお陰でテンポ良く進む。
テンポが良いもうひとつの要因が、主人公の性格設定と思われ -
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Posted by ブクログ
このGMさん、へたな日本人GMよりずっと筆力あるよねって思いました。句読点が変なところについてて違和感を感じることもないし、記号を乱用することもないし。
いやー面白かった!アメリカのTRPG事情や日本との相違点、それによるカルチャーショックなどを交えながら語られる笑いあり涙ありの冒険譚。新米女神シリーズにはシリアスなシーンがとっても少ないので、ちょっぴり新鮮でもありました。キャラクターもみんな魅力的でぐんぐん話に引き込まれます。
新サプリメント「バルバロス・テイルズ」を使用して作成したドレイクのPCが主人公格なのですが、人族と蛮族の間にある溝なんかも描かれていてこれからが楽しみです。
最 -
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Posted by ブクログ
たまに見かける店名を彷彿とさせるタイトル。そして帯には「ラノベを愛する全てのひとへ」…うぐっめちゃくちゃぐっと来る。これは買わざるを得ない。
英雄係数(主人公度)凡人以下の主人公が、《終わりの魔法少女》《学園異能の覇者》《伝説の勇者》《異世界帰りの救世主》…といった「エンディング後」の元主人公たちの英雄係数を引き継いで突然世界の主人公に!
というなかなかロマンあふれる設定なのだけど、「元主人公たち」のストーリーも普通に気になる。続刊に期待したいところですが、果たして主人公はどういう方向性の主人公として進んでいくのか。…やっぱこれラブコメ主人公ってことなのかな…? -
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