鈴木文のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
情報が盛りだくさんすぎてなかなか読みきらない。だけど、次に旅に出るときには、この国のこのお菓子、絶対に食べてみたい!って思う。移民や侵略や植民地政策によって広がっていったお菓子の歴史を知るのも興味深い。
巻末についてるレシピは、ちょっと普通家にはない食材も多いので、気軽に試してみることはできないけれど、この著者はすごいな~と思う。
旅に出て、一年間世界一周したら、そのくらいいろんなお菓子に出会うし作り方もネットで調べれるでしょ?なんてことは思いません。それぞれの国で作られるお菓子にはそれぞれの工夫があるし、食材の扱い方が違う。そもそも、世界一周してる旅行者の食事って、大概B級グルメですよ。麺か -
Posted by ブクログ
フランス、イギリス、オランダ、ドイツ…
西欧、北欧、東欧、南欧、中南米、北米等各国さまざまなお菓子のレシピが書かれている。
そしてお菓子の絵がなんともやさしく可愛くて癒される。レシピは大変細かく丁寧に書かれているので、
全部作りたくなる欲望にとりつかれワクワクした。
見た事も聞いた事もないお菓子もたくさん!
世界にはいろーんなお菓子があるんだなぁと読み物としても大変楽しめた。
自分にとって初めてみるお菓子でも、その国の人にはソールフードとして馴染みのお菓子なんだろうなぁ…と思ったりその国の事を調べたり…日々の暮らしにちょっとした彩りを与えてもらいました。 -
Posted by ブクログ
単なるお菓子のレシピ本というよりは、世界のお菓子の文化を伝える本と言った方が良いような気がする。
様々な国の宗教や政治、文化的な背景とお菓子との関わりなどについても書かれており、興味深い。
一般的に日本でお菓子の本というと、西洋菓子か和菓子に別れるイメージだが、東欧やアジア、アフリカ、南米などあまり触れる機会のないお菓子についても書かれている(ネットギャリーで読めたのはチェコまでだが)。
中学校では、世界の地理を勉強する際に活用できそうだ。
お菓子の本としては、作り方も丁寧に書かれているが、手順の写真などはないので、ある程度お菓子作りに慣れている人向けなのかもしれない。