工藤昌孝のレビュー一覧

  • 哲学の木
    自我と無意識の隣にあった…
    科学以前の錬金術が求めていたものは自己であり、魂であった。ことば以前、存在以前を求めた、ギリシアの最初の哲学と同様に。万物は水、火、水銀だのと言う時、それは、現象としての物質ではない。哲学者は魂や自己と呼ぶが、錬金術師はそれを賢者の石・卑俗ならざる金と呼んだに過ぎない。
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  • 哲学の木
    樹木絵画は内面世界の象徴として豊富な臨床事例から描画例を紹介しつつ深層心理を考察。カバラ生命の木、シャーマンがチャネルする世界の樹、ユグドラシルを結びつけるユングの数ある錬金術研究のひとつ。