池見酉次郎のレビュー一覧

  • セルフコントロール 交流分析の実際

    Posted by ブクログ

    池見酉次郎は意外と著書が少ない。
    交流分析に関するものはさらに少なく実際は数冊しかない様子。本書はそのうちの1冊で現在でも入手可能。

    本書はTAと「交流分析」の違いについての解説が冒頭にあり、自分のような翻訳物からTAに入ってきた人にもわかりやすい。

    とくにPACについての解説は、

    ・強弱の違いはあるがPACの全てが反応する
    ・Aの歪みと限界について
     (イデオロギーに熱狂するAなど)
    ・Pとアンビバレンスの関係について

    などなど他では読めない内容。

    あと素敵なのは防衛機制の主なものをPACで図解して解説してあるところ。そしてS-R理論とPAC、ゲーム分析もPACでわかりやすく図解し

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    2020年07月01日
  • 人生を変える交流分析

    Posted by ブクログ

    『セルフコントロール:交流分析の実際』の続編。

    こちらは前著よりも防衛機制について詳しく解説しているのと、より身体に着目しているところが大きく異なる。

    またTAと交流分析の違いやTAの問題点と解決策についても詳しい。このへんはもう少し読み込んでみないとなんとも言えないのだけど、PACの分析は日本の「コミュニケーション」を解読していくのにに向いていると感じられる内容。

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    2020年07月08日