杉田峰康の作品一覧
「杉田峰康」の「新しい交流分析の実際 TA・ゲシュタルト療法の試み」「あなたが演じるゲームと脚本 : 交流分析で探る心のうら・おもて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「杉田峰康」の「新しい交流分析の実際 TA・ゲシュタルト療法の試み」「あなたが演じるゲームと脚本 : 交流分析で探る心のうら・おもて」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
池見酉次郎は意外と著書が少ない。
交流分析に関するものはさらに少なく実際は数冊しかない様子。本書はそのうちの1冊で現在でも入手可能。
本書はTAと「交流分析」の違いについての解説が冒頭にあり、自分のような翻訳物からTAに入ってきた人にもわかりやすい。
とくにPACについての解説は、
・強弱の違いはあるがPACの全てが反応する
・Aの歪みと限界について
(イデオロギーに熱狂するAなど)
・Pとアンビバレンスの関係について
などなど他では読めない内容。
あと素敵なのは防衛機制の主なものをPACで図解して解説してあるところ。そしてS-R理論とPAC、ゲーム分析もPACでわかりやすく図解し
Posted by ブクログ
TAの「自律という錯覚」という概念はわかりやすい。
そしてTAが問題としている「一生このまま自律せず、周囲を操作してそれぞれの役割を演じさせたい欲求に従って生きる」のかどうか、というあたりの個についての問われ方がかなり気持ちがいい。
前概念的思考や魔術的思考という「囚われ」からの解放を自律として定義しているようで、このあたりCBTなんかと通じるものがあっておもしろい。
あとTAの、なぜ人は「不満を感じたい」「不快感を味わいたい」「不幸になりたい」と願うのか、という問い。そしてその「感じ」や「感情」や欲求は、ほんとうにその個人に帰属しているのか、誰かを代理して(なりかわって)感じていないか
Posted by ブクログ
この本は、TA・ゲシュタルト療法です。最初に、交流分析とゲシュタルト療法の基礎知識の説明があります。両方を組み合わせた現場での活用場面を症例としてあげ、解説されています。すごい臨場感です。そして、コワい。
わたしがそう感じたにすぎませんが、自分がクライアントの立場で再決断療法を受けるには、覚悟がいるなぁ、と。ときに、追い詰めっぷりに、気迫を感じながら読みました。軽率な物言いかもしれませんが、セラピストもクライアントも命がけだな、なんていうコワさです。
本の内容は、わたしにはちょっと難しいかなと感じました。と、言っても、本文にある考え方・用語の説明、書かれている言葉が難しいわけではありません。わ