米田巖のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日経の広告をみて、スグに書店で購入し、読み切りました。
もちろん、自身が部長ではありませんが、どの様な能力をアセッサーが見定めているのかが、よく理解できました。
ただし、理解したからと言って、小手先の対応だけで済まないということも。
本書で解説している様に、アセッサーは、面接や行動演習などを通じて、対象者の言動特性を観ています。
言動特性は、対象者の今までの生き様がそのまま写し出されるそうです。
自分も数年前に面接方式のアセスメントを受けましたので、受講後のフィードバックで実感しました。
他に本書で感銘を受けたのが、リーダーシップとマネジメントの違いについての解説です。
自分は、今の激変の時代 -
Posted by ブクログ
部長の価値は落ちていないか、落としていないか? そのような嘆きをよく耳にする。
本書は部長が開発すべき能力を整理している。
まず第1章で「困った部長パターンと対処法」が記されている。
(あーあの人・・・ココで躓いている。あーこれは自分も陥りやすい点だな)などと考えながら読み進めた。
第2章以降から部長の役割、能力、その開発の考え方が記される。
スーパー部長を目指せ!的な内容すぎるために共感は減るが、現実を突きつけているので理解はする。
理解しつつスーパー部長を評価できる上役がいない組織は外部アセッサーの登場となる。
人事部が外部アセッサー並みの能力開発がまず必要だと考えた。
あと360度評価 -
Posted by ブクログ
ネタバレアセスメントから出てきた特性から部長タイプの陥りやすい「困った部長」分類が面白い。
「強み」も状況やバランスの持ち方などで「困った部長」に陥る要素もあるということ。
また、「困った部長」から「変われる」というのも大きなメッセージ。
【これからの部長のあり方】
①与えられた部門のにおける取締役執行役の機能を果たす存在であること。(常に自己革新)
②改革のイニシアチブをとり、その主役、推進役を務めること。(改善して守ることではなく、改革し変えて攻めること)
→意思決定力、変革力、目的志向性、挑戦力、ビジョン構築力、戦略設計力、メッセージ力、胆力
③価値創造者として機能すること。
→創造力、倫理力 -
Posted by ブクログ
どうしてこの本を選んだかと聞かれれば、上司の事勿れ主義に悩んでいたからとしか答えられないんだよね。ぼくはどうしても彼を変えなければならない。
長という肩書きがつく者は、言ってみれば一家の長と同じ。一つの判断ミスが命取りになるときもあれば、沈没していく船の上でヘラヘラ笑いながら何もせずに沈んでいく。
一家の長がこんなんだとみんなが不幸になる。だからぼくは彼を変えなければならない。ここでは激動の時代の真っ只中の部長の資質について語っているのさ。
まあ、そんな完璧な上司がいたら拝みたいわとか思ったりもするけど、そんな上司にぼくはなりたい。理想の部長像を頭の中に映しておいて、ぼくは反面教