稲垣まことのレビュー一覧
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・①「重要かつ緊急度が高いこと」の優先順位を早く(高く)してやるのは当たり前だけど、
②「重要度が高いけれど、緊急性は高くないこと」も意識し優先度を上げ、かつ継続的にやっていかないと、②の事案がどんどん①に移行していってしまうので、まずマトリックスを作って、優先度と使える時間を意識して実行していこう。
・「定量情報」(「あと3時間ある」)…受け取る人によって誤差が出ない。
「定状情報」(「まだ時間がある」「あまり時間がない」)…具体的な数字で言ってないので、発信者と受け取った人によって思い違いが生じてしまう可能性が大きい。相手がこういう表現で言ってきたら、具体的な数字などで確認し合って、思い違 -
Posted by ブクログ
仕事を進めていく中で、
いろんな課題やイレギュラーが
発生するのは日常茶飯事。
イレギュラーを発生させないよう、
計画・準備を入念に行う事は当然だが、
全てを想定して取り組むことは不可能といってよい。
ただ、そういった不測の事態は、
全て最優先で取り組まなければならないわけでなく、
緊急度と重要度を軸に判断していけば取り組む順番を決めて、
あせることなく、取り組んでいくことが出来る。
特に優先順位を決めることで、
問題と問題の関係性も判断することが出来るし、
問題のまとめ(まとめてやるべきこと)も出来、
結果的に対応する時間の削減が可能となる。
課題管理やタスク管理の重要性を
あらため -
Posted by ブクログ
本書はインバスケット思考、すなわち「捌ききれない仕事がある中で、より成果を上げるための判断方法」について解説された本である。
そもそも仕事とは、全ての業務を100%達成することは不可能であり、またその必要もない。
そしてパレートの法則にあるように、物事は、ごく僅かな一部分が残りに多大な影響を与えている。
つまり仕事で成果を上げるためには、その影響力の高い一部分を見つけ出し、優先度の高いものから的確に対応していくことが重要である。
「どうやって全て終わらせるか」ではなく、「限られた時間の中でどれだけ成果を上げられるか」という発想が大切と言える。
そのための思考法が「インバスケット思考」である