4年くらい前に読んだ本を,久しぶりに手にとったので再読.
かなり赤裸々に2006年当時の渡辺俊介の投球ノウハウが凝縮されていて面白い.ストレートを投げるときの握りを外角と内角で替えるとか,体重移動のエッセンスとか,かなり詳細に書かれている.
この本が出版されたのが2006年.当時の渡辺俊介,30歳.
...続きを読む38歳となる2014年からは米球界に挑戦するわけだが,今の彼の野球観も気になるところ.特に,当時は先発の柱として活躍しており,本書では先発投手としての調整について書かれているが,中継ぎ投手となった渡辺俊介は何に悩み,どう対応しているのか,とか書かれた「続・アンダースロー論」が出来たとしたら,かなり面白いと思うなぁ.