田嶋幸三のレビュー一覧

  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    昨日は、試合が久しぶりに休校日にあたったので、大分トリニータのホームゲームを観戦してきました。対戦相手は、コンサドーレ札幌。結果は0-1…。札幌の攻撃陣の質の高さが目立った試合でした。しかし、トリニータの選手にも、何人か光る選手がいました。中でも光っていたのは、背番号33番。オレンジのスパイクの選手です。
    それは、幸野志有人選手。後半途中から出場した彼のプレイは、18歳(高校3年生!)とは、思えないほど落ち着いていて、守備を攻撃をつなぐために常に最適のポジションを選択し、決定的な見事なパスを供給し、時には自ら敵陣深く切り込んでいました。彼のプレイは、そのすべてが考えられており、危機意識の低さ、

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    2024年05月13日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    「06ドイツW杯準決勝イタリアvsドイツでイタリアが1人退場になったとき,誰一人イタリアの選手はベンチを見なかった.」という報告から自己決定力の必要性を説いてた良書.JFAアカデミー福島での取り組みの紹介.意味あるプレーに自覚的に取り組むことが大事.ひとつひとつのプレーが失敗したか,成功したか自分で感じ,考え,判断させることが重要.意味あるプレーとは何か?サッカーに限った事じゃないけどね.

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    2018年10月09日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    「日本サッカーに足りないのは自己決定力であり、その基盤となる論理力と言語力である」という問題関心は、そのままビジネスの世界に通じるところがある。
    特に、論理力を育てるために、理由や意図を尋ねるという訓練法は参考になる。

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    2017年05月06日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    猪瀬さん『言葉の力』で引用されていた一冊。
    正直、自分の好きなサッカーネタで自己啓発的なネタがあると思っていませんでした。昔のサッカー部と言えば、どこか不良っぽくて、とにかく走れ!的な印象があったのですが、J leagueができて、ワールドカップにも出場し、さらには海外でプレーする多くの日本人がいる状況において、サッカーにおける教育は重要なポジションを占めることを改めて知りました。
    とくにその中でも本書で示される言語教育の大切さ、エリートとしてのあるべき行動は社会人の我々にとっても大切なことと痛感しました。

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    2011年10月30日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    日本サッカー協会の権力闘争では、微妙に暗躍していると言われる田嶋幸三氏の著書。

    本の構成としては、日本と海外のエリートと言われるサッカー選手の違い、そしてそのちがいこそが、言語の違いからくる自分への責任、リスクを負うことなどが、阿吽の呼吸で行う日本語よりも、論理明晰な言葉をもった文化の方が、常に状況が変化するサッカーの試合では、サッカーの質を変えるとしている。

    福島のJFAアカデミーでの、言語技術訓練の様子も紹介している。詳細の内容は、他書を参考にされるといいと思う。

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    2011年07月04日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    サッカーだけでなく日本教育や会社の人材育成にも通ずる考えがつまっている。
    すべての教育のバイブルにしたい。

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    2011年06月26日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    10年ほど前、田嶋氏とお話をする機会があったが、育成年代の現状を憂いておられたと思う。今は少し変わってきたと思うけど、氏が中心になって変えてきたんだと思う。
    本書の内容は岡田武史氏も言っていた、教育が変わらなければ日本サッカーは世界で勝てるようにならない、という事の一つの回答かもしれない。

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    2011年01月17日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    教育実習で現代文の授業をしたとき、(自分の授業力不足は勿論あるが)特に理系の生徒がせっせと数学やら化学の問題を解いているのが印象的だった。現代文はなんだかホワッとしている(ように思われている)。事実、テストの時はともかくとして、学校の現代文の授業では「この文書を読んであなたは何を考えるか」のいうような正解のない問いかけが求められる。しかし、そのような答えの曖昧な問いはなかなな生徒に好まれない。彼らが求めるのは往々にして正解がただ一つだけしかない問いなのだ。

    こんなことを思ったのは本書にこんな記述があったから。

    ◼️p10-11 では、15〜16歳の選手の場合、ゲームを止めると、次にどうする

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    2015年07月08日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    会社でいつも上司に怒られている人がいる。

    上司「何でこうしたんだ!!」
    同僚「すみません…」
    上司「すみませんじゃなくて何でだ?って聞いてるの!!」
    同僚「…」

    同僚はよっぽどやましいことあるか、根拠無く行動してるんだと思うし、話していて色んな説明聞いても何故そんな理屈になるのかわからない。

    一流のサッカー選手は一つのパスにしても明確な理由があり、それを言葉に出して説明できるそうです。確かに一流のアスリートのインタビューは聞いていて本当にしっかりした受け応えだなぁと感じる。

    今度この本をコッソリ同僚の机の中に入れておこうと思います。

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    2014年01月03日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    “言語技術”というタイトルに魅かれて選択。
    サッカー本ですが、ビジネス・子育てなどのすべてのことに当てはまる内容です。
    『ファーストタッチには“論理”が働いていないといけない』
    自らを省みてもできていないことだらけ。。。。
    足しか使えないスポーツなので論理とコミュニケーション、大切ですね。
    最終章が論理+非論理ってのがまた良い。

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    2013年04月01日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    【思考方法】
    サッカーにおける論理的思考の実践。
    日本人の論理的思考力の弱さをここにも見る。

    【サッカー】
    子どものサッカークラブでもすぐに実践できることがいくつもある。また示唆もある。
    指導者の育成が重要。
    考えるサッカーとはプレーに理由があること。それをチームで共有すること。そのためには、他者の視点で考えることも必要

    【リーダーシップ】
    エリート教育についての正しい理解が必要。
    ロジカルコミュニケーション
    人間性

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    2012年12月17日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    言語技術とサッカー。そのつながらない、ふたつのものがどのように展開していくのか?

    そんな好奇心がこの本を手にとった理由。



    サッカーの学校で、絵を教材に勉強させているようだ。

    絵の分析は、状況分析と論証力を育てるのに良いという。

    その場の変化に合わせて、自分のとるべき行動を計画に即座に

    イメージすることが一流選手に求められるという。



    「君たちはエリートだ。選ばれた選手だ。電車に乗る時はまず、先に他の人に座ってもらう」

    そんな指導も学校で行う。サッカーをとおして、人間教育がされるのだ。



    論理的に考えないと、試合もうまく進まない。

    あうんの呼吸を乗り越えるものをひとつも

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    2011年10月01日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    目の付け所が面白い。サッカーに関しては詳しくないが興味深かった。
    サッカー界で一貫した選手育成が目指されていることが良く解る。監督のライセンスも知らなかった。


    名言録⑥の「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない。」という言葉に共感。

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    2011年09月30日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    [ 内容 ]
    「そのプレーの意図は?」と訊かれたとき、監督の目を見て答えを探ろうとする日本人。
    一方、世界の強国では子どもでさえ自分の考えを明確に説明し、クリエイティブなプレーをしている。
    日本サッカーに足りないのは自己決定力であり、その基盤となる論理力と言語力なのだ。
    本書は、公認指導者ライセンスやエリート養成機関・JFAアカデミー福島のカリキュラムで始まった「ディベート」「言語技術」といった画期的トレーニングの理論とメソッドを紹介する。

    [ 目次 ]
    1章 「言語技術」に挑戦するJFAアカデミー福島
    2章 実践!ことばを鍛えるトレーニング
    3章 論理でパスするドイツ・サッカー-なぜいま「

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    2011年04月09日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    サッカーにおいて「言語技術」が大切であることを、日本サッカー協会が取り組んでいた内容をもとに説明する本。
    著者の言う「言語技術」とは、「情報を取り出し、解釈し、自分の考えを組み立て、判断する力を養っていくことに他なりません」としている。
    この「言語技術」は、プレーヤー自身が、状況を判断して、プレーを行わないといけない局面があるサッカーにおいて、必要不可欠なものである。
    しかしながら、サッカーにおける高校等の若年層教育では、バカ蹴りに見られる通り、目先の勝利のために、考えることを捨てざる得ない風潮がある。

    自分の実感として、サッカーの経験者であっても、「何故このプレーをしたのか?」「他の選択肢

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    2011年04月05日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    短い言葉で相手に意思を伝達する方法は、サッカーだけでなく日常生活やビジネスでも重要であることを改めて認識させられます。

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    2010年08月11日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    著者は自己決定力、論理力、言語力が日本サッカーに足りないと主張している。しかし、本当ははサッカー以前に成長過程でそういったことが教育されていない事が問題。成人した日本人にしたって自己決定力、論理力、言語力を身につけた人間は日本ではかなりマイノリティだ。
    はっきり言うと、ドイツ等の海外で行われている教育と日本の教育の差に愕然とした。道理で日本人は、帝王学やエリート学を身につけたごく一部の人しか海外で活躍できないわけだ。

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    2010年07月31日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    日本のサッカーに足りないのは自己決定力。
    そしてその基礎となる論理力と言語力。

    私の子どもはサッカー少年ではありませんが、「論理力」について書かれた様々な本を読みあさっているうちに、見つけた本です。
    日本サッカー協会(JFA)専務理事の田嶋幸三氏筆。
    筆者がヨーロッパに遠征したときに、受けた衝撃が印象的ですよ。
    そこから、JFAアカデミー福島設立への話、そこでの言語技術への取り組み、「考えながらサッカーをする」選手を育てる方法について書かれています。
    論理でパスするドイツサッカー選手の話など、そのあたりの記述も、とてもおもしろいです。

    サッカー少年、野球少年のママさんたちに、ぜひとも読んで

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    2015年07月13日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    いまや日本サッカー協会の会長にまで上り詰めた
    田嶋氏によるサッカー育成論。
    トップにまで上り詰めてしまっただけあって、
    何かと、ダーティーな印象を持ちがちですが、
    田嶋氏も下積み時代には、日本のサッカーを強くするために、
    色々な取り組みをしていたことが分かります。
    当時としては、ドイツにまで行って
    育成を学んだ人は珍しかったのでしょう。

    言語化能力が低いという問題意識は、理解できるし、
    その向上のために育成年代から
    色々と施策を打ってきたこと自体は素晴らしいと思います。
    が、それだけじゃないだろう、とも突っ込みたくなる。
    少し古い本なので、まず最初に打つ手はここだ、
    ってことかもしれませんが

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    2023年06月05日
  • 「言語技術」が日本のサッカーを変える

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    「学ぶことをやめたら、教えることもやめなければならない。」
    「指導者は選手の未来に触れている」とともいい言葉だ。

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    2015年08月15日