安岡治子のレビュー一覧
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第一部は難解でした。
第二部にて主人公の生きざま、人格が掴めましたね。
難解であるといっても最後に解説がついているため完全で無いとはいえ、理解を得られました。
読み終えてスッキリPosted by ブクログ -
おいココで終わるのか!という。きになるきになる!マカール・ジェーヴシキンとワルワーラ・ドブロショロワ。ポクロスキーいいな。珍しい、普通に良い人だ。でもまだテーマがそれほどの広がりを持ってないところが初期ってことか。Posted by ブクログ
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貧しい役人のマカールと聡明な少女ワーレンカとの往復書簡の形で描かれる、ドストエフスキーの処女作である。
マカールが、ワーレンカとの手紙のやり取りや文学に触れることを通じて、文章力が上がっていく描写が好きだった。
時に笑える描写も交えられており、スラスラと読める良書である。Posted by ブクログ -
ワルワーラの健気さと聡明さが光っていた。
ともすれば悲しい物語なのですが、人生の一時期だけでも、心から尊敬しあう相手がいた彼らは幸福な存在だったのかもしれない、と思った。
そんなことは当人には慰めにもなりませんけどね。Posted by ブクログ -
自意識過剰で気が弱い、生身の人間と付き合いたいが避難ばかりが先をついてうまくいった試しがない。同情しようとした女性に逆に同情されてしまう。どこに救済を見出すことができるのか。苦悶する人間。2022.8.17Posted by ブクログ
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この本の中で一番長い「白夜」は、ドストエフスキーのセンチメンタル•ロマンス短篇。
こんなのも書くんだ、というくらい意外な出来だった。
内気な青年(26)が恋に落ちた女の子(17)の恋愛成就を献身的に応援して、最後にきれいに振られる、というヒロイズムに満ちたお話。
Posted by ブクログ -
最後まで退屈せず読めたは読めましたが、自分を、誇張して若い女の子に尽くして愛して尽くし続けるマカールさんにワーレンカの立場になって寒気がしました。なんだか後味が悪いです。Posted by ブクログ
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読んで5人ではなした。
コミカルな笑なのでは?マゾヒズム。
青年期の恋の明るさ。
貧しくない人のはなし。
主人公と下宿やの青年に名前がない。
ほかたんぺん。
狼がきたぞーのあのはなしとにてた。百姓のマレイ、。
おかしな人間の夢。あの少女にたすけられたんだな。きになることがあると人は生きられる...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルに表記されてるのが短編。他は短短編。「白夜」ロマンティックとは一体なんなのかねと考えることが度々あり、これ(ここに書いてある)なんかなー。内容というより語り口調。「私はこの人好きかもしんないわ」と感じた時の高揚感。でもそれって今だけのことだし、けして確かな物なんかじゃない、その儚さを嘆く物な...続きを読むPosted by ブクログ