スーザン・コリンズのレビュー一覧
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中学、高校とずっとハンガーゲームを読んできていたので新刊が出てとても嬉しかった。
今まで全く共感を感じたことないキャピトルの人間性にとても惹かれた。とくにスノー大統領に感情、慈悲深さがあるのは違和感を感じた。
この本はハンガーゲームのスノー大統領を想像しながら読むとイメージがしずらかったから一少年と...続きを読むPosted by ブクログ -
セジャナスとスノーの生き方は現代人からするとスノーの考えの方が共感されるのではと思った。いくら正しくないとは思っていても、権力に抗って、明確なデメリットがあるにも関わらず、反逆行為を行うのはとても難しい事だと思った。それとは異なり、スノーは判断はいつでも論理的だったと思う。セジャナスを裏切った時も、...続きを読むPosted by ブクログ
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後半からどうなるのだろうと思っていたが、セジャナスからの怒涛の展開に驚愕。蛇やバラなどは面影はあったけど、一気に来た感じ。
ルーシーグレイの童話の通り、最後彼女はどこに消えたのだろうかと、含みを持たせる形だった。マネシカケスと一緒に飛んで行ったのか、死んだのか、13地区へ辿り着いたのか。
また途中で...続きを読むPosted by ブクログ -
学生の頃夢中で読んだハンガーゲームの前日譚!
最恐の悪役スノー大統領がいかにして生まれたかを楽しめる。ハンガーゲームの面白さはプロットの上手さとキャラの際立ちだと思うが今作でもその実力を如何なく発揮している!
ま1のハンガーゲームに比べて戦いはショボイが、64年前のテコ入れ前だと考えるとご愛嬌。
そ...続きを読むPosted by ブクログ -
上巻でハンガーゲーム自体はおわってしまったから何が綴られているのか期待とハンガーゲームとしてのストーリーがない落胆感を感じながら本書を読みはじめた。
上巻より印象的なシーンは少なかった。また上巻よりちょっと自己中心的なスノーをみて人間はこんなにも持っていたものを失うと変わるのかということを痛感させら...続きを読むPosted by ブクログ -
ルーシーと出会うスノー。
ルーシーとのやりとりが本当にほほえましくて、なんで最後こんなことになっちゃったのか。。
最後の最後で、誘惑にかられてしまったのか。
0という題名にふさわしく、立派な青年だった頃のスノー大統領を、垣間見れてよかった。
また1から読み直したくなった。Posted by ブクログ -
スノー大統領の幼少期のお話。
このスノー大統領はどんなふうに形成されたのか?と思ったが、めっちゃいい子だー!と思ってしまった。
こんな子がどうして、あんなふうに。。。
全てはゴール博士が悪いのか。
ルーシーとのやりとりも胸キュンしてしまう。Posted by ブクログ -
飢えのゲームというタイトルだったが、主題は「国家とは」にありそう。ホッブズの万人の万人に対する闘争を再現する場としてハンガーゲームは描かれていたと思う。ハンガーゲームを舞台として強調されていたのは、支配される人間と支配する人間が根本的には同じ人間だという事。それを作中嫌な人間として描かれる先生が言う...続きを読むPosted by ブクログ