阿部重夫のレビュー一覧

  • リーマンの牢獄

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    経済、金融は難しく、本当の意味は理解できていないと思うが、バブル時特有の勢いとか、活気があって、分からないながらも引きこまれた。
    丸紅は昔から良いイメージがなかったが、いまも一等地に建つビルを見ると、なるほどな、と妙に感じる。
    時代は変わり、手段は変わって、動画配信サイトで荒稼ぎしているような人たちは同じ種類の人種なのではないかと思う。
    事件よりも真実を明らかにする場ではないという、日本の検察、裁判のあり方の方がショックかも。

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    2024年07月27日
  • リーマンの牢獄

    Posted by ブクログ

    前半は読みごたえがあるが、後半になるとここでは語られていない部分があるように感じられ、その反動か、語り口も冗長になり読み続けるのがしんどくなった。

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    2024年07月02日
  • 市【まち】に虎声【こせい】あらん

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    ディックのSFではない、実質処女長編。エヴァンゲリオンの碇シンジ=本作の主人公ハドリー、という訳者解説で少し構造が見えたような気がする。終末のイメージを旧約聖書やヨハネ黙示録などに負い、魂の彷徨を繰り返した末に見えるものは何か。23歳の若かりし日に書かれた本作は、晩年の宗教的な小説にも通じるものを感じさせつつ、現実と非現実の狭間で自己の変容を見出すというディック作品全体に見られる要素がすでに完備されていると思う。いっけん退屈で小難しい小説に思えるかもしれないが、個々の人間描写が面白く、終盤の展開にはスリルもあり個人的には楽しめた。
    約600ページの長編なので読む際はご注意を。

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    2021年03月03日