永田洋子のレビュー一覧

  • 十六の墓標(上)

    Posted by ブクログ

    警察など外側からの情報ばかりを読んでいた。
    内側の人が何をして、何を考えていたのかを知りたかった。
    狂っていたわけではなかったならば、どうして総括の名の下悲劇的なことが起こったのか。上巻は永田洋子の生い立ちから森との接近が記されている。

    0
    2010年05月02日
  • 十六の墓標(下)

    Posted by ブクログ

    痛ましい山岳ベース事件は、100%特殊な人が引き起こした訳でもなく、日本の軍隊的なしごき、いじめの要素が十二分に含まれていることが本書から分かります。
    そこまで特殊でない幾つかの要因が重なるだけで、同じ事件が起こり続けるのでしょう。

    0
    2020年11月28日
  • 十六の墓標(上)

    Posted by ブクログ

    山岳ベース事件などを起こした中心人物の一人、永田洋子氏の一人語り。
    本人の見解には納得できない部分も多く、また若いとしかいいようがない感覚も多く見受けられ、16人(これがタイトルの由来)も殺害した人間の頭の中かと思うとやりきれなくもなります。
    ヒロイックな部分もあります。

    一方で、極力誠実に出来事とその時の自分の思考を記そうとする姿勢は伝わってきて、教訓とすべき内容が多いとも感じました。

    0
    2020年11月28日
  • 十六の墓標(下)

    Posted by ブクログ

    連合赤軍のナンバー2・永田洋子が生い立ちから事件を起こして逮捕されるまでの半生を記した自伝。
    上巻では暴力的な描写はほとんどなかったが、下巻からリンチが始まり、残酷な場面が続く。

    言われてるほどひどい本ではないなあと思った。彼女なりに正直に書こうとしている気はした。

    ただ、瀬戸内寂聴の「永田さん以外の人物は生き生きと描かれているのに、永田さん本人の姿だけははっきり見えてこない」という感想には同感。

    0
    2019年08月06日
  • 十六の墓標(上)

    Posted by ブクログ

    連合赤軍のナンバー2・永田洋子の自叙伝。上巻は著者が左翼運動に参加するまでの生い立ちや、後に大量の死者を出す山岳アジトを設立するまでのいきさつがメインで、まだリンチシーンは無し。

    ダイナマイトを調達したり銃砲店から銃を奪って指名手配になったり、テロリストとして過激な活動をする一方で、山岳アジトで飲み会を開催するなどわりとほのぼのとした場面もあったことが印象的。

    何人かの連合赤軍関係者が著書を発表しているが、この作品は結構読みやすい方だと思った。左翼的な思想というより、その時その時で感じたことがストレートに書いてある感じなので、分かりやすかった。
    ただ、著者の元夫曰く著者の話は客観性を欠いて

    0
    2019年08月03日