武石恵美子のレビュー一覧
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ネタバレ[ 内容 ]
多くの企業では男性社員が子育てに携わることを想定してこなかった。
しかし、結婚・出産後も仕事を継続する女性が増えた現在、男性も子育てに関わりたいと希望し、従来型の雇用や処遇の仕組みは新たなストレスを生む要因ともなっている。
本書は、少子化対策としてのみ論じられがちな男性の育児休業を、社員が勤労意欲を高水準で維持し、能力を最大限に発揮するための選択肢の一つとして捉え、取得促進への具体案を提示する。
[ 目次 ]
第1章 なぜ男性は育児休業をとらないのか(取得者はきわめて少数;「育児休業法」の成立まで ほか)
第2章 企業にとって子育て支援はマイナスか(企業経営と人事管理;「仕事最優先」から「仕事と生活の両立」へ ほか)
第3章 男性の子育て参加モデル(求められる父親役割の変化;なぜ育児休業を取得したのか ほか)
第4章 海外にみる男性の子育て支援策(EUにおける取組み;イギリスの父親の休暇促進のための取組み ほか)
第5章 企業がとるべきアクションとは何か(人事管理の視点からみた子育て支援策;男性の育児休業をどうイメージするか ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
【感想】
キャリアデザインの基本的な考え方がわかる良書。
結論は、キャリアドリフトとキャリアアンカー、計画的偶発性などの考えを参考に、過去の自分をふり返り、未来の自分につながる「自分らしい選択」とは何かについて、普段から考えておこうというもの。
本書は読んで終わりではなく、実際に模索することが大切。その際、家庭・学校・職場に相談できる人がいない「ぼっち」の人は、一人で自己分析するしかなく、自分自身についての新たな気づきも得られにくいだろう。その意味で、キャリアデザインの成功はソーシャルキャピタルの多寡にも左右されそう。
【目次】
はじめに
第1章 キャリアって何ですか?
1 キャリアとは人生の軌跡
2 仕事はキャリアの一部
3 キャリアは選択の連鎖
4 キャリアを取り巻く環境を知る
第2章 「見通せるキャリア」の時代
1 見通せるキャリア、見通せないキャリア
2 高度経済成長期に精緻化した雇用システム
3 基底にあった「安定」
4 「安定の時代」のキャリア
第3章 「見通せないキャリア」の時代へ
1 激変するビジネス環境
2 「VUCA」の時代へ
3 100年人生を生きる
4 「キャリア」のとらえ方が変わる
5 適職選択から変化対応へ
第4章 キャリアはだれのもの?
1 ユニークな日本の「就活」
2 新卒採用は「メンバーシップ型雇用」の入り口
3 流されても創られたキャリア
4 流されてもよい時代に起きていたこと
5 「キャリア自律」が重要に
6 スキルのアップデートが求められる
7 自律と規律のバランス
第5章 不確実な時代のキャリアの創り方
1 キャリアデザインは意味がないのか?
2 オープンマインドにチャレンジする
3 自身のパーパスを基礎に展望する
4 過去をつなげてキャリアの軸をつかむ
5 キャリア自律で重要な他者
終章 過去は変えられる、正解は自分の中に
1 過去は変えられる
2 正解は自分の中に
注 -
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ネタバレキャリアとは足跡、仕事以外の家庭生活、余暇、病気や怪我なども轍を経験するもの。
スパーのキャリアレインボー。
仕事と子育ての両立する制度は法律があるから、だけではない。人材確保、定着のためでもある。
夢を叶えるには努力が必要、だが努力すれば夢が叶うわけではない。しかし、見通せるキャリアともいえる。
ノーベル賞の山中教授は紆余曲折あったキャリア形成。努力の跡が見通せる世界と、見通せない世界。
終身雇用、年功制、企業別労働組合。新卒一括採用(明治時代から始まった)
見通せた世界。
年功賃金カーブのモデル。日本は年功制がより強い。
工職混合組織=企業内労働組合
キャリア開発は、企業が主導してきた。
見通せないキャリアの時代の理由=経済のグローバル化、デジタル技術、VUCAの時代、長寿化=人生100年時代。
安定したキャリアの時代は仕事を選ぶことは適性や関心が大事だった。それが長く働けて能力の発揮に効果的だから。=適職を見つける、という観点。
安定を前提にできない時代は自らも変わり続ける=計画的偶発性理論。配置ガチャにあってもすぐに辞めずにチャレンジする。
メンバーシップ採用は人事権が採用側にある。中途採用ではこうならない。仕事、働き方の選択枝は個人にはない。
これからはキャリア自律が必要。自ら主体的に考えて行動する人材。
外国との比較=キャリア意識に関する国際比較、「ホワイトカラーの働き方や就労意識に関する国際比較調査(2023)」
キャリアデザインは意味が無いか。節目ではよく考える。それ以外は流されるもよし、という態度が必要。
セレンディピティ=セレンディップの3人の王子たち、の物語から。を楽しむ。
自分のパーパスを明確にしなくても内省によって自己を知ることができる。
エコーチェンバーに注意。
人生の節目で選択した連鎖がキャリアとなる。 -
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【読書その79】2004年に出版された東京大学教授の佐藤博樹教授による男性の育児休業についての著書。
本書では、なぜ男性が育児休業をとらないか、企業にとって子育てがマイナスになるのか、海外の男性の子育て支援策について紹介している。厚生労働省の委託を受けて実施された「男性の育児休業取得に関する研究」を端緒として出版されたものであり、具体的なデータも豊富であり、非常に勉強になる本。
本書の出版後、男性の育児休業をめぐる状況は大きく変化した。平成22年6月に育児・介護休業法が改正され、さらに男性の育児休業が促進される環境が整備された。最近ではイクメンプロジェクトなどにより、育児に参加する男性、イクメンに対するイメージがアップした。自分自身もイクメンを目指す男の一人である。今年4月に政府の発表では、男性の育児休業取得率は、前年度比1.25ポイント上昇の2.63%と倍増し、過去最高になった(2011年度雇用均等基本調査(厚労省))。
実は、自分自身、今年5月に子供が生まれ、育児休業を取るかどうか、仮に取る場合にはその時期をどうするかを考えている。そのヒントになるかと思って手に取った本。仮に取るとしても、妻の里帰り後の生活の精神的安定や、再就職への支援になるようなタイミングで取得できるようにしたいと考えている。自分の両親にも現在育児休業を考えていることを話をしてみたが、親の世代では、とにかく男性は仕事をして家族を養い、幼少期の育児は妻の仕事だという認識が強いようだ。でも、時代は変わってきている。本書にもあるように、男性の育児参加が社会を変えるのだと思う。 -
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岩波ブックレットNo.1100です
なかなか面白かったんですが、副題に「就活生や迷える社会人に!」とある通りいい歳したおっさんが読むものじゃなかったですねw
まぁ、しゃーない
岩波ブックレットの新刊は全部読むことにしてるのでね
で、なるほどー良いこと言うなーと思ったところをひとつ
「過去は変えられる」
起こった出来事はもちろん変えられないけど、視点を変えてポジティブに捉え直すことでキャリアに生かすこともできるんじゃね?って
あと、せっかくこういう本を読んだので、残りわずかではあるものの、自分のキャリアデザインってものについても考えてみましたよ、一応
ズバリ「現状維持!」
今の会社でのんびり定年まで勤めあげられたらいいな〜って
だってさー、小っ恥ずかしいので詳細はあれだけど、共働き且つやりくり上手な奥さんの貢献も凄まじいけど、一応それなりの住宅ローンを支払いつつ、娘を学校に通わせるに十分な収入がある状態で、年間500冊も本読めちゃうお勤めよ?
控え目に言って楽園ですわ
責任もほぼない平社員だし
そして仕事人としての能力も完全にピークは過ぎてるからね
周りに迷惑をかけないように成果の方も「現状維持」を目指します
これなかなか高い目標だと思うんよね
よーし明日からも頑張って現状維持するぜ!٩(๑`^´๑)۶