堀場雅夫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
賛否両論あるようですが
一部の内容をのぞいては、ほぼこれまでの自分が四苦八苦たどってきた道のりを あっさりと肯定してくれるような内容でした。
さすがに著者のように 簡単に人を切ったり、お誘いを断ることはできませんが(;´∀`)
「生き当たりバッタリの生き方をしろ」項目や
第3章のあなたの大事な人はどこにいる?の中の
1.本当の仲間はどうやってみつけるのか
2.ずっと続いていく人間関係とは?
3.必要な関係は求める前に与えられる
など、いままで12年間SOHOをやってきて、身に染みて感じとったことがそのまま書いてありました。
つまり私的には (これでいいのか?)と自問自答していたことにたい -
Posted by ブクログ
社内報の一部に掲載していたものを引用している内容。
ある文を抜粋すると、
勝負では「あと一打」、「あと一点」、「あと0.1%」と言うけれどそのためにみんな競争している。
千歩のうちの一歩の差は2倍、3倍の努力の積み重ねの結果。「惜しい、ほとんど一緒だった」というのは負けなのです。
一歩先んじるにはどうするか?
うまい手なんかはない。
やはり日頃の努力しかない。
と社長は言っています。
社長のような飛びぬけて力のある人でもこう言われるのだから僕もそうしていこう、と思いました。
また、あるレベルまでは行ける。そこからのせめぎ合いが大事だなと思いました。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ自分の考えを人前ではっきりさせろ 自分のことはけなさない 自分の内なる声に耳を傾けて来たか 問題を自分で解決する癖をつけろ 強気の失敗があっても、弱気の成功はない どうせなら徹底的に嫌われ者になれ 笑顔を持って明るく動け 今日一日をイメージする時間をつくろう 腹の立つ相手に心から頭を下げられる人になれ 人間はみな、自分でも信じられないほどの大きな潜在能力を持っている 役に立つ新鮮な情報は忙しい人にしか入ってこない 公私の別をしっかりすること、世界中どこに行っても通用する商品づくりをおこなうこと。この二つは、今日に堀場製作所の基礎になっている
-
Posted by ブクログ
痛快、の一言です。
仕事の関係で堀場製作所のことは知っていたのですが、創業社長のこの一冊はありがちなベンチャー経営者の成功談と違って、どこか突き抜けた感があります。
社長を退任した後に、第三者的に振り返りつつ書いたというのもあるのでしょうが、それを差し引いても著者の思い、温度が伝わってきます。
そして、製造業の経営者としてのマインド、考え方は作っているものの形や時代も違っても共通して思っていなければいけない点が多々。自分に置き換えて考えられることが数限りありません。
聞けば90歳近い現在もたまに出社し、会社で寿司を握って社員に振舞っているとか。パワフルな経営者って、老いないんですねぇ。 -
Posted by ブクログ
<本の紹介>
会社が元気になる仕事の極意。「おもしろおかしく」が社是。精一杯頑張っても仕事がおもしろくない時は、その会社と決別する時だ。とんでもない、そんなことできるはずがないと言われてもやり抜く人を求めたい。元祖学生ベンチャーが語る経営術、仕事論、人生論。
-----
この本はおもしろかった。
どんな社会人にも当てはまるような経営者が現場に求める本音、失敗から得られた教訓がたくさん書かれていて、非常に参考になる部分の多い本だと思います。
特に、新人~3年目くらいの人は読んでみてもいいんじゃないかなぁ。
いくつか、自分の参考になった箇所をあげてみます。
・できるようにならないのは「上司の -
Posted by ブクログ
元祖学生ベンチャーで、株式会社堀場製作所の創業者が著者。
周りに迷惑をかけない限りはわがままであることは良いことだ、と断言しています。
人によっては疑問を感じるかと思いますが、この本でいう「わがまま」=「自分の確固たる判断基準を貫くこと」だと思います。
モノづくりも経営も、良質な「わがまま」から生まれるとも書いています。
会社で自分の意見を言えない人、人の意見を聞こうとしない人に読んで頂きたいです。
また20代のうちは食わず嫌いせずに何でもやってみて、自分の出来ること、やりたいことを知れ!とありました。
ですので20代で社会に出る前の人にもオススメです!