中山千夏のレビュー一覧

  • 蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち

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    '50年代後半から'60年代にかけて、名子役として一世を風靡した中山千夏が、出演した舞台やラジオ、TVのことや、その共演者の話を、著者独特の語り口で著している。
    単なる思い出話というよりも、「蝶々とエンタツ」というタイトルが表しているとおり、戦後の日本の芸能史の一部分としても興味深く読める一冊となっている。
    お勧めです。

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    2014年03月04日
  • 蝶々にエノケン 私が出会った巨星たち

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    そのまんま戦後昭和史になっている。
    その現場にいたからこそ
    聴くことのできた
    そして
    書くことのできた
    興味深い逸話が満載。
    ずば抜けた記憶力と平易な言葉で
    ややこしい「戦後昭和」が見事に描かれている。

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    2013年01月18日
  • 芸能人の帽子 アナログTV時代のタレントと芸能記事

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    芸能人とは何だったか? 名子役出身でたちまち一世を風靡した中山千夏の「芸能人」時代。議員転身までの、疾風怒濤の60年後半~70年代を、自身が描かれた週刊誌・芸能誌をひもときつつ分析していく・・・作家になった著者が自身で分析、というのが興味深く、大作ながら面白く読み終えました♪

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    2016年01月11日
  • 主人公はきみだ

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    人権について。ライツと表記しているのは、そもそも人権という日本語が当てられた経緯や、本来の意味から丁度良い日本語がないので、そして、『権利』とはニュアンスが違うので『ライツ』としている。当然のように過ごしている事、昔は当たり前だった事、でも良く考えてみたらこうだよね?など、人としての存在を定義するのに、良いと思う。小学生が読んでもわかるように言葉を一つ一つ説明して、わかりやすい例えなども良い。
    皆んなに知っていて欲しい話。
    この本をかいつまんで、絵本にしてくれたら、読み聞かせしたいのになぁ。と思う。

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    2024年04月16日