長島昭久のレビュー一覧

  • 「活米」という流儀 外交・安全保障のリアリズム

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    中国の意図と長期的な戦略を読み、米国の特性を読んだ上で、日本がどういう方針で進むべきかを主張する。
    国際関係論を学び外交問題評議会を経て野田政権の首相補佐官、防衛副大臣として、どう国益を追求してきたかを知った。それを妨害した日本のマスコミの害に、改めて慄然とする。
    リアリストだから、最善の道を考えるのだが、大局を見る能力のない人々によってこの国は滅びの道を歩まされている気がしてならない。

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    2014年02月16日
  • 覚悟 - さらば民進党、真の保守を目指すために -

    Posted by ブクログ

    (2017/9/5)
    民主党、民進党の重鎮にして、アメリカ通、防衛通、
    都知事選、代表選への出馬を取りざたされながら果たせず、
    ついに民進党と袂を分かつことになった長島議員の
    渾身の著作。

    彼の政治信条がわかりやすく丁寧に書かれている。

    高校時代の同級生で、体育の授業の前は毎度相撲を取っていた長島の
    政治的な考えはメルマガ等である程度知っているつもりで、
    応援メールを送り返事をもらったこともあるのだが、
    この本を読んで根っこの部分を初めて知った。

    ニュースでも有名になったが、
    離党の最大の理由は「共産党との共闘はあり得ないこと」。
    しかしそれ以外に、
    党の今の反政府、何でも反対の姿勢はお

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    2024年09月04日
  • 覚悟 - さらば民進党、真の保守を目指すために -

    Posted by ブクログ

    地元立川の政治家ということで、興味を持って読んでみた1冊だったけど、政治の世界に自分がいないからなのか読む前の期待値からすると拍子抜けな感じでした。前書きが長い。「そもそも論」は個人的にはどうでもよく、そこでうまくいかなかったことへの自分の思いは一言でよかったかなと。何を問題ととらえていて、それに対しての今回のアプローチはこうだったがうまくいかなかった。そこは学べたから、次はどうしていく必要がある、活路が見えた、それをやりきるぞという覚悟が書いてあるのかと思ったらそうではなかった印象でした。あと、もっと表やグラフを入れて視覚的に伝えるように見せるのも必要では、と思いました。

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    2018年06月03日