田中ひかるのレビュー一覧

  • 生理用品の社会史

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     “アンネナプキン”、そういえば子どものころに聞いたことがあるなあと思い出しながら、「第三章 生理用品が変えた月経観ーアンネナプキンの登場」を読んだ。
     もともとは、発明家と企業の仲介の仕事をしていた坂井泰子さんが、寄せられた考案の中に生理用品があったことから、女性である自分が日本人に合った生理用品の商品化をした方が良いのではないかと考えて事業化を考えたことがきっかけだったそう。そして出資してくれる企業も何とか見つかり、新しい会社を立ち上げたとき、彼女は27歳。そして1961年にアンネナプキン発売。
     使用者の声を聞きつつ工夫を重ねるとともに、強力な宣伝活動や営業活動も相俟って、アンネ社は急成

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    2026年03月29日
  • 明治のナイチンゲール 大関和物語

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    強い女性たちが築いてくれた今の社会。私たちが当たり前に平和に暮らせていることは、本当に先人たちの努力があるからだと痛感する。だから歴史が大好き。

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    2026年01月25日
  • 生理用品の社会史

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    昔の女性は一生で50回しか月経がこなかったという話も、それはそれで色々思うところはあったが、生理中や出産予定の女性たちが追いやられたという「小屋」には言葉を失った。

    令和になっても、生理中の神社参拝は遠慮せよと言われるから根は深い。

    そうした月経禁忌が家父長制の導入と共に、宮中から全国へ広まったという説は興味深く読んだ。
    その後押しをしたという『血盆経』が中国で流行した時期は、考えてみれば纏足の大流行と重なっている。女性の身体を物化する風習は言うまでもなく家父長制とは切っても切れない関係にある。
    ただでさえ月経で定期的に血を流さねばならないのに、足まで血膿まみれ、その上、汚くて劣る存在だと

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    2023年05月31日
  • 生理用品の社会史

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    前半の生理用品の歴史〜中盤のアンネナプキンの話が面白かった。後半は布ナプキンや月経カップと言った知っている内容だったために少し失速した印象。
    全体としてよくまとまっていて勉強になった。

    生理になった日に親に言い出せなかった気持ちって何時までも覚えているもんだよね。
    男性も教養として読んでおくといいと思います。
    生理を快適に過ごせる今の時代で本当に良かったなと思いました。

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    2021年10月07日
  • 生理用品の社会史

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    他にない、と言う観点では超一流の本と言うべき。教養として知っておくべき内容かもしれない。ジェンダー論かと思いきや、普通のサクセスストーリーとしても読める。アンネナプキンがいかに画期的であったかが良くわかる。こういう知識はなぜか普通には入ってこないので。

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    2021年06月15日
  • 月経と犯罪

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    ・1980年代までロンブローゾ的女性観に基づいた犯罪論が支持されていたことに驚いた。エビデンス全くないやんけ
    ・「犯罪に限らず、゛性゛という先入観は、思考停止を招くものだ」
    ・伝統的な女性役割を内面化している女性ほど月経時の症状が重いと結論づけたカレン・ペイジの研究が気になった

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    2021年05月02日
  • 皇国の緋色4巻

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    ネタバレ

    最終巻。分厚っ。1巻からして厚みはあったけど、最終巻の分厚さ半端ない…^^ うーん、最後は駆け足で無理矢理詰め込んだ印象だった。紫京あれだけ煽っといて途中からそれどころではなくなったからか放置で中途半端だったし、千宥の方も同じく消化不良で終わった…。紫京は芳野がいたからなのかもしれないけど、千宥はあの状況でいきなり消えた虎銕をどう思ってるんだ…。でも、龍馬と同じく自分の悲惨な最期を知りながら歴史に沿う相楽には泣けた。かっこいい。かっこいいけど、「またいずれ来世で会おう」はいいとして、「その時は同じ時代を生き、死ぬまで一緒にいさせてくれ」って…w”死ぬまで”、てw思わずプロポーズなの?ってつっこ

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    2015年07月17日