田中ひかるのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
NHKの朝ドラの原案ということで読む。今のところ、朝ドラの方は見ていないが、他の方のレビューでは本とドラマでは結構違っているらしい。
小説というジャンルなのかもしれないが、わからないところを創作で補った限りなく史実に近い物語ということだ。
ドラマの関係か、二人のシングルマザーの物語、のようなあらすじが書いてあるが、あくまでタイトル通り、大関和(ちか)の伝記。
しかし、いつも感情的に行動する和に対して、冷静にそれを批判する雅(まさ)の存在は大きい。
全身全霊を傾ける看護を説く和に対し、それでは続く看護婦がいなくなると雅は諌めるのだ。
まるで、現代の働き方改革を先取りするよう。
また、雅が -
Posted by ブクログ
冲方丁最後のライトノベルと銘打って始まった「テスタメントシュピーゲル」から幾年か。原作とはいえ、再び冲方丁全開のファンタジーが読めるとは思いもいませんでした。
なんかもう、全部盛りって感じのファンタジー。主人公は女吸血鬼で婚約者を失っていて、その婚約者は大魔王の腹心で、大魔王亡き後に親友と世界の命運を賭けた戦いを繰り広げていてました、と云々カンヌン。恋人の帰りを待つ主人公が、彼の遺志を継いで戦い続けている、ということなんですが、まあ面白いです。
こういう舞台の物語が好きで育ってきたので、幾つになっても好きは好きです。
ヨーロッパの多神教と一神教の戦争みたいなことも絡んでくる世界設定で、どんだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ血契のアナスタシア
絵はいい。100点ではないが、構図とかもかっこいいの多い。
内容はファンタジーの世界観の専門用語が多いが、なんとなくの理解で読み進めていいか?
アナスタシア、今婚礼の儀をすると狙われるので指輪は渡せない。
必ず帰ると約束して、しばしの別れ。ドラクレシュティと。
アナスタシア、メガネをかけ、公務員生活。
公園のトイレに豚の頭部。鉄格子の印。
ファシストの『女は働かず家にいろ』という嫌がらせ。
ローザ、夫から暴力。
ミルチャ、オッドアイ。剣でローザを操る。
ミルチャ、仲間に。
アナスタシア、ローザを、取り返しに乗り込む。
風の精の指輪で相手を吹き飛ばす。
影 -
Posted by ブクログ
生理用品の発展を女性の社会進出という観点で見るのがすごく面白かった。
生理は昔、どの国でも不浄や穢れとみなされていた歴史がある。
それはやはり血=死や病気(感染症)を連想するものなので、医学が発達していなかった時代を考慮すると忌むべき対象になってしまうのはしょうがないのかな、とは思う。
ただ、それによって女性に対する差別、誤った処理方法の普及、女性の働きにくさに繋がり、ナプキンがなかった時代の女性たちは本当に辛い思いをしていたんだろうと察する。
アンネナプキンの登場から、すぐに他社製品が台頭しアンネ社は吸収合併されてしまったという事実に、これが資本主義社会かと少しモヤッとしてしまった。
で -
Posted by ブクログ
タブーとされがちな生理の歴史について。
太古から近代までの生理事情、月経不浄視の歴史、アンネナプキンの登場、今日の生理用品の4章立て。
どれも情報と考察盛りだくさんで読み応えがあった。
卑弥呼の時代にも紫式部の時代にもマリーアントワネットの時代にも生理はあったのよね…
その時代の史料がのこされているということが興味深い。
アンネナプキンの章が特に面白かったな。
特にマーケティング戦略。
巻末についてた広告資料集もよかった。めちゃめちゃお洒落やん。
あとやたら布ナプキン盲信勢を批判してた。いや確かにね。
やっと選べる時代になったんだから、自分がその時に使いたいと思うものを使えばよいの -
Posted by ブクログ
月に一度、1週間程度お世話になる生理用品、ドラッグストアやスーパーの店頭には山と積まれて選び放題だけど、そうなったのはごく最近の話。半世紀ほど前までは生理は忌むべきもので人前で話すものではなく、女性はこっそり脱脂綿や紙でなんとかしていた。それをどうどうと広告にうちだし、一気にナプキンの市場を開拓したアンネ社の苦闘とその後の展開を描く。
私の感覚では「アンネ」はすでにちょっと古臭い表現だったけど、月に一度のアレを憚ることなく語れるようにしたアンネ社の功績はすばらしいし、感謝の限りである。
最後の布ナプキンについての章は必要かな?と思うけど、忌むべきものとされていた生理を普通に語り、生理用品で快適 -
Posted by ブクログ
映画「ツキイチ!生理ちゃん」の原作の漫画の中にも、本書を取り上げた作品がある。
(生理用品の社会史 タブーから一大ビジネスへ ミネルヴァ書房 2013、本書は文庫化にあたって改題、改稿)
女性にとっては毎月のことで、面倒で、辛い。
でも、メーカーは本当に苦労してブルーデイのブルーを解消しようとしている。
音が小さいパッケージ、テキスタイルメーカーやキャラクターとのコラボなど、ソフト面はもちろん、昼用、夜用だけでなく、長さ、薄さ、量によって好きなものを選べる。
おかげで、大きなポーチを持ち歩かなくても、ポケットにしまって持っていくこともできるし、長時間席を立てなくても安心だ
(でも時々自分でつ