須川邦彦のレビュー一覧

  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    小笠原諸島は無人島(南島)が一部あって、そこに今は絶滅危惧種アホウドリが居たから、小笠原諸島思い出した。良作の実話だった。島ってなんで魅力的なんだろうね。

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    2025年04月10日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    音楽劇『無人島に生きる十六人』にものすごく感銘をうけたので原作を読んでみました。

    舞台では『生きる』『信じる』などのテーマで人間の心のうちにスポットが当たっていたのですが、原作はもちろんノンフィクションなので、淡々と事実が書かれていました。
    それでも、この明治時代の船乗りたちの男らしさやたくましさ、どんな状況下でも前向きに日々勉強して、希望を忘れずに過ごしていたことに感動しました。

    アザラシのお話のところも感動でしたし、何より、思ったよりも早く船を見つけて救助されたのが本当に良かったと思いました。

    そして、音楽劇の方は、少しフィクションも加えられていますが、こちらも大変すばらしく、原作も

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    2025年02月11日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    どんな困難も心持ち次第なんだな、と言うことと
    年長者は、その経験を持って若い人たちを励ますのが大事、そしてみんなをまとめるリーダーが大事、と言うことがよくわかった。
    今の会社のリーダー…ときたら…がっくり
    せめて自分は、部下に不満や弱音を吐くまい

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    2024年12月29日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    日本の先代の方々は素晴らしい。
    知恵と創造を働かせ、小さなかけらが集まって、大きな一つの塊となり、生き抜いていく様に心打たれました。
    他の動物たちと共存しながら生き抜いていく。
    アザラシを人間の友達かのように接する描写にグッときました。

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    2024年07月09日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    青空文庫で再読。
    小学生か中学生のときに読んだはず。
    大学の教授とウミガメの話をしていて、「ウミガメを食べる描写の本を最近読んだ」って言われて思い出したので記念に再読。

    語り口調で読み進めやすい。読書感想文向き!

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    2023年06月07日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    たんたんさんの感想を見て読みたくなった本

    無人島生活を送った16人のお話
    そして、実話⁉︎
    有名な物語とかじゃないの?ってのが一番の感想でした。

    調査船が座礁で有名なとこで同じ様に座礁してしまい
    無人島生活を余儀なくされる

    若者やお年寄り(実は、そんなにお年寄りでない)
    たちが助け合い支え合い生活する。
    夜の見張り番をしてるときに、海を見てたら悲しくなりあらぬ事考えてしまわないよう若者ではなく老人にさせたり
    運動や作業をして、常に体を動かす
    服を大事に取っておくため、裸の生活を送る
    亀の牧場を作り食事に困らないようにする
    塩を作る

    いろいろな工夫をして生活して無事に全員助け出されてよか

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    2023年01月11日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    one for all, all for one.
    みんなが、いつも気持ちよく過ごせるように気配ること。
    衣食住が足りて、礼節を保つ。とはいうけど、苦境のときこそ、高潔に、誇り高く生きる様が人間力だと感じた。

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    2022年11月10日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    明治の時代に本当にあった『十五少年漂流記』。実際に漂流したのは南方の漁場を調査するために船に乗り込んだ屈強な海の男たちであり、子どもではないのだが、並の大人なら恐らく船が難破した時点で死んでただろうし、無人島に漂着してからも10日を待たずに死んでただろうな、という、壮絶な生活が記されている。

    無人島に漂着してからの生活の工夫は最後まで緻密かつ深謀遠慮に満ちていて、明治時代という幕末から文明開化の激動の時代を潜り抜けた直後の逞しい人たちであったということを差し引いても、その忍耐力や統率力、集団で一致団結しての行動力には驚かされるばかり。頁を繰る手が止められず、250ページをあっという間に読み終

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    2022年11月05日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    太平洋で難破した龍睡丸、乗組員の奮闘を物語として綴るノンフィクションの一冊です。
    珊瑚礁の絶望的な孤島に漂着した日本男児16名は、故国への生還を前提とした無駄のない誇りある毎日を過ごします。
    その中で培われた規律や研究の大切さ、友の存在と生きることの素晴らしさを感じました。
    ウミガメやアザラシの家畜化にも感激しましたが、研究で印象深かったものは食塩の生成です。
    以下、引用します。
    「海綿の大きなのを集めて、海水をかけ、天日にかわかしては、また海水をかける。これを、いくどもくりかえして、しまいに海綿が、塩分のたいへんにこい汁をふくむようになったとき、その海綿からしぼり出した汁を煮つめたら、いいと

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    2022年07月30日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    子供(小4)に「面白かったよー」と勧められて、
    『親子のコミュニケーションに…一応読んどくか』程度の軽い気持ちで読み始めたんですが…とても面白かった。
    最後は涙が…笑

    普段ナショナリズム的な感情なんてゼロなんですが、
    十六人の規律や、伝馬船に乗り込んで助けを呼びに行くときにも服をちゃんと着たりと、かつての日本人って素晴らしいなと思った。

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    2022年04月26日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    日常、文明から離れて無人島で生き残ろうとする頼もしい16人。

    助け合いの大切さや人の逞しさ、
    文明を離れたからこその自然への敬服、
    美しさへの感嘆、
    生き物への共感、
    最後に船を見つけて甲板に乗り込む前に服を着る(その時の為にも裸で過ごす)など人間の人らしさも気高さも忘れない明治の海の男。
    どのシーンも良かった。

    何ヶ月も無人島で暮らしながらも人間関係が良好、むしろ思いやりと協力で生き抜く姿に感動。

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    2022年01月05日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    十五少年漂流記の日本人版といった趣きの本ですが、私はこちらの方が好きです。みんなで明るく前向きに困難に立ち向かう様が実にいい!
    気持ちを前向きにしてくれるステキな本です…オススメ!

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    2021年12月25日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    小説のカテゴリーとしたが、実話に基づく話。
    いまから100年以上も前に日本の帆船が太平洋で難破、無人島で十六人が生きのびた話。
    水がない、食べ物がない中で、なんとか飲み水をつくり、亀をとったり、魚を捕まえて生き延びる。
     十六人のうち体弱るものもいたものの、なんとか生き延びる。そして約4ヶ月後に日本の船に救助される。
    救助されるために、狼煙の準備や船をみつけるための物見櫓の設置など、万全の準備をしている。
     そして無人島でも勉強会を開いたり、色々な仕事を分担したりするなど規律があり、とても偉かったと思う。
    明治時代の人のエネルギーを感じる冒険譚であった。

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    2021年10月22日
  • 無人島に生きる十六人

    購入済み

    素晴らしい

    とても明治時代の話しとは思えず、現代の小説の様に読めます。読み始めたら一気に読んでしまいました。現在の日本人が失ってしまった日本人としてのプライドを、この主人公達に感じる事ができます。何度も読み返して読みたい本です。

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    2021年09月02日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    こちらは日本の船「流水丸」の乗組員たちが、太平洋上で座礁してしまい、無人島に流れ着いた16人の生存記を描いた作品です。

    この物語の面白いところは、絶望的な状況にありながらも、彼らが決して悲観しない点だと思いました。食料も水もない中で、16人が知恵を出し合い、海藻やカメなど、島にある資源を工夫して活用していく。その姿が本当にたくましく、人間の持つ「生きる力」を感じました。

    普通ならこういったサバイバル物語では、脱落者が出たり、絶望や対立がドラマとして描かれることが多いと思うのですが、この作品ではそういった悲観的な展開がほとんどありません。むしろ16人が互いに支え合い、希望をつなぎながら生き延

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    2025年11月04日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    サバイバルの経験が具体的に書かれているため、想像しやすい。不自由で厳しい環境の中、規律を守り協力しながら生き抜く様が活力に溢れていて面白かった。

    苦労があまりマイナスに書かれていないため、しんどい気持ちにならなくていいのが好き(

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    2025年10月22日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    120年ほど前にある日本の船が難破し、それに乗っていた船員がどのように生還したかを後からまとめた本。運よく珊瑚礁で作られた島に辿り着き、様々な苦労をしつつも偶然通りかかった船に救出されるまでが書かれる。当時の海の男の気風が押し出された海洋冒険譚的な内容になっているが、やはり現代とは少し考え方の違いも感じられた。

    難破した船から何とか物資を移動し、何とかやりくりして生活する辺りの内容が面白い。個人的には深く井戸を掘ると海水が出てしまうが、浅く穴を掘ると何とか飲める水が出るという辺りの話が印象に残った。
    無線が発達しておらず、200海里も設定されてない時期にはこんな漁をしていたのかと思った。

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    2025年04月27日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    明治時代の遭難漂流記。島の絵と簡単な海図があるのでどこにいたのか(特に遭難するまで)がわかりやすかった。殆ど何もない島で元いた船や近くの島で
    明治31年の暮れに東京を出港したものの、約1ヶ月後に釣りをしていたら錨が3つもなくなるトラブルでハワイ付近まで流されてしまう。ホノルルで修繕をし4月4日に出港して帰還するはずが5月20日に座礁してしまう。どうにか住めそうな場所に拠点を作り、9月3日に近くを通る船に救助されるまでの3ヶ月強生き抜いた16人。体調不良は出たものの大きな怪我や死者もなく全員が帰還できたのは本当に凄いと思う。島に住んでいたアザラシを手なづけていていざという時は食料にしようとしてい

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    2023年07月11日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    こんな実話があったんだなー。おじさんたち(青年もいるか)皆で力を合わせて創意工夫して愉快に過ごしていて、すばらしい。面白かった。当時の少年雑誌の連載のため、安心して子どもにも読ませられるかと。日本人の誇り、みたいなところに時代を感じるけど、それもまた。

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    2023年04月12日
  • 無人島に生きる十六人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    自然の厳しさと人間の団結の力強さ。1人ひとりの知識、経験を活かし、誰一人諦めずに懸命に生きていた。

    僕が幼いときは無人島で生活してみたいだなんて思ってたけど、ここまで厳しい生活はしたくないな笑

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    2022年08月28日