前作では中学生だった主人公の洋が、自転車に力を入れている高校に入学。
自転車漬けの毎日を送っているのだれけど、長いスランプに悩まされる。
主人公が完全無敵じゃない所がリアルでまた良い味を出している。
レースの話を期待して待っていたのだけれど、サラリとしか描いてなかったのが少し残念。
最後にガツンと持ってきて欲しいところです。
洋の父親、母親の事も気になるなぁ。
しかし、自転車に乗っている時の描写が素晴らしい。
物凄く気持ち良さそうで、力を出し切った後の心地よい疲労感を疑似体験出来ました。
ラスト一冊。期待しています!