【感想・ネタバレ】セカンドウィンド 2のレビュー

あらすじ

溝口洋、高校二年。加速する青春の日々!

中学三年の秋、「金剛ヶ峰自転車ロードレース」に参加した溝口洋。その好成績からスポーツ推薦で南雲学院高等部に進学、活躍を期待される自転車部の中心選手の一人となっていた。
しかし、二年に進級した洋の日常は、決して順調ではなかった。気の合った乗雲寮の同室者・浅月翠は英国へと旅立っていき、後釜の同室者には病弱で神経質な後藤恒弘がやってきた。そして洋の自転車部での日々にも静かに暗雲が垂れこめてきている。
それは中三の秋の「金剛ヶ峰自転車ロードレース」に端を発していた。現キャプテン・南雲真一と最後のゴール地点まで激戦を演じた洋。しかしそこで起きた出来事は、洋の心に決して癒えない傷となって刻み込まれてしまった。そんな洋の自転車部でのポジションは下がり、親友・田村岳との間も気まずくなっていく。そして幼なじみの多恵との間にも小さな間隙が開いてしまった。
悩み苦しみ抜いてペダルを踏み続ける洋。復活のきっかけは訪れるのか?
大河自転車小説第2弾、もがき苦しむ青春群像を描く高校生編。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

自転車ロードレース小説の第2巻。高校に進んだ洋がスランプに苦しみ、そこから脱していく姿がメインに描かれている。洋の苦悩が伝わってくるような内容だった。
この巻から登場するキャラクターも存在感があり読みごたえがあった。

0
2016年04月21日

Posted by ブクログ

高校の自転車部でロードレースに挑む少年の話。ピュアフル文庫から版元を変えて再版されたもの。

この巻では1とは異なり、すぐに分かるほどピュアフル版からの修正は見られなかった。

改めて読むと、最初に読んだ時に違和感を感じた主人公のスランプ状態から始まるストーリーも割とすんなり入ってきた。

なにより、直に発売される続編が楽しみ。

0
2011年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1巻最後の大会での活躍により実業団チームの出資する高校に入学し、自転車に打ち込むストーリー。
全体的には、1巻と同じく読ませてくれており楽しめるのだが、正直主人公の大きな才能を持っているのにうじうじしすぎていたり、自分はそんなに凄くないですよ感が強すぎて、
少し嫌味な男と受け取られかねない。
と言いつつも結構好きな本。

0
2016年11月11日

Posted by ブクログ

前作では中学生だった主人公の洋が、自転車に力を入れている高校に入学。
自転車漬けの毎日を送っているのだれけど、長いスランプに悩まされる。

主人公が完全無敵じゃない所がリアルでまた良い味を出している。

レースの話を期待して待っていたのだけれど、サラリとしか描いてなかったのが少し残念。
最後にガツンと持ってきて欲しいところです。
洋の父親、母親の事も気になるなぁ。

しかし、自転車に乗っている時の描写が素晴らしい。
物凄く気持ち良さそうで、力を出し切った後の心地よい疲労感を疑似体験出来ました。

ラスト一冊。期待しています!

0
2016年10月07日

Posted by ブクログ

もうすっかり「1」は忘れてしまっていたけれど、何の問題も感じない。すいすいと読めるし、飽きさせない。著者の筆力は確か。

が、ちょっと「ウジウジ期間」が長いよねー。はよう立ち直らんかい!とイライラした。

いま一番気になるのが恋の行方だったりする。ここだけはハッピーエンドにならないといけませんよ。

0
2016年07月03日

Posted by ブクログ

高校生編。
自転車が楽しくない。調子を崩し、補欠メンバーになった洋。
カナダからの留学生や、岳とのヒルクライムを経て、徐々に自転車に戻っていく。

自転車に乗りたくなりますね!無理だけど。
MTBは長く乗るには向かないとか、いろいろ知らない事が多い。

0
2010年09月23日

「小説」ランキング