西智弘のレビュー一覧

  • だから、もう眠らせてほしい

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    安楽死を願った二人の若き患者と過ごし、そして別れたある夏に何が起こったか――。オランダ、ベルギーを筆頭に世界中で議論が巻き上がっている「安楽死制度」。その実態とは。緩和ケア医が全身で患者と向き合い、懸命に言葉を交し合った「生命」の記録。
    私は仕事柄、がんに限らず筆者と同じように「死」と向かいあう。だけど診療科の関係で緩和ケアとはほぼ関わらないし、医者の中では遠いところにいる。正直安楽死制度は個人的に必要だと思っている。かといって自分が主治医でその選択権を委ねられたら困るだろうけれど。自分が患者だったらその選択肢がほしいと思うだけだ。だけど、筆者の安楽死をできるだけ減らしたいという思いを抱えなが

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    2021年01月30日
  • だから、もう眠らせてほしい

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    安楽死の是非を具体的な患者とのエピソードを元に著者の意見が書かれている。
    緩和ケアという選択肢と合法的な安楽死という制度を作るかどうか。

    耐え難い苦痛というものは誰観点なのか、身体的/精神的なのか、という安楽死や鎮静薬の投与基準とすることができるのか など新しく考えることが多かった。

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    2020年11月03日
  • だから、もう眠らせてほしい

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    ネタバレ

    一度読むだけでは腹に落ちなかった。
    まずは、所々に出てくる著者の所感について、理解できない。例えば「あぁまた失敗したなと思った」と書いてあっても、どう失敗だったのか飲み込めない。もちろん後に解説もない。
    主要登場人物2名の死についても、海を見ながら余韻を残す描写で終わる感じが、小説かよ!とツッコミを入れたくなる。そういうちょっとしたズレが蓄積していくのが、読みにくい。

    そして、主題の一つとも言える安楽死と緩和ケアの違いが、本を読んでますますわからなくなった。本では鎮静の適応があるかどうか、医療者で議論している。これは複数の医療者の納得が得られれば、際どい鎮静も行われるということだ。白か黒かの

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    2020年10月16日
  • だから、もう眠らせてほしい

    Posted by ブクログ

    奇しくも安楽死制度を求めて苦しんでいる方のニュースが流れてきた。難病で生きていることが辛いのに、死ぬことすら許されないと。
    わたしにはその正解はわからない。死にたいと願うことと、生きるのを終えたいと思うのは似て非なる気もするし。
    緩和ケア。安楽死。苦しみながらも生き抜くこと。死に方を求めてさまよっている人々に選択できる権利はないのかな?
    死に方について深く考えさせられる一冊。

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    2020年09月09日