西田陽子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
UIデザインをどのように作っていくかをプロジェクトマネジメント的な側面から説明されています。
デザインとはしばしば属人的なものですが、会社が提供するサービスのデザインはその過程が説明可能なものである必要があります。
私自身はシステムエンジニアですが、そうしたデザインの開発過程を理解できた点で本書は非常に良かったです。
開発だけでなくデザインには運用が必要というのも真新しい観点でした。確かに世の中のサービスは、周りの環境や時代の変化に合わせて少しずつデザインを変えているものばかりです。業務システムを作る立場ではあまりない視点でした。
また、プロトタイピングツールの存在を知れたのも良かったです。 -
Posted by ブクログ
借りたもの。
Webやアプリの表面的な“意匠”に留まらず、仕事で発生する”計画””設計”すべてのデザインについて、その手順を説明したもの。
特にPDCAサイクルには「はじめに計画ありき」による限界があり、臨機応変に“現場”合わせた対応が手薄になるという問題があること指摘。
それを補うために、OODA(「Observe(観察)」「Orient(仮説構築)」「Decide(意思決定)」「Act(実行)」)サイクルを用いて微調整してゆくことを提唱。
デザインとは(その言葉の意味通り)あらゆる計画設計を指すのだから、意匠という意味でのデザイナーだけの問題ではなく、チーム全体で考えることを再認識する(1