高橋博之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【※本稿はPodcast番組「地方経営者読白」の内容をもとに、AIによって生成した感想文です】
雨風太陽の代表である高橋博之さんの『関係人口』。同じ地域創生に関わる身として、非常に胸が熱くなる一冊でした。
特にハッとさせられたのは「休日を増やせ」という視点です。イタリアのバカンス文化に触れ、週末の1泊2日では関係人口は増えないと指摘する部分は、東京から地元を往復していた当時の自分を振り返っても深く頷けました。休日の分散化が地域の受け入れ側の助けになるという考察も極めてリアルです。
そして一番の驚きは巻末の「社会的財務諸表」。能登の復興支援など、社会へのコミットメントが結果的に企業価値に繋がっていくプロセスに震えました。資本項目に「高橋博之の無限のパッション」が組み込まれている点には、人間の熱量が持つ無限の可能性を感じずにはいられません。
彼と同じ手法は取れませんが、僕は僕の持ち場で戦い抜こうと強く背中を押されました。本の中身についてさらに温度感高く語っていますので、気になった方はぜひプロフィール欄のURLからPodcastを聴きに来てください! -
Posted by ブクログ
「関係人口」
恥ずかしながらこの言葉を知らなかった。
この新書が手元に届いた時も、何の本だか見当がつかなかった。
例によってラジオのpodcastで著者の話を聴いて興味を持って予約し、
その後忘れる、というパターン。
果たして読み始めて、その重要さにしびれた。
まず定義。
地域や、その地域の人々とさまざまな形でかかわる人々。
移住した人々を指す「定住人口」や、
観光に来た人々を指す「交流人口」とは異なり、
あくまで拠点は地域外に置きながら地域と継続的にかかわる。
地域づくりに必要不可欠な流動化人材として
地域活動の維持や地域経済の活性化、
内発的発展につながることが期待されている。
だそうだ。
「関係人口」という言葉の響きとはだいぶ違う、
ものすごく意義のある言葉だ。私はそう感じる。
石破内閣の地方創生第二期総合戦略でもこの「関係人口」が
取り上げられているということ。知らなかった、、、
「地方」については私も非常に関心を持っている。
私自身は東京生まれだが、両親は新潟の佐渡島生まれ。
父が大学から東京に出てきてそのまま居ついて私は生まれた、
典型的な東京二世ということになる。
今までその自覚はなかったが、、
最近マラソンで47都道府県制覇を目指し地方遠征をするようになって、
「地方」が身近になってきている。
開催地は福井だったり徳島だったり仙台だったり県庁所在地で大きい都市だが、
前泊はあえてその手前の鯖江、鳴門、福島県相馬郡の新地などの小都市にしている。
そこで地方の小都市の頑張りを見たり、寂れを見たり、感じるものがある。
・・・娘2人が成人して身軽になってできるようになった贅沢ではある。
マラソンといえば親の故郷の佐渡でも走った。
その寂れぶりは悲しいほどだった。何とかしたい、という思いがある。
父方の親戚は先日伯母が亡くなりひとりもいなくなった。
母方はひとり店を開いて頑張っていたが、コロナで店は閉じ、弁当だけを売っている。
何とかしたいと思う。
そういう思いがある中、あと1年半で定年を迎える。
そうなったら、さて、どうするか。
子育ても終わった今の家は大きすぎる。
都心の小さな家に住み替えて刺激を求めるか、
田舎で、妻のあこがれの薪ストーブのある暮らしをするか、、
でもその時収入はどうするか、年金だけで生きるのか?
まだまだ世の中の役に立てるという思いは強く、、、
なんて思っているところにこの新書に出会った。
関係人口。
選択肢になるのではないか。
妻の実家の群馬でも、私の両親の故郷の佐渡でも、
はたまたマラソンを通じて知り合った酒造会社の社長のいる富山県黒部でも、、、
行ったり来たりの移動の交通費を考えると佐渡ってどうなの?
と思ったりもするが、いずれにしてもこの関係人口、
考慮せずにはおれない。
これからの人生を考えるうえで重要な新書になった。
第一章 社会性と経済性を両立させるのはキレイゴトか?
第二章 関係人口の定義
第三章 能登半島地震の被災地に飛び込む
第四章 住民票を複数持てる社会を
第五章 関係人口を「見える化」せよ
第六章 都市と地方をかきまぜ続ける -
Posted by ブクログ
ネタバレとっても面白かったし、共感する部分が多くて一人唸った(笑)
対談形式なこともあり、サクサク読めた。
お金に色をつけるとかとても斬新で面白い!
お金と食というのが主な切り口なのだけれど、人生についての考えや問いも多く、深かった。いかにお金を主軸に判断を下しているかに気づいたし(無意識すぎてびっくり!)、小難しく考えすぎず感覚を大切に今を生きるって良いよなと心が軽くなった。
社会が多様化していく中で、お金という概念も多様化していくんだな〜と。個人レベルで新しいお金を作れるっていう考えがなかったけれど、可能なんだなーと思うと、自分にも何か生み出せそうな気がするというワクワク感が芽生えた。
まずは日々、もっと心の動くことするぞ〜! -
Posted by ブクログ
強く思うのは、大人として幸せな生き方をしなければならないなということ。そのために短絡的に楽だからと自分らしさに蓋をせず、1人1人が個性を発揮して生きる覚悟をもって選択肢を増やしていくことが必要と感じました。
・いまの社会システムは、稼ぐことを目的化しているが故に同質化、効率化、排除を求める傾向にある。価値に多様性がなく、戦後貧しくて食うのに精一杯だった時代をずっと引きずっている。
・今を手段化している。
↑これらは最近読んだビジネスの世界(山口周さん)や、人新世の資本論(斎藤幸平さん)にもつながることが書いてあった気がする
・都会はコントロールしやすいように作られていて、何でも思い通りになると思ってしまうのも無理はない
↑私も兼ねてから感じていて大共感!
・幸せとは人や自然と交わること -
Posted by ブクログ
ネタバレ高橋さんの人柄や人生と、食べる通信に込められてる思い、発行までの苦難や発行後の更なるビジョンがぎっしりの本。
食べる通信でやっているのは、「食べ物の裏側に隠れて見えなくたっていた生産者と消費者をつなぐこと」。それは結果として生産者の地位を向上させることにもなる。
まとめるって感じじゃないので、好きな一文・共感の一文メモ✏︎!
・物語を知ることで、食べるという行為に理解と感謝が生まれ、その分美味しく感じる
・食べ物の裏側には都市の消費者を感動させるドラマがある。生命を奪う生産者と、その奪った生命で自らの生命を維持させる消費者が、食べ物の裏側にある物語を通じて出会う
・命の循環の物語は、食べることは生きることを体感することであると消費者に気づかせる
・今の消費社会が失ってしまった生きる実感や繋がりは、「食」を通じて取り戻せる
・観客民主主義からの脱却。グランドに下りよう!
・高橋さんが惚れ込むのは、無農薬栽培、有機栽培ではなく、哲学やビジョン、想いなどを持っていて、ストーリーがある生産者。
・農漁業は、単に食べ物をつくる仕事ではなく、海や土などの自然と人をつなぎ、さらに都市と地方の命をつなぐ仕事
・経済的豊かさを追求しすぎたがゆえに見落とされてきた人と人、自然のつながりによる豊かな世界がかろうじてか残っているのが農家や漁師の世界
・食という漢字。生産者と消費者がバランスをうまく保ち、その時に初めてその中で良生活できる。
・消費者(生産者が育てた食べ物を"費やして消す"だけだったひと)から生活者(生産者か育てた食べ物を"活かして生きる"ひと)へ
・「食べ物とお金の関係という貧しい関係」から「食べる人とつくる人という豊かな関係」へ
・地産地消(地域で作られたものをその地域で消費する)から知産地消(知った人がつくり、お互いに知っている人が消費する関係