高橋博之のレビュー一覧

  • 関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~

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    著者が広めた言葉でもある「関係人口」を切り口に、東北、能登の震災復興での経験も通じて、二地域居住という解決策を展開。
    現場経験を通した理想論や熱意で終わるのではなく、税制の問題のようなシビアな部分にも切り込んでおり、全体を通して非常に説得力があり、共感できた。

    地方在住者としては二地域居住については他の論者の意見や見解についても掘り下げてみたいと思えた。

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    2025年10月15日
  • 関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~

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    「関係人口」
    恥ずかしながらこの言葉を知らなかった。
    この新書が手元に届いた時も、何の本だか見当がつかなかった。
    例によってラジオのpodcastで著者の話を聴いて興味を持って予約し、
    その後忘れる、というパターン。

    果たして読み始めて、その重要さにしびれた。
    まず定義。

    地域や、その地域の人々とさまざまな形でかかわる人々。
    移住した人々を指す「定住人口」や、
    観光に来た人々を指す「交流人口」とは異なり、
    あくまで拠点は地域外に置きながら地域と継続的にかかわる。
    地域づくりに必要不可欠な流動化人材として
    地域活動の維持や地域経済の活性化、
    内発的発展につながることが期待されている。

    だそ

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    2025年05月14日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    田舎で暮らすこと、幸せとは。
    豊かだけど幸せじゃない、に気づけるか。
    めんどくさいことは大切なこと。
    人や自然との関係性は予定調和でないからめんどくさい。けど、その間にこそ幸せがある。

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    2024年05月21日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    何か自分のこと言われているようで。
    自分も未来のために今を犠牲にしてるなぁと。
    今を生きないともったいない!

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    2022年06月14日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    ネタバレ

    とっても面白かったし、共感する部分が多くて一人唸った(笑)
    対談形式なこともあり、サクサク読めた。

    お金に色をつけるとかとても斬新で面白い!

    お金と食というのが主な切り口なのだけれど、人生についての考えや問いも多く、深かった。いかにお金を主軸に判断を下しているかに気づいたし(無意識すぎてびっくり!)、小難しく考えすぎず感覚を大切に今を生きるって良いよなと心が軽くなった。

    社会が多様化していく中で、お金という概念も多様化していくんだな〜と。個人レベルで新しいお金を作れるっていう考えがなかったけれど、可能なんだなーと思うと、自分にも何か生み出せそうな気がするというワクワク感が芽生えた。

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    2022年05月18日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    強く思うのは、大人として幸せな生き方をしなければならないなということ。そのために短絡的に楽だからと自分らしさに蓋をせず、1人1人が個性を発揮して生きる覚悟をもって選択肢を増やしていくことが必要と感じました。

    ・いまの社会システムは、稼ぐことを目的化しているが故に同質化、効率化、排除を求める傾向にある。価値に多様性がなく、戦後貧しくて食うのに精一杯だった時代をずっと引きずっている。
    ・今を手段化している。
    ↑これらは最近読んだビジネスの世界(山口周さん)や、人新世の資本論(斎藤幸平さん)にもつながることが書いてあった気がする

    ・都会はコントロールしやすいように作られていて、何でも思い通りにな

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    2021年02月17日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    今、お金が人と人を断ち切る(決済)機能になっているという言葉がとても心に響いた。お金や経済が人を繋ぐ、支え合う社会へ変わってほしい。仕事や買い物の選択の方法を根本的に見直したい。

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    2021年02月06日
  • 都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

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    食べる通信の仕掛人がその裏側や思いをまとめた一冊。単に地域おこしにとどまらず、これからの個人のあり方、日本のあり方、都会と田舎のあり方、等についても指針となる一冊。とても興味深かった。これからはストーリー、価値観、リアリティが大切になるということは覚えておきたい。

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    2020年07月15日
  • 共感資本社会を生きる―――共感が「お金」になる時代の新しい生き方

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    社会課題の本質→選択できないこと→多様性がある社会にしていく必要がある
    選択肢があること、選択できる環境や能力があることのどちらもが必要。
    →それぞれの個人やコミュニティが大切にしたい価値基準を大切にできる仕組みや社会ができた姿

    =【共感資本社会】

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    2020年01月09日
  • 都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

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    ☆☆☆2019年10月☆☆☆


    これからの日本の進むべき道を示す一冊だと思う。
    都市と地方が支えあいながら生きていくカギが「食」にあり。普段 口にするものがどこから来ているのか?安ければいいという発想を捨て、一つ一つの「食」を大切にすることで、日本は生きていけるのだと思った。

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    2019年10月14日
  • 都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

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    「食」に対して改めて考えさせられる本。

    現代の食の問題の背景には、日頃安いものを求めて消費し続けている私たち自身がいるのに、問題解決に対しては他人事。そんな日常を少しでも変えようと思えた。

    お互いにないものを補い合って支えあって都市と地方がつながってほしい。

    地方出身者と都市出身者で感じることが違うと思う。
    その感想の違いも面白いかも。

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    2019年04月06日
  • だから、ぼくは農家をスターにする 『食べる通信』の挑戦

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    ネタバレ

    高橋さんの人柄や人生と、食べる通信に込められてる思い、発行までの苦難や発行後の更なるビジョンがぎっしりの本。
    食べる通信でやっているのは、「食べ物の裏側に隠れて見えなくたっていた生産者と消費者をつなぐこと」。それは結果として生産者の地位を向上させることにもなる。

    まとめるって感じじゃないので、好きな一文・共感の一文メモ✏︎!
    ・物語を知ることで、食べるという行為に理解と感謝が生まれ、その分美味しく感じる
    ・食べ物の裏側には都市の消費者を感動させるドラマがある。生命を奪う生産者と、その奪った生命で自らの生命を維持させる消費者が、食べ物の裏側にある物語を通じて出会う
    ・命の循環の物語は、食べるこ

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    2019年02月15日
  • 都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

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    食という生活に必要不可欠なものに対して、いかに当事者ではなかったかということを痛感した。

    当事者として、生産者とともに食をつくることに取り組んでみる。

    人生を豊かにするヒントと地方が取り組む活性化のヒントがあったと思う

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    2018年08月27日
  • 都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

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    これはとても共感できた。ちょうど自分がもやっとしていたところに「食なおし」のコンセプトがすっと入ってきた。「食」や「地方」に興味のある人には、必読だろうね。俺も出来ることから参加してみようと思ったよ。

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    2017年06月08日
  • だから、ぼくは農家をスターにする 『食べる通信』の挑戦

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    食べる通信。なんて素敵なメディアだろうか。

    うちでも取ろうと思ってたら、既に定員1500人に達していて新規募集停止とな。

    でも、全国各地で「食べる通信」が立ち上がっているようで、どれか購読してみようと思案中。

    今後の取り組みも楽しみにしています。

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    2015年10月04日
  • だから、ぼくは農家をスターにする 『食べる通信』の挑戦

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    ”都市と地方をかき混ぜる”

    東北食べる通信という食材とその農家の情報が詰まった情報を一緒に届けるメディアが今面白い。

    今は都市と地方が分断され過ぎていて、野菜や魚を買うにも価格等でしか判断軸がない。だが、届く農産物が作られた背景、農家の生い立ちが分かれば、そう簡単に安いもの一辺倒を欲すということはなくなる。

    そして、気に入った農家を直接支援したり、収穫を手伝うなど徐々に両者の垣根が取れつつある。

    自分がしたかったのはこういうことだと再認識できた1冊であった。

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    2015年06月25日
  • 関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~

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     関係人口という概念は以前より知っていた。だが具体的にどのような取り組みがあるのか分からずにいたため本書を購入するに至った。
     地方を活かすにも人と人の内面的で自発的な動きが大切であることはもちろんであるが、地方を「小さい東京」にしようとした瞬間に、人は帰る場所を失う(ホームレス)になるといった指摘にドキッとさせられた。地方の活性化とは単純に経済力の強化に他ならないと考えていたためだ。
     本書には他にも著者の様々な経験に基づく新鮮な指摘が多く、驚かされることが多い。一方で、やや著名人の太いパイプを持つ自分、という記述も多く少し辟易としてしまった。
     とはいえ、それらを吹き飛ばすほどの情熱溢れる

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    2025年07月05日
  • 関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~

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    ☆☆☆2025年6月☆☆☆

    いつだったかは忘れたが『都市と地方をかきまぜる』という本をかつて読んで感銘を受けた。その本の著者である高橋氏の最新作。都市か地方か、という二者択一ではなく、「関係人口」という新たな概念を筆者は提唱する。
    「移住」というとハードルが高いが、継続してある地域と関係を持ち続けるというのであれば、納税や投票といった課題を抱えつつも、現代の都市と地方のもつ問題を解決する糸口がつかめるのでは?という話。
    そいいう意味では、僕はゆかりのある和歌山や鳥取を第二の居住地として登録したい。拠点は東京に置きつつも、和歌山や鳥取のためにできる事はしたいと思う。
    養老猛司氏は以前から「参勤

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    2025年07月03日
  • 関係人口~都市と地方を同時並行で生きる~

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    地方をどう保つかという観点は政治的に重要な問題だと思うが、性善説的な絆の物語の主張が政治に絡む過程自体には、奇しくも『庭の話』を読み終えたあとに本著を手に取ったこともあって、冷めた目というか理想はそうだけどもといった躊躇いもある。アクティブな経歴は目を見張る。

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    2025年06月21日
  • 都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

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    一次産業への当事者意識を持つことの重要性を認識した。
    人間は相手との関係性が見えて初めて共感力が生まれる。
    死があるからこそ生がリアリティをもつ。
    命の循環。リアリティを持って生きる。

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    2022年10月24日