古谷博和のレビュー一覧

  • 幽霊の脳科学

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    幽霊を見たという体験は、神経学的に説明できる場合もあることがわかります。著者は全てが神経学で説明できるとは言ってはおらず、人間の脳を調べれば調べるほど謎は生まれてくるものなので、ゴーストバスターズにはなれないし、なるつもりもないようです。
    人類の進化の過程で、いつから幻覚を見るようになったのかという考察もあり、興味深く拝見しました。幽霊を見やすい年齢とか、見やすい環境(寝入り端、レム睡眠)とか、なるほどなと思える解説があります。
    脳神経科の先生が著者の書籍です。

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    2025年11月16日
  • 幽霊の脳科学

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    ネタバレ

    幽霊を見る、金縛りなどの心霊体験を脳科学の分野で解釈できないかと試みた一冊。
    要はそれは夢だ幻視だと解釈してしまう話ではあるのだが、それがどういう脳疾患によって起こるのかというのを、医学に明るくなくても読めるように分かりやすく噛み砕いてくれている。
    それでいて、その解釈を押し付けてくる書き方をしてはいないので、そういう意味でも読みやすい。
    「脳科学で説明するならこうなるだろう」という提案なので。
    また、例え脳に疾患がなくても極度のストレスや深酒、睡眠不足でも起こりうるのだとなると、霊感がないと思っている自分でも体験しうるのだと説得力もあった。

    それでも科学的に解釈可能なのは、遠野物語の話を例にすると2/3らしく不思議な話は残るとのこと。
    今の科学も決して万能ではないのだ。
    この点からも、この本が心霊体験全てを否定しているわけではないことの証左になるだろう。

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    2025年11月02日
  • 幽霊の脳科学

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    民俗学者や小説家が採集したり経験したりした幽霊話を、神経内科学の知識を中心に動員して解明を試みる内容。第1章から第4章までで、著者が提唱する幻覚の四分類を学ぶことができる。エピローグでは地下鉄サリン事件を起こした教団の信者達には研究者や医師もいたのに、安易に超常現象を信じたのは科学者として稚拙であり、信じられないことが起きた時には既存の知識をフルに活用して仮説を立てることが大切だ、と述べられる。

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    2026年09月22日
  • 幽霊の脳科学

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    ネタバレ

    たいがいのことは脳機能の問題らしい。

    亡くなった母が、晩年小さい子が遊びに来てると言ったり(来てない)、家族が泊まりに来るからと客用の布団を敷いたり(そんな予定はなかった)、夜中に誰かが来ると怖がっていたことを思い出した。挙げ句、誰かが迎えに来るからと夜中に自立型の施設を抜け出して一晩中外で迎えを待っていたという……(そのせいで施設にいられなくなって特養の入所待ちになった) 「認知症」とひとくくりにして分かった気でいたけれど、もっと寄り添えたかもしれないと今にして思う。

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    2026年09月09日
  • 怪異の脳科学 幻聴からUFO、異世界まで

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  幻聴の世界
    第2章  UFOによる拉致体験
    第3章  異形のものに化ける、変わる
    第4章  気づいたら知らない場所に
    第5章  まだまだわからない他の階段

    <内容>
    もう元も子もない話だが、怪談の多くが想像でないなら、ここに書かれている分析が正しいモノもあるのではないか、とは思う。ただ実話系の怪談好きとしては、そのままにして欲しかったな…

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    2026年09月06日
  • 幽霊の脳科学

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    脳神経内科医である著者が
    「幽霊を見る」現象を
    科学的に考えるとしたら
    どんな原因がある?と教えてくれる。
    でも、すべて科学的に
    説明できるわけじゃないよ〜と
    余地を残しているのもいいね(^_^)

    夢遊病とか、幻視とかも絡んで
    「夢」と「現実」の境がなくなったとき
    その人の中では幽霊を見たことになったり
    神隠しにあったりすることも。
    確かに…金縛りの時、人が乗っかってる
    「夢」を見ることはあるな…。

    睡眠の質がキーポイントかな。
    上質な睡眠を心がけようと思います。

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    2026年08月10日
  • 幽霊の脳科学

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    「はじめに」で提示され、エピローグで著者の回答が書かれている「怪談についての考察」が、納得しかない。本書を読み進めて、根拠がふんだんに示されたあとだからこそ、なおさら。幽霊は寝入りばなに見る、幽霊を見る人は何度でも見る、幽霊には流行がある、幽霊は新しい乗り物が好き、など。なかでも後ろの2つは本質を突いているように思う。幽霊を知覚したあと、結局はすべて脳で処理しているわけだから、脳の側から騙しやすいというか。

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    2026年07月10日
  • 幽霊の脳科学

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    おばけが怖い人とかおばけを見たことがある人、読むといい
    でもこれに当てはまらない状況でおばけが出たらもっと怖くなるかも笑 謙虚に「3分の2は」て言ってるし
    幽霊なんて存在しない!ドン!みたいな本じゃなくて好感が持てる

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    2026年06月12日
  • 幽霊の脳科学

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    うーん……怪奇現象とか超常現象か脳の機能によるものだという可能性は分かった。でもどうなんだろう。分類した結果ではどれとも取れないってところもある…そうだな、内定要因だけでなく外的要因も鑑みてそれでもなお解明できないものを超常現象であると定義すればいいのかしら??

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    2026年05月18日
  • 幽霊の脳科学

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    幽霊というよりは幻視で見えているものが幽霊だと勘違いしている患者さんの話の解説や体験談の考察だったように思いました。

    とっても勉強にはなりましたし、例にあがる幽霊譚は楽しく読めました!

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    2026年03月23日
  • 幽霊の脳科学

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    幽霊を見るということを脳の現象として説明できるのは面白かったけれど、あくまで、例で取り上げたもの、それも一部のみ(なぜそれを見たのかに対しては説明不足)だったのでなんか物足りなさを感じた。あくまでもほんの一部の原因としてはあるのかなぁと思った。

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    2026年01月11日
  • 幽霊の脳科学

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    昔、怪談の心理学という本を読んだが、まあ内容はそう変わらないのだけど、認知心理学ではなく、脳の機能とその障害で何が起きるかという視点での説明。

    普通に興味深い。

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    2026年01月09日
  • 幽霊の脳科学

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    私は自分で幽霊が見える人だと思っていた。
    でも、それは脳の何らかの障害だと言うのならば、病院に行った方がいいかもしれない。
    でもやはり、何物でも証明できないって事もある気がするなー。
    科学的に証明されてしまうと面白くない!
    私は哲学の方が好きだ!
    なんて言ったら、元も子もないのだけど!笑

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    2025年11月16日
  • 幽霊の脳科学

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    昔から幽霊の話が好きなので、怪談や民話・伝説など、たくさん読んできました。もちろん、ホラー小説も大好きです。そんな私が出会った本が、これ。気にならないわけがない。
    著者は脳神経内科のお医者さんなので、きわめてまっとうな脳科学の本です。「幽霊が見える」という体験について、脳科学(脳神経内科)の方面から解説を試みた、おそらく本邦初の科学読み物と言えるでしょう。
    「幽霊を見た」という「証言」に関しては、皆さんご存じ小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「怪談」は言うに及ばず、水木しげる先生の体験談、柳田邦男の「遠野物語」、山の怪異を聞き書きした「山怪」から落語まで、東西様々な「事例」を、実際に著者が診察した患者さんの症例などと照らし合わせながら、大きく四つのパターンに分類しています。
    お医者さんの書かれた本ですが、けっして堅苦しくなく、すらすらと読みやすい本でした。人類はいつから幽霊を見るようになったのか、という疑問も、お医者さんならではだな、と思いました。
    私自身は、幽霊は「見た」経験はほとんどなく、あり得ない時間帯にありえない場所から声を聴いた、という経験などがあるくらいで、あとは、本書に出てくる金縛りの経験くらいでしょうか。金縛りは、昼寝をしているときによく合ったので、あれは「夢」だったのだろう、と考えていますし、本書を読んで納得しました。
    私はかねがね「幽霊を見る」という行為は、「霊が見える」というというより、脳が見せている映像だと思っていたので、裏付けが取れた感じです。最も、それだけで説明が付かないことも山のようにあることは承知しているので、そっちの方が面白いし、大好きなのはいうまでもありません。ただ、人間の脳の働きについては、まだまだ未知の世界が広がっている、幽霊からもアプローチができる、そんな示唆をしてくれている本でした。

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    2025年11月15日
  • 幽霊の脳科学

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    だいたい脳と精神の病で説明がつく。深夜のドライブの怪異譚が多いのは運転による催眠効果が故という話も面白い。
    そして、すべてがそういった理由ではなく、100%否定は出来ない現象もあるのだろるという態度が科学的で好ましい。

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    2025年10月30日