鈴置高史のレビュー一覧

  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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    日中韓米の関係を歴史と地政学の観点から紐解く。
    刻々と変化する情勢を踏まえ、冷静、的確に分析・解説されている。
    ところどころで挿入されている対談も理解を深めるのに有益。
    ややセンセーショナルな題名とは異なり(とはいえ内容は題名のとおりなのだが)、煽情的な部分は見られない。
    日本国民に幅広く読まれて欲しい。

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    2014年02月17日
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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    韓国という国が一体何を考えているのか?一体どういう国なのかをただ知りたいと思いこの本を手に取った。結果から言えば思っていた以上にたくさんの知識を得る事が出来て正直驚いている。また、今この時期にこの本を読んで本当に良かったと思う。
    はっきりとわかった事、それはどれほど日本が韓国を好きになろうが、今後ますます日本は韓国から(中国も含め)下に見られること。これから日本の地位は今以上に下がり続けるということ。
    んで、国際社会は再び地政学の時代に入ったということ。
    韓国は過去の歴史に遡り、中国に付き従うことを決めた。怖い中国の言いなりで生き残ることを選んだというわけだ。そんな馬鹿なとお思いでしょう。何故

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    2013年10月08日
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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    一読の価値あり。
    中国・韓国というと、感情論が先に立つ場合が多いが、本書は冷静客観的に近年の情勢について読み解いている。

    日本は島国で近隣諸国の目まぐるしい変化に疎くなりがちだが、昔の感覚で物事を判断すると足元をすくわれる。
    本書はそれに警鐘を鳴らしている。

    本書は日経ビジネスオンラインのコラムを元に加筆編集されたものです。
    内容はコラムと大体沿ってますが、まとめて読むとより分かり易い。

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    2013年05月01日
  • 韓国消滅(新潮新書)

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    先進国の中で自殺率がかなり高い。
    競争社会と学歴社会が激しすぎる。
    住宅価格が異常に高すぎる。結婚しづらい
    労働環境が過酷すぎる。
    女性に対する家事負担も大きい。
    韓国は生産年齢人口が減少中とのこと。

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    2025年04月22日
  • 韓国消滅(新潮新書)

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    15年に亘って半島深部について大勢に流されず、鋭く本質を突いた議論を展開してきた著者による最新論考。

    題名そのままではセンセーショナルだが、世界でも突出して低い出生率、30年を経て民主主義が退化し李朝時代を思わせる内紛が激化する国内状況においても現状を顧みず、米中どっちつかずのコウモリ外交を続ける彼の国に対する著者の危機意識の端的な表れだろう。

    あとがきにIMF危機なかりせばと書く著者の心情や如何に。

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    2025年03月31日
  • 韓国民主政治の自壊(新潮新書)

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    半島ウォッチャーによる直近の観察記録。

    著者の本にしては切れ味が物足りない感もあるが、尹政権発足直後の状況についてはよくまとまっている。

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    2022年10月31日
  • 「踏み絵」迫る米国 「逆切れ」する韓国

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    日経ビジネスの例の連載の過去分のまとめ
    時期としては朴槿恵元大統領の任期前半にあたる。

    膨大な朝鮮半島関連のニュースを羅列したものではなく、米韓の要人を中心にポイントとなる言動をおさえて「なぜそうした発言をしたのか」「この行動の意図は何か」をきれいに解説していく。

    すこし前の出来事をリアルタイムに捉えた記事のまとめなので、読む前は古さを心配していたが、当時も(今も)わかりにくかった朴槿恵時代の朝鮮半島情勢がわかりやすくまとめられていて、その後の経緯も踏まえて振り返ることができた。あと、このころの著者はかなり韓国の新聞について批判的だったのがよくわかった。

    で現在の2019年。鈴置氏は今ま

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    2019年06月02日
  • 「踏み絵」迫る米国 「逆切れ」する韓国

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    書かれていることは説得力があるのだが、その論拠が弱いというか、自分の主張にあう人だけを選んでそれを根拠とするのは少々乱暴。その上、実名が出ていなかったりと、どうも記事としてもの信頼性も今一つ。日韓関係が、特に韓国の感情が悪いのは分かるが、同じことを何度も書かれているのは少々冗長。そういうマイナス部分を差し引いたとしても、日韓問題の背景の一端を知ることができて良かった。

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    2015年06月21日
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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    これを読むことで、反日と親中と大きく舵をきった韓国政権と、中国と袂を分かれようとする北朝鮮の立場が理解できました。大国と隣接する国家の厳しい選択がわかりますが、もうちょっと日本に対しては大人の対応をお願いしたいのですが。

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    2014年02月06日
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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    最近の日中韓の動きが、
    うまくまとめられていたと思う。

    知らなかった韓国の事情も分かって良かった。

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    2014年01月15日
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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    タイトルから日本と韓国の対中国論かと思っていたが、実際は韓国の国としての成り立ちや考え方などがほとんどの内容であった。特に韓国の国民感情については新鮮な内容であった。また、中国の外交政策が韓国とのやり取りでよくわかるものであった。一言、我がのことだけを考える外交であるが。こんな国が世界の覇権を持てるわけがない。高齢化や経済のサイクル等考えると中国も国力が落ちていくだろうが、それまでにどう付き合っていくかが問題である。大丈夫?日本。隣国である韓国(北朝鮮含む)や中国とどう向き合い付き合っていくのか政府だけでなく国民も真剣に考えていかないといけないことをあらためて考えさせられる本でした。これからは

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    2013年08月25日
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国

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    中国側につくのか、米国側につくのか、選択を迫られている韓国の状況を分かりやすく書いた本。

    歴史的にずっと中国の従国だった韓国にとって、中国の存在は、日本にとってのそれと比べ物にならないくらい強大なものなのだと感じた。

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    2013年03月09日