鈴置高史のレビュー一覧

  • 米韓同盟消滅(新潮新書)
    朝鮮半島の行く末について。

    日経ビジネスの記事をまとめたような内容かと思ったが、半島の歴史も含めて丁寧に解説してあり、とても勉強になりました。

    なぜ米韓同盟が破棄される必要があるのか、という理由についても歴史的な背景も含めて語られていて、日経ビジネスの連載も含めて読めば、もう破棄される以外の選択...続きを読む
  • 孤立する韓国、「核武装」に走る
    そういえば、一時、妙に核武装関係の主張が朝鮮日報やらにあったよなあと思い出したが、そんなに根深い問題だったのかと<韓国の核武装主張

    でも、良くも悪くも韓国政界はそれどころじゃ無くなっちゃったよなあ(大統領の任期中の辞任からの大統領選挙になるんだろうか?
  • 米中抗争の「捨て駒」にされる韓国
    この本はずーっとシリーズなのね。何冊か読んだけど。主旨と展開が一貫していて判りやすい。判りやすいだけでなく、間違いではないのだろう。
    物事を理解するには、枠組みの理解が必要だってよく判る。これは、韓国を語る本だからしょうがないが、日本はどうすればいいんだろう。
    官僚とか政治家の質が、マスコミの質がク...続きを読む
  • 米中抗争の「捨て駒」にされる韓国
    米中の間でコウモリ外交を繰り返した韓国だが、北朝鮮の取扱いを巡り利害が略一致した米中が頭越しに協調し始めたことで、行き場を失った。

    中国に摺り寄りたいが、米国の怒りも怖い。

    どうする韓国?
  • 「中国の尻馬」にしがみつく韓国
    相変わらず東アジアの現状を明晰に解き明かしてくれる。

    リアルタイムで起こっていることなのに、なにか国際謀略小説でも読んでいる気になってくる。
  • 「独り相撲」で転げ落ちた韓国
    この人の主張は、一貫している。判りやすいし、理解する一つの軸にもなる。
    今まさに、一つの問題解決について動き出しているところであるが、少々心配になるところではある。
  • 「独り相撲」で転げ落ちた韓国
    押しも押されもしない第一線の韓国ウオッチャーである著者によるシリーズ6冊目。

    いよいよ離米親中の度合いを強める韓国朴槿恵政権。

    度を越える反日・卑日の押し売りに韓国疲れをおこす欧米。
    相次ぐ日米首脳会談、日中首脳会談についに韓国国内世論も韓国孤立論、朴大統領無能論を持ち出す。

    その後も中国習政...続きを読む
  • 「三面楚歌」にようやく気づいた韓国
    二面外交の限界。
    見えてくる中国のしたたかさ、韓国の異常さ、日本の無策。
    何読んでもどう読んでも、どれを読んでも最後は空恐ろしい。
  • 「三面楚歌」にようやく気づいた韓国
    中国にすり寄る韓国に米国は怒り心頭に発し、米韓同盟が揺らぎ出した。米中双方から「どっちに着くのか」と迫られ、韓国の親米派と親中派とで国論分裂が起きている。この状況は、約120年前、宗主国清、台頭する日本、極東で軍事力を強化するロシアのうち、どの強国に保護してもらうかで国内対立が起き、外交が迷走した朝...続きを読む
  • 「三面楚歌」にようやく気づいた韓国
    日中韓情勢を理解するための、標準的書籍。
    都度新刊が出るので、なお都合が良い。

    困ったちゃんの朴槿恵政権下の韓国は、もはや中国の属国に向けて一直線か。
  • 中国という蟻地獄に落ちた韓国
    朴韓国大統領による日本叩き、韓米中協商--米中間を泳ぎ渡る手法--は以下のような構図だ。

    1)米国との関係は維持しつつ、中国の懐に飛び込む。
    2)米中両大国を後ろ盾に、北朝鮮と日本を封じ込める。
    3)日本の右傾化や戦犯国としての反省の無さを
      世界で言い募る。

    実は(3)がミソなのだ。以下の...続きを読む
  • 「踏み絵」迫る米国 「逆切れ」する韓国
    好きな米国と、怖い中国の間に挟まれた韓国の二股外交。
    そう言う視点での分析。
    なるほど。
    ただ、反日が離米の為の隠れ蓑的に書いてあるのがちょっと感覚に合わない気がする。そう言う計算ではないのではないかな。
    いずれにしろ、この先のことを考えると、暗澹となる。
  • 「踏み絵」迫る米国 「逆切れ」する韓国
    恐らく今東アジア情勢を最も的確に言い当てている著者による連作の第3弾。

    日々情勢が動いており、常に最新刊に触れる必要があるが、既刊を読み返してもその目線の確かさに驚かされる。
  • 中国という蟻地獄に落ちた韓国
    日米中韓の今現在の関係を明快に解剖してくれる良書。

    状況は時々刻々と変わるので、常に最新刊を追う必要あり。
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国
    日中韓米の関係を歴史と地政学の観点から紐解く。
    刻々と変化する情勢を踏まえ、冷静、的確に分析・解説されている。
    ところどころで挿入されている対談も理解を深めるのに有益。
    ややセンセーショナルな題名とは異なり(とはいえ内容は題名のとおりなのだが)、煽情的な部分は見られない。
    日本国民に幅広く読まれて欲...続きを読む
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国
    韓国という国が一体何を考えているのか?一体どういう国なのかをただ知りたいと思いこの本を手に取った。結果から言えば思っていた以上にたくさんの知識を得る事が出来て正直驚いている。また、今この時期にこの本を読んで本当に良かったと思う。
    はっきりとわかった事、それはどれほど日本が韓国を好きになろうが、今後ま...続きを読む
  • 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国
    一読の価値あり。
    中国・韓国というと、感情論が先に立つ場合が多いが、本書は冷静客観的に近年の情勢について読み解いている。

    日本は島国で近隣諸国の目まぐるしい変化に疎くなりがちだが、昔の感覚で物事を判断すると足元をすくわれる。
    本書はそれに警鐘を鳴らしている。

    本書は日経ビジネスオンラインのコラム...続きを読む
  • 韓国民主政治の自壊(新潮新書)
    半島ウォッチャーによる直近の観察記録。

    著者の本にしては切れ味が物足りない感もあるが、尹政権発足直後の状況についてはよくまとまっている。
  • 「踏み絵」迫る米国 「逆切れ」する韓国
    日経ビジネスの例の連載の過去分のまとめ
    時期としては朴槿恵元大統領の任期前半にあたる。

    膨大な朝鮮半島関連のニュースを羅列したものではなく、米韓の要人を中心にポイントとなる言動をおさえて「なぜそうした発言をしたのか」「この行動の意図は何か」をきれいに解説していく。

    すこし前の出来事をリアルタイム...続きを読む
  • 「踏み絵」迫る米国 「逆切れ」する韓国
    書かれていることは説得力があるのだが、その論拠が弱いというか、自分の主張にあう人だけを選んでそれを根拠とするのは少々乱暴。その上、実名が出ていなかったりと、どうも記事としてもの信頼性も今一つ。日韓関係が、特に韓国の感情が悪いのは分かるが、同じことを何度も書かれているのは少々冗長。そういうマイナス部分...続きを読む