鈴置高史のレビュー一覧
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ショッキングなタイトル。
日経新聞の韓国ソウル特派員が書いた。
まずは出生率。1ない。日本の比ではない。
韓国は若者の自殺が多いことで有名。よく俳優も自殺する。
「生きづらさ」があるという。受験の厳しさ、儒教の影響、、
日本は儒教だけでなく仏教など八百万の神だからなんとかなってるとか。
この辺から話は展開して、反日、「卑日」、さらに米中との関係になっていく。
韓国は大統領が変わるごとに、この外交のスタンスが変わるという。
ひとり前は反米親北。今は親米反北。
あ、今といっても、まさに今日6月3日は大統領選。これでまたどうなるか。
こういう不安定さが国際上の韓国の立場を悪くしていると。
韓国、 -
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救いなき国
一読してあらためて思ったのは、韓国と言う国が如何に救いようのない国かと言うことだ。
世界には様々な国があり、それぞれが欠点を持っているが、韓国はその中でも特異な存在だ。
特に酷いのが「嘘で相手を貶める」事に躊躇がないことだ。
この性質は当然外交にも及び、特に日本に対して発揮される。
韓国と言う国は、簡単に言えばクレーマー国家であり、常に自分を被害者ポジションに置いて相手に某かを要求する。
この本はそんな韓国の実態を、過去の事実から裏づけて紹介したものと言える。
同時に、韓国の不当な要求に毅然と対応してこなかった日本への警告でもある。 -
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基本的価値を共有できなくなった
著者は絶望的な劣等感や虚飾、虚栄心があの国をイカレさせているという事を数々の事例で紹介している。例えばあの国は民主主義を渇望したのではなく民主主義国家という称号が欲しかっただけだと分析している。朝鮮戦争で他国に助けてもらったのにウクライナよりも自国の経済損失を心配している。日本も米国も最早あの国を基本的価値を共有できなくなった国とみなし始めていると著者は説く。
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Posted by ブクログ
米韓同盟消滅、すでに進んでいる。つか米国からというか、「西欧」文明におれない国だという判定はすでに下っている。
それより、面白かったのが「卑日」。既に反日ではない。
いろんな人の論説読んでそうは思っていたけど、以前はまだ反日だったと。
そうだよな、きっとそれがキーワード、と感じていた、中二病。
言っちゃったか。
以前の反日は、幼児の反抗期だった。
今はもう、中二病の疾風怒濤の全能感の幻想に裏付けられた、第二成長期の反抗期。それが、卑日。
日本は、少なくとも、外交に当たってる人たちはそれが判ってない。
なんか、哀しくなってくる。
多分、この本も嫌韓のヘイト本だと判定されそうな感じも、さみし -
Posted by ブクログ
中国にすり寄る韓国に米国は怒り心頭に発し、米韓同盟が揺らぎ出した。米中双方から「どっちに着くのか」と迫られ、韓国の親米派と親中派とで国論分裂が起きている。この状況は、約120年前、宗主国清、台頭する日本、極東で軍事力を強化するロシアのうち、どの強国に保護してもらうかで国内対立が起き、外交が迷走した朝鮮朝と二重写しだ。前著「蟻地獄に落ちた・・・」に続く快作。著者は今後のシナリオとして3つを上げる
①米韓同盟が続く
②米韓同盟破棄+南北中立化(朝鮮半島非核化)
③韓国が核武装
産経新聞の前ソウル支局長を起訴し、出国禁止処分にした韓国は、「言論弾圧国家」であり法治国家でないことを世界にさらしてしま -
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ネタバレ朴韓国大統領による日本叩き、韓米中協商--米中間を泳ぎ渡る手法--は以下のような構図だ。
1)米国との関係は維持しつつ、中国の懐に飛び込む。
2)米中両大国を後ろ盾に、北朝鮮と日本を封じ込める。
3)日本の右傾化や戦犯国としての反省の無さを
世界で言い募る。
実は(3)がミソなのだ。以下の効果により(1)と(2)を下支えすると韓国は考えているからだ。
・国際社会での日本の格を落とし、代わりに韓国が
その位置を占める。すると米国に対する韓国の
発言力が増す。
・「従中」を米国に悟られないようにできる。日韓
軍事協定締結など中国包囲網に加わるよう
米国から求められたら「そうし