森本達雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1930年、「塩の行進」で目的地に到着したときには、ガンディーに従う群衆は数千人の非暴力の集団にふくれあがっていたという。危機感を抱いた政府に逮捕され、ヤラヴァーダー中央刑務所に収監されたガンディーは、アーシュラム(修道場)の同志、門人たちに宛て毎週火曜日の朝に、定期的に戒律の1つ1つをテーマとした書簡を送りつづけた。これは、その16通もの書簡を収めた内容の本である。
巻末の訳者解説「ガンディー思想の源流を訪ねて」には、幼少期からイギリス留学時代、そしていかにして非暴力の道を模索していったのか?後年、ガンディーの重要な政治上の信念の一つとなった
原点など、興味深いエピソードが散りばめられている。評伝としても読めると思う。
手紙の1つ「不盗」には、こんな箇所がある。
「たとい所有者の承諾があったとしても、ほんとうにそれが必要でなければ、他人からなにかを受け取るのは盗みです。」
私のような凡人には、到底理解できないねぇ(笑)人からタダで上げるよって言われれば、戴きますって、貰っちゃうもの!これって窃盗だってさ~(@_@;)トホホ
そんな訳で深く考えさせられる読後感。 -
Posted by ブクログ
NHKの100分で名著を見て、読んだ。
見てからで良かった。
結構、極論に走っていて、共感ができなかった。
他人のために奉仕せよ感が強くて、おいしいものを食べてもだめ、妻や恋人と愛し合うこともダメ、家族に執着しすぎるのもダメとダメダメ尽くしで、これではガンジーが自ら言う「人生は面白みのない退屈なもの」となってしまう。
そもそも、ガンジーの主張を守っていたら、子供は生まれず人類は絶滅してしまう。
あらゆる宗教に対しては、お互いに認めあおうと言っているが、恐らく無宗教には反対。
でも、ガンジーが主張する通りの生活を送っている方が、私なら人生の空しさを感じて、何かすがる物が欲しくて、宗教に走ってしまうと思う。
個人的には仏教の教えに一番共感を感じているが、人生が毎日楽しくてしょうがない時は、私には宗教など必要はなかった。それでも、自分が満たされていると、小さなことでは腹も立たず、人を受け入れられる範囲が広がり、全く関係ない人の幸福も願えていた。
なので、個人的には、宗教という心の支えがなくても生きていけるほど幸せな状態であってもいいのではないかと思う。それに、そこまでのストイックな生活。体が神からの借り物なら、折角与えられた生(ガンジー的には生きると云う行為は、解脱できないという残念な状態のようですが)を楽しくなく無駄に費やすのも、ある意味罰あたりではないのかと思ってしまった。