波多野裕造のレビュー一覧
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元大使でその前は記者だった著者だからこそ書けたのでは。記述は詳細を極めており、よくここまで調べて、この分量に収めたものだ。
なんと難しい状況を背負った国だろうか。
個人的にはイギリスの首相がグラッドストンになったあたりから、俄然面白く読めた。Posted by ブクログ -
駐アイルランド大使を務めた経験もある著者によるアイルランド通史。
アイルランドの起源から1990年代まで、一冊によくまとまっている。
島国として、グレートブリテン島とヨーロッパ大陸(北はスカンディナヴィア、南はスペイン、フランス等)の影響を不断に受け続けてきた歴史であった。
また、ヘンリー8世によ...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
アイルランドは人口僅か350万余の小国ながら現在、世界各地に住むアイルランド系の人々は七千万を超すといわれる。
現大統領メアリー・ロビンソン女史は就任演説で「七千万同胞の代表として」と抱負を語った。
紀元前数世紀いらいの古いケルト文化と伝統を継承するこの国は、いま統合ヨーロッパの息吹の...続きを読むPosted by ブクログ -
アイルランドの歴史が新書サイズで読めるありがたい書籍。ケルト住民が移住してきた古代から現代に至るまでの歴史が書かれている。しかし、本土以外の従事した戦闘に関してはスルーされているので他国での戦闘はその地域の国の歴史書で補完したほうがいいだろう。英国側として参加したはずのアメリカ革命は単語が出てきただ...続きを読むPosted by ブクログ
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ちょっとした読みものとして十分合格点に達してます。
ケルトは謎めいた魅力的ですなぁ、アイルランドでビール飲みたくなってきた。夢のまた夢ですが。Posted by ブクログ -
ミュージカル『ビューティフル・ゲーム』を観た時に、アイルランドの社会的事情をまったく知らなくて、同じ国の中で宗教対立がある意味がぜーんぜんわからなくて、気になってたので簡単に説明してくれそうな本を…ということで読んでみた。
アイルランドに北と南があるのも意味不明だったんですよね。
世界史自体に疎い...続きを読むPosted by ブクログ