中牧弘允のレビュー一覧

  • 一年に一度しか会えない日本の「来訪神」図鑑

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    日本全国の奇祭に実際に足を運び、北は秋田のナマハゲから、南は八重山諸島のミルク(弥勒)まで、地元の人々が演じるさまざまな「神さま」を写実的だけれどユーモラスなイラストで解説した異色の本。
    すべてのページは著者の旅の記録ともいえる。読み飛ばしには向かず、数ページずつ堪能して読む本。本棚の片隅においておいて、時々眺めたくなるマニアックだけど良書。好きな人にはピシャリとハマるだろうけれど、万人受けはしないかも。

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    2024年08月04日
  • 一年に一度しか会えない日本の「来訪神」図鑑

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    年1回現れて幸をもたらす来訪神を収集した図鑑。全国各地の特異な神々を知る事が出来ます。私も一部地域の話を聞いた事がありますが同じ指摘があって驚き。著者が津々浦々調べ尽くした労作といえます。巻末の参考文献も非常に興味深いです。民俗学、奇祭が好きな方はぜひ。

    来訪神紹介の最後にアカマタ・クロマタ・シロマタという謎だらけの神さまが載っており「どこかで見た事あるな?」と思い所蔵本を調べたら出てきました。『季刊 自然と文化No.26/特集:草荘神 豊穣をもたらす来訪神』に掲載。イラストは良く特徴を捉えている事が分かります。見た目が結構怖いですね。

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    2024年04月07日
  • 一年に一度しか会えない日本の「来訪神」図鑑

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     来訪神という不思議な風習を集めた本です。なまはげや、獅子舞等の有名なものからまったく知らない無名なものまで色々。地域の文化等を感じられてとても楽しく感じられました。

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    2024年04月19日
  • 一年に一度しか会えない日本の「来訪神」図鑑

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    日本国内には、年に一度、数年に一度、年に数度、
    或いは未公開の、出会いが難しい来訪神が数多居る。
    それぞれの地域ならではの、個性豊かなその存在を紹介する。
    ・はじめに ・全国来訪神登場マップ ・この本について
    ・本書の利用法/現地に出かける際の注意点→これ大事です!
    北海道・東北地方の来訪神・・・猿田彦・ヤマハゲ・加勢鳥など。
    関東地方の来訪神・・・ボウボウサマ・マダラ鬼神・龍神など。
    中部地方の来訪神・・・アマメハギ・百足獅子・田の神さまなど。
    近畿地方の来訪神・・・摩多羅神・天狗・鬼など。
    中国・四国地方の来訪神・・・トイトイ・ベチャ・牛鬼など。
    九州・沖縄地方の来訪神・・・ボゼ・ミルク・

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    2024年04月14日
  • カレンダーから世界を見る

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    特に昔のカレンダーやら世界中のカレンダーやらの写真が見ていて面白かったです。
    コラムも良かったし。
    インドネシアの様々な暦が書いているカレンダーが一番気になりました。

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    2012年10月05日
  • カレンダーから世界を見る

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    日本で暦といえば旧暦くらいしか思いつかない。メジャーなグレゴリオ暦だけでなくユリウス暦もしぶとく残り、イスラム暦、イラン暦と机上の学問ではなく、生活に密着したカレンダーから読み解くのがユニーク。収集家という人もう、はそれだけで尊敬。

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    2009年10月04日
  • 一年に一度しか会えない日本の「来訪神」図鑑

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    #2024年に読んだ本 49冊目
    #9月に読んだ本 2冊目

    イラスト満載でゆるい雰囲気なのは
    その後のゆるキャラにも通ずるものを感じる

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    2024年09月04日
  • カレンダーから世界を見る

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    表紙に平成21年夏休み課題図書、
    のシールが貼ってありました。
    何年生対象が不明だけど、難し過ぎない?

    旧正月区切りはよく聞くけど、
    春分の日スタートの暦があるのは初めて知った。
    正月、旧正月、春分の日、新学期、
    欧米の学校は9月始まり、
    いつからだって始められる。

    個人的にはイースターが好きです。
    春分の日の後の最初の満月の後の日曜日。
    月と太陽の動きで変わってくる祝日なんて素敵。

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    2024年02月01日
  • カレンダーから世界を見る

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    読書感想文課題本。高校生。
    内容はいまいち。
    いつかカレンダーマニアの子にあったら奨めるか(笑)十二支と花カレンダーというコラムはおもしろかった。


    課題本を数冊読んで、今さら分かったことだけど、いい本、おもしろい本だから課題本ではなくて課題本になるためにかかれた本なんだろうな。教育上、仕方ないんだろうけど

    学校はそういったところだから難しいな。

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    2010年01月09日
  • カレンダーから世界を見る

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    2007年は丁亥(ひのとい)だったけど,韓国じゃ金豚〜ペルーの独立祭は7月28日・29日。そこの日系人社会では旧暦を載せるカレンダーがあって,六曜(先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口)について,各月の朔日,正月と七月は先勝から,二月と八月は友引から(中略),六月と十二月は赤口となっている。カレンダーは日にちを知るためのアイテムであるが,様々な情報を発信できるのだ。一朔望月は29.53日で,太陽周期は365.24日強であり,太陰暦と太陽暦がある。復活祭は本来,春分であり,復活祭から遡ってたっぷり食っておこうというのが謝肉祭でありカーニバルがこれ。ゾロアスターの影響からイランでは年始が春分,イスラ

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    2012年02月21日