中牧弘允のレビュー一覧
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年1回現れて幸をもたらす来訪神を収集した図鑑。全国各地の特異な神々を知る事が出来ます。私も一部地域の話を聞いた事がありますが同じ指摘があって驚き。著者が津々浦々調べ尽くした労作といえます。巻末の参考文献も非常に興味深いです。民俗学、奇祭が好きな方はぜひ。
来訪神紹介の最後にアカマタ・クロマタ・シロマタという謎だらけの神さまが載っており「どこかで見た事あるな?」と思い所蔵本を調べたら出てきました。『季刊 自然と文化No.26/特集:草荘神 豊穣をもたらす来訪神』に掲載。イラストは良く特徴を捉えている事が分かります。見た目が結構怖いですね。 -
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日本国内には、年に一度、数年に一度、年に数度、
或いは未公開の、出会いが難しい来訪神が数多居る。
それぞれの地域ならではの、個性豊かなその存在を紹介する。
・はじめに ・全国来訪神登場マップ ・この本について
・本書の利用法/現地に出かける際の注意点→これ大事です!
北海道・東北地方の来訪神・・・猿田彦・ヤマハゲ・加勢鳥など。
関東地方の来訪神・・・ボウボウサマ・マダラ鬼神・龍神など。
中部地方の来訪神・・・アマメハギ・百足獅子・田の神さまなど。
近畿地方の来訪神・・・摩多羅神・天狗・鬼など。
中国・四国地方の来訪神・・・トイトイ・ベチャ・牛鬼など。
九州・沖縄地方の来訪神・・・ボゼ・ミルク・フサマラーなど。
・来訪神登場日カレンダー ・監修のことば ・参考文献
表紙や文中のイラストで軽いかな?と思ってたら、
とても真面目な内容でした。短文ながらも、由来や
行事のあらまし等が分かり易く紹介されています。
神の世界からヒトの元へ現れる、来訪神。
地域の人々に慈愛をもたらす、来訪神。
五穀豊穣、豊漁豊作・厄除け・厄落とし・火伏せなどをもたらす
その姿は、異装・仮面・巨大・鬼・天狗・獅子・龍など。
正体不明の神様・姿が見えない神様も。神仏混淆もある。
穏和な方がいれば、手荒な方もいる。
そして、執り行う地域の人々の熱意も感じられました。
ただ、少子化問題や過疎化は、担い手にも圧し掛かる問題。
それでも、中断したが、また復活した行事もある。75年ぶりも。
しかも、他にも来訪神はあちこちにいるらしい。
さすが八百万の神々が集う、日本だなぁ。 -
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著者の興味関心による無作為に選ばれたお祭りの神様、いわゆる来訪神について書かれている。
冒頭で石垣島が著者の興味関心のきっかけとなったとあるように、とりわけ九州・沖縄の来訪神が多く取り上げられている。
図鑑であるため、個々の説明は紹介に留まり詳細については説明されていない。
気になった祭りや来訪神をみつけて調べるというのがいいかもしれない。
また、国立民族学博物館の常設展にも携わった方が監修をしていることから、実際に展示されてる来訪神について紹介されてるものが散見される。
現在は開催されていない祭りもある為、気になったものがあれば博物館へ行って展示や映像を観に行き、雰囲気を味わうのもいいかもしれない。 -
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2007年は丁亥(ひのとい)だったけど,韓国じゃ金豚〜ペルーの独立祭は7月28日・29日。そこの日系人社会では旧暦を載せるカレンダーがあって,六曜(先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口)について,各月の朔日,正月と七月は先勝から,二月と八月は友引から(中略),六月と十二月は赤口となっている。カレンダーは日にちを知るためのアイテムであるが,様々な情報を発信できるのだ。一朔望月は29.53日で,太陽周期は365.24日強であり,太陰暦と太陽暦がある。復活祭は本来,春分であり,復活祭から遡ってたっぷり食っておこうというのが謝肉祭でありカーニバルがこれ。ゾロアスターの影響からイランでは年始が春分,イスラムの行事はヒジュラで示す。インドの新年はモンスーンにより雨季が来るときで農耕を開始する。仏教国のタイの雨季は雨安居(うあんご)と云い僧は僧院で瞑想修行に入り農民はそれまでに田植えを終えねばならない。二十四節気の雨水は,黄河中・下流域で雪から雨に変わる日で,日本と感覚が異なる。五月晴れは梅雨の合間の晴れ間のことであり,旧暦をもう少し見直しても良いのじゃないか〜なるほど,そういう事が言いたいのか! タンザニアのカレンダーについては説明不足でしょ