萩原一平のレビュー一覧

  • 脳科学がビジネスを変える--ニューロイノベーションへの挑戦

    Posted by ブクログ

    「かわいい」という情動をKindchenscemaと共に紹介したところが面白い。この本の書かれた動機はどちらかと言うと日本の脳科学という学術研究の未来への不安によるものだ。
    これは悪い面を見たらそうなのだと思うがほんとうにそうなのだろか。
    かわいいのように日本人に根ざすモノが我々の強みであるはず。
    それに向き合った内容もあるべきだと思う。

    0
    2013年08月10日
  • 脳科学がビジネスを変える--ニューロイノベーションへの挑戦

    Posted by ブクログ

    欧米では脳科学の知見はマーケティングやエコノミクスだけでなく、経営や政治にも活かされている。日本は遅れている。

    脳関係の本は最近よく目にするし話題にもなってると思っていましたが、導入遅れがそんなにヤバい状況だとは。

    0
    2013年11月04日
  • 脳科学がビジネスを変える--ニューロイノベーションへの挑戦

    Posted by ブクログ

    グーグル、マイクロソフト、IBM、フィリップスなどの欧米企業は積極的に脳科学を研究しているのに対して日本は遅れていると警鐘を鳴らし、マーケティング、R&D、グローバル化など経営への脳科学の応用について考察している。

    うーん、脳科学というより心理学あるいは社会心理学のビジネスへの適用といった印象、それはそれで様々な事例などは勉強にはなりますが、脳科学の本はもっと「へぇ」とか「ほう」が欲しいですね。。。

    0
    2013年05月06日
  • 脳科学がビジネスを変える--ニューロイノベーションへの挑戦

    Posted by ブクログ

    基本的には、心理学や神経科学などをビジネスの視点から述べなおしたイメージ。
    「脳科学」がビジネスの様々な面において重要になりうることはわかるが、結局ビジネス的な視点からどうすればよいのか、あるいは、もう少しいうと、何の問題を解決したいのか、が曖昧である。
    論点はおそらく、「『脳科学』はもっとビジネスに活用するべきだ」、「それにおいて日本は諸外国に遅れをとっている」という部分なのであろうが、「脳科学」をビジネスに活かすこと、それにあたって諸外国に遅れを取らないことは手段でしかありあえず、結局その目的がなんであるか(どのような事象が目的となりうるか)が読み取れない。
    とはいえ、興味深い記述も幾つか

    0
    2013年04月28日
  • 脳科学がビジネスを変える--ニューロイノベーションへの挑戦

    Posted by ブクログ

    人を説得するために、資料はいるのか?

    人の思考や行動は脳から始まるが、人の認知活動の95%は、無意識に行われており、意識しているのはわずか5%であるという。
    また、視覚の場合、外からの情報に脳が反応するのは、わずか3%。残り97%は脳が過去の経験などを統合して創り出しているという。

    ビジネスに限らず私たちは、人を説得したり、共感を得ようとしたり、人との調和のために多くのエネルギーを使っている。例えば多くのデータを集め、分析して、書類をつくってプレゼンしている。でも前段のことを考えると資料にその真の効果があるとは思えない。
    人は、経済学で言うよな合理的な行動はとらないし、好き嫌い、気分の良し

    0
    2013年05月04日
  • 脳科学がビジネスを変える--ニューロイノベーションへの挑戦

    Posted by ブクログ

    ニューロサイエンスをどう活かすか?意思決定などに脳科学を応用することは想像に難くないが、この本はグローバル化にどう活かすかという章もあり、面白かった。業種によっては、これを活用することは可能と思う。一方、会社が社会に届けるものがローカライズできない業種の場合、R&Dを日本に残してビジネスするアドバンテージがあるのかな、とも思った。最後のダイバーシティマネジメントで日本の安全性を活用する考えは面白いが、どこまで海外のお有能人材を連れて来れるかしら。

    0
    2013年04月21日