井藤伸比古のレビュー一覧

  • ハングルを読もう となりの国の文字

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     本書は,そのままコピーして配布しながら授業を進めることができるように編集されています。仮説実験授業の授業書の一つです。
     これまで,5,6年生を対象に数回授業をしてきましたが,どのときも,子どもたちから歓迎されました。おとなりの国の言葉を勉強するって,英語よりも楽しいんです。ハングルが,少しずつバラバラに出てくる(たのしい授業になるように組んである)ので,子どもたちは「いつ自分の名前の発音のハングルが出てくるのか」と興味津々です。
     最後の「ハングルの誕生と世宗大王と」のお話も子どもたちに人気です。
     大人がハングル入門するときにも,とってもオススメです。

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    2012年12月09日
  • 「子」のつく名前の誕生

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    素人研究家が四苦八苦して調べ物をする様子が正直に描かれていて、楽しかった。自信満々で発表した内容を「先生」に全否定されたりして、悪いけれど笑ってしまった。女性の「子」のつく名前の増減に関しては私も身近に感じていたけれど、改めて正確な数や理由を知ろうとすると、おそろしいほどの根気が必要なのだ、ということがわかった。研究書としてはまだまだ不十分だし続編を期待したいところだけど、この本を読んだ人の「子」のつく名前への関心度は、必ず上がるだろう。

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    2012年02月14日
  • 「子」のつく名前の誕生

    Posted by ブクログ

     教師をしていると,たくさんの「名前」に出会います。それで,確かに「名前の流行」のあることに気付きます。最近の子どもの名前は一度で正確に読めないことも多いです。まるで当て字の雰囲気です。
     さて,女の子の名前によく「子」のついている時期がありました。それはいつ頃から始まったのでしょうか? それはなぜでしょう。そんなことを研究的に調べていったのが本書です。
     本書は結論をすぐに書いてあるわけではありません。まるで一緒に研究しているような気分になるほど,その研究の追体験ができるように書いてあります。そこが本書の魅力と言えるでしょう。
     中心的に研究したのは井藤さんですが,その研究の様子を横で見てい

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    2011年08月10日