丸岡いずみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分とは違い行動力のある人の体験記で鬱病前後の事もしっかり書いてあったからあまり参考にはならない話も多かった。ただプライドが高く羨望の眼差しで見られることを意識してる点は自分も同じで、やはり自己意識もうつに関係してるのだと思った。自分の像がどうこうより、自分基準で幸せに生きる大切さを学んだ。
あと薬は処方された分しっかり飲む事(自己判断の認知行動療法は危険)、うつは心の風邪という生やさしいものでなく、脳の病気だという点、自然が癒しを与えてくれる事は共感できた。
また、自分を落ち着かせる言葉として『命を取られることはない!』という割り切った考え方も参考になった。末文に書いてあった休む事も生きる事 -
ネタバレ 購入済み
うつは治るとは思うけど
うつは再発しないのかという不安。丸岡いづみさんのファンだったので、興味深く読めました。やはり、ストレス溜め込むと行けませんね。元気になられてよかったです。結婚もされて、おめでとうございます。
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Posted by ブクログ
元日本テレビニュースキャスター。
奇跡の38歳と呼ばれたキャリアも美貌もある女性が綴る自身のうつ病体験記です。
うつ病は、誰でもなりうるというけれど、性格的になりやすい人もいれば、そうでもない人もいる。
それでも誰でもなりうるというのは、脳が受け止められるストレス量に限界があるからかもしれない。
うまくストレスをいなせる人でも、それを越えるストレスがかかれば、うつ病になる。
本著を読んで、丸岡さんは決してうつ病にかかりやすいタイプではない。ただ、連日の大震災取材という想像を絶する毎日が、彼女をうつ病にせしめたのだと感じました。
彼女の素晴らしいところは、「もうダメだ」と思ったら、潔くそれ -
Posted by ブクログ
丸岡さんも、大変な体験をされたことと思います。 それは、本の中でも詳しく述べられています。
でも、幸い、ひどい うつ病 (重症うつ病) にならなかったのが、元気になられた要因だと思います。
私は、ある SNS で 「心の病」 に関するコミュの管理人をしていたことがあります。 (今は、閉鎖しましたが)
で、知人を 4人 失いました。 彼らは 「重症うつ病」、「統合失調症」 だったのです。
彼らに共通していることと言えば、 「都会での生活」。
やはり、自然の中での 「癒し」 がないと、病気の進行が早く、元に戻りにくいようです。
この本にも書かれていますが、 精神疾患を社会が、偏見なく理解できる