楽して勉強する方法は、楽になるまでしばらくやってみること。できない人ほど完璧主義で、できる人ほど結果主義。できる人は、「今自分にやれることはこれだけ」ということを知っています。勉強すればする程、「自分はまだまだ」ということを知るのです。それは決してマイナスの意味ではありません。現状を分かっているからこそ、今できることに集中できるのです。完璧主義の人は、むずかしい本をやめたのを、「あきらめた」というような否定解釈になってしまう。できる人は、「そうか、もっと簡単な本から読めばいいんだ」と切り替えます。「あきらめた」とはまったく思っていません。自己評価が低い人は、もっと自分の「できたこと」に注目する練習を。何か新しい知識・体験に触れたら「自分はさっきより賢くなった」「これで◯◯のことで困った人に有益なアドバイスができる」などと、一つ一つ確認しながら自信を持つ。できないことにフォーカスするのではなく、自分の成長を意識する。脳は、潜在意識に忠実。やる気モードになれば、やれる指令が出るし、やりたくないモードになれば、やれない指令が出る。明確な目標設定であればあるほど、達成しやすい。「勉強ができない」どうしようでは、脳はどう対処していいのか分からない。これを「英単語を50個覚えたい」と言い換えることで、脳は「英単語を50個覚えている自分」を実現すべくフル稼動してくれる。今の自分を何度も繰り返しほめてあげる。ストレスの原因は、出来事ではなく、解釈の仕方。知覚→解釈→感情。解釈を自分でコントロールすることで、解釈が変わり、解釈が変われば感情も変化する。ポジティブ思考でなく、健全思考を。サイモントン療法。不健全思考→その否定+健全思考。成長曲線。脳が新しい神経回路を作るには、時間がかかる。それまでは、自分をほめながら、楽しく、テンション高く学習を続ける。
俺は、絵の才能がない→絵の才能がないなんてことはない。小学校でも、入選の常連だった。ただ、真剣にやっていないだけ。
頭のコリをほぐす運動
① 手の指を一本ずつ、根元から引き抜くようにひっぱる。左右何回か繰り返す。
② 足の親指と第2指をこすり合わせる。左右繰り返したら、手で土踏まずをきつく押したり、足の指を持ち、足全体を足裏に向けて2つ折りにするような気持ちで大きく曲げ、足の甲を十分伸ばす。
③ 両手の手の裏を上に向けて真っすぐ伸ばし、頭の上で両手を重ねる。この姿勢のまま、上半身を後ろに大きくそらせる。これを何回か繰り返す。
④ 首を左右、前後に大きく曲げる動きを何回か繰り返す。
⑤ うなじの後ろのくぼみを、両手の親指で強く押す。これを何回か繰り返す。
⑥ 立ち上がり、左右に大きく手を広げながら、全身をひねる動きを何回か繰り返す。
⑦ 片足跳びを何回か繰り返す。
⑧ 手を左右に大きく広げながら、深呼吸を繰り返す。
再び集中するためのトレーニング
①楽な姿勢で座り、軽く目を閉じて
②ゆっくりと大きく深呼吸します
③呼吸が安定してきたら、一息吐くごとに10、9とカウントダウンします
④1までカウントダウンしたら、自分に次のように言い聞かせます。『私は今から1から5まで数えます。5を数えたとき目を開けて、約15分間◯◯をして気分転換します。15分間◯◯をしたら、脳が切り替わり、再び学びに適した状態になります。本当にそうなるのです。』と、腑に落ちるまで何度も自分に言い聞かせます。◯◯は、「紅茶を飲む」でも「ストレッチをする」でも構いません。好きなことをしましょう。
⑤腑に落ちたら『1、2、3、4、5目が開きます。ハッキリと目覚め爽快な気分で完全に健康です。これから私は15分間気分転換のために◯◯をし、15分経ったら学びを再開します』と声を出して宣言して下さい。このとき、どれくらいリラックスして自分に言い聞かせられたかがとても大事です。
⑥あとは15分間、思う存分気持ちを切り替え、◯◯を実行してください。15分後には、スッと再び勉強に集中できるはずです。
気分転換のためのトレーニング
①楽な姿勢で座り、軽く目を閉じて
②ゆっくりと大きく深呼吸を数回します
③呼吸が安定してきたら、一息吐くごとに10、9とカウントダウンします
④1までカウントダウンしたら、自分に次のように言い聞かせます。「私は今から1から5まで数えます。5を数えたとき目を開けて、約15分間、休憩をして脳を解放します。15分間脳を解放したら、脳が切り替わり、再び学びに適した状態になります。本当にそうなるのです」と腑に落ちるまで自分に言い聞かせます。
⑤腑に落ちたら「1、2、3、4、5、目が開きます。ハッキリと目覚め爽快な気分で完全に健康です。これから私は15分間気分転換のためにボーッとし、15分経ったら勉強を再開します」と言ってください。
勉強に入る前の脳のウォーミングアップ
①軽く目を閉じてリラックスする
②ひと呼吸ごとに10から1までカウントダウンする
③1までカウントダウンすると、目の前に勉強部屋が出てきます
④勉強部屋の中に入るときに「私はこれから興味関心を持ち、意義を感じながら学習に取り組みます」などと宣言して入ります
⑤勉強部屋の中に入ったら、まず部屋の環境をそのときの気分で快適にします
⑥今日学びたいことを自分に言い聞かせます。ただし、例えば自分に「今日は数1を勉強します」と言ったときに「イヤ英文法をやりたい」という気持ちになった場合は、どうしても英文法でなければならない理由がなければ、数1を優先します。
具体的には、「私はこれから◯◯を学びます。その間、私は教材の内容に集中し、その内容を理解できます。理解できない部分は理解できるまで繰り返したり、調べたりします。繰り返すことで自然と覚えられ、やがて理解できるようになります。また、周りの雑音は気になりません。むしろ雑音は私の集中に役立ち、学習効率を高めることに役立ちます。」
⑦イメージの中で、必要な教材を手に取り、その内容に興味深く取り組み、新しい知識に触れることが楽しいという気持ちを思い浮かべてください。
ゴール(願望)をイメージする方法
①軽く目を閉じ、ゆっくりと深呼吸して、深くリラックスします
②約2メートル前方ちょっと右上に、青い枠の鏡をイメージします
③青い枠の鏡に現在抱えている問題をイメージ(映像)で映し出します
④青い枠の中を消します(問題を消すイメージ)
⑤青い枠の鏡を(イメージの中で)左に移動し
⑥青い枠を白に変えて
⑦白い枠の鏡に理想的な状態を映し出します
⑧これ以降この問題に関してイメージする場合は、白い枠の鏡に映し出した理想的な状態だけを繰り返しイメージします