清宮克幸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現在、トップリーグ「サントリーサンゴリアス」の監督で、早稲田大学ラグビー部前監督「清宮克幸」の著作『最強の早稲田ラグビー―世界を狙う「荒ぶる」魂』を読みました。
「清宮克幸」って、自信満々の語り方や、ふてぶてしい態度から感じるイメージのせいで、良いイメージを持っていないのですが、、、
これまでの実績から、ラグビーの指導者としての実力は認めざるを得ないんですよねぇ。
そこで、少しでもチーム力強化に役立つ情報があればと思い購入しました。
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長期低迷していた早稲田ラグビーを復活させた著者が語る「リーダーシップ論」「まったく新しいコーチング理論」「常 -
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清宮は言わずと知れた早稲田のラグビー監督で、ライバル関東学院大学と争いながら大学日本一に輝くなど低迷していた早稲田再建を果たした名将です。本の内容は、世間一般で最近イメージされている組織などでのコーチングとは違い、伝統的なスポーツコーチとしての教えですが、ビジネスの世界でも通用する本質を多数含み含蓄に富んだ内容になっております。彼の主張内容を抜粋すれば、こんな感じです。
○”場”を作り、それを活用する
○信念は貫くが、細かい運用は朝礼暮改で良い
○個性は最低限のセオリーを習得出来た者のものに認める
○目的を明確化する
私は、寧ろ、「清宮後」の今年の早稲田に注目しております。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は元早稲田大学ラグビー部監督。本書は低迷にあえいでいた同部を立て直すために実践してきたコーチングの記録をまとめたもの。
【メモ】
1.周辺を見よ(周辺視)
・ミスの結果だけでなく、どうしてミスをしたか指摘。
・周辺を理解するためには、ボールが動き出すスタート地点から追う。
・なぜ、そうしたのか。コーチの仕事は、煎じ詰めればこの「なぜ」を選手に考えさせること。
2.セオリーとは勝つための掟
・セオリーはチームの状況によって変化し続けることが重要。
・セオリーとプレー個性のバランスをとる。ただし、一定以上のレベルに達していない選手の個性を大切にするということはない。
・徹底して繰り返す。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
素人集団を史上最強に変えた指導力の秘密。
改革の全記録をもとに体系化した必勝理論。
[ 目次 ]
はじめに 普遍のコーチング哲学
第1章 コーチングの出発点は「なぜ」
第2章 「場」の活用法
第3章 目的の明確化
第4章 セオリーと個性のバランス
第5章 コンバートの重要性
第6章 モチベーションの高め方
第7章 目標の数値化
第8章 キャプテンシーの活かし方
第9章 朝令暮改のすすめ
第10章 優先順位と次へのステップ
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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Posted by ブクログ
コーチングというものが良く理解していない私としては、ちょっと興味があって読んだ。低迷していたい早稲田ラグビーを、社会人撃破まで成長させた著者。どんなすごい理論があるのだろうとおもったが、読み終えてみると、結構あたり前かなとおもった。「場」をつくりだすこと、目的を明確にすること、どれも当たり前である。このような基本的な事を、実際あった話を交えて、本として読めるのはすごく貴重だとおもう。この本ですごく印象的なのは、「コンバート」。いろいろなポジションを経験することで、攻めと守りに厚みが出てい来るという。これはすごくいいことかなと思う。営業の人が、事務を経験することから、仕事がスムーズにできるように