白亜右月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
心に深い傷を負った可愛くも凶暴な三人の機械化少女たちの物語。
文体が"/(スラッシュ)"を多用した実験的な試みで、少々読みにくかった。
何度も「あとどのくらいで終わりかな?」と残りのページの厚さを確認するくらい。
読みにくいというよりは、文章を感じ取りにくいというべきかな。
やっぱり記号は記号。脳内にそう意識付いてしまっている気がする。
表層的にはキュートでポップだけど、中身はへヴィーで悲劇的。
彼女たちの感情には見るものはあるけれど
社会的な問題をただ片っ端からばら撒いて安売りしている感は否めませんでした。
ただ、聖書と引っかけてあるのに意味はあるのか。
それが気にな