C・K・プラハラードのレビュー一覧
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ピラミッド型マーケットを、ダイヤモンド型マーケットへ
民間企業のが貧困緩和に欠かせない要素になる
貧困層は、非効率な販売網と地元の中間搾取業者により、貧しいがゆえに不利益を強いられている
BOPの支出の優先順位は、より快適な住居ではなく、従来のぜいたく品(ミキサーや圧力釜やテレビ、ガスレンジ、...続きを読むPosted by ブクログ -
グローバル資本主義は人々を幸せにするのかという問題意識を持っていた私にとって、この本の中の次のくだりが新鮮だった。「グローバル化は重力のようなもので、否定しても何にもならない。グローバル化の是非を問うのではなく、むしろ、あらゆる人々がグローバル化の恩恵を受けられるようにするにはどうすればよいかと問え...続きを読むPosted by ブクログ
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これからのビジネスのターゲットはBOPを含めた大きなものになるんだと思う。
そうならなければいけないんだと思えたPosted by ブクログ -
世界の貧困問題の解消は、援助でなく、ビジネスで。というと、フェアトレードかなんかかな、と思うのだが、そういう話ではなく、本当にプロフィット・ドリブンなビジネスを通じてというのだから、かなり驚く。1日2ドル以下で生活する層が市場になるのか?プラハラードの答えは、イエス。なぜなら、一人あたりの利益は小さ...続きを読むPosted by ブクログ
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最貧困層(BOP)を顧客にするには、まず間違った認識とお互いの疑念をなくす。
本書に指摘されている間違った「認識」を無意識にしていたことに気づいた。
事例がかなり細かく書いてあり、今後どう新事業、新ターゲットに対して取り組んでいくかを考える際にも参考にしたい。Posted by ブクログ -
また絶対読みたい本の一つ。BOPを知る上で、とても大切なことが書いてある本。
ヒンドゥスタンユニリーバに関する記述も多め。Posted by ブクログ -
例が多く、分かりやすかった。今後の考えとして必須。
BOP(Bottom of Pyramid) の人々の市場を開拓するか?
コスト + 利益 = 販売価格 ではなく、販売価格 - コスト = 利益 となる。つまり、販売価格(支払い能力)は決まっている。
スケールメリットが大きい(他の国でも適用で...続きを読むPosted by ブクログ -
アイデアとして、本のネタとして、貧困層が多くいる途上国でビジネスをしようという考えに共感を抱いた。
もちろん、購買力の問題もあるし、汚職の問題もあるし、壁は高いけど、この方向性で考えていきたい。Posted by ブクログ -
企業戦略の専門家による、世界の貧困層を顧客に変えるビジネス論。世界に40億人存在する($2/日)以下で生活する貧困層は、今までビジネス界から無視されてきたが、この層に目を向け、援助ではなく消費者としてWIN-WINの関係を模索し実践している事例が記されている。初めの200頁が論理で、後の450頁は事...続きを読むPosted by ブクログ
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貧困層が貧困から抜け出せない理由は、「選択肢が少ないこと」「選択肢があったとしても、無知なために合理的な選択ができないこと」の2つだと思う。これを悪用したのがいわゆる貧困ビジネスであるが、本書は、「貧困層に新たな選択肢を与えること」、そして、「貧困層に知識を与えること」が、貧困から抜け出す方法であり...続きを読むPosted by ブクログ
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BOT(Bottom of the pyramid)のマーケットが
これから重要になり、
貧困層を救う手立ては、そこにビジネスを持ち込むこと
だということも理解出来た。
実際そこで成功している企業があるということもわかった。
しかし、原価を今の10~20%下げるのではなく、
90%ほど下げるには...続きを読むPosted by ブクログ -
いわゆるBOP市場の可能性を探る本。
BOP市場は、先進国の廉価版を提供すればいいというものではない。彼らのニーズを満たす調査、価値の提供が必要。Posted by ブクログ -
・テーマ
・民間企業が貧困緩和に果たす役割はどう変化してきたか
・多国籍企業を含む大企業は、BOP市場で従来と異なるビジネスチャンスを積極的に追求する中で何を学んだか
・これらの市場機会を開拓する上で鍵となる重要な教訓は何か
・BOP市場は企業に「新しい社会契約」を突きつけているのか
・B...続きを読むPosted by ブクログ -
■ネクスト・マーケット
A.BOP 市場にアプローチする際は、貧困層の特性を念頭に置く必要がある。例えば、彼らは大きな潜在的購買力を持っている。また、急速にネットワークを築きつつあり、ワイヤレス機器などの高度な技術も難なく受け入れる。
B.貧困層を消費者に変えるには、BOP の消費力を作り出さな...続きを読むPosted by ブクログ -
結論、BOPという概念を初めて知りその勉強のために読みましたが読むのがしんどい本だなと思いました。
事例が多く並べられていますが、数字を表、図に入れただけであまりイメージが湧かないのとそれをいちいち細かく考えていたらこの本が分厚いので読み終わらないなと非常に苦痛に感じました。
内容自体はBOPを成...続きを読むPosted by ブクログ -
発展途上国で貧困層相手にビジネスをする方法についての本。
BOP = Bottom of Pyramid = 貧困層
1日の生活費が2ドル未満の人々で、その人口は40億人~50億人で、BRICsを超える巨大市場。
貧困層は低所得のため、貧困層向けのビジネスは利益を生みにくく、成功しないという先入...続きを読むPosted by ブクログ