中嶋ジロウのレビュー一覧

捨て猫理髪店【特別版】

中嶋ジロウ

北沢きょうさんがイラストを担当していらっしゃるのとプロローグ(？)がエッチなシーンからだったので買ってしまいました(笑)名前が熊谷や猫田、猿渡など動物の名前だったのがおお、なるほどって思ってしまいました。こういう名前の付け方もいいですね。あとは主人公にすごく共感できました。私には家族はいるけどあまり人と深く関わりたくないところやまた捨てられるのではないかと怖がるところが特に。そこらへんにいるごく普通の～～とかいうのよりはよっぽど共感できます(笑)心境の描写などもよくわかってらっしゃる！っと思ってしまいました。猫田さんは可愛い。発情してしまうところがもう最高です。熊谷さんかっこいい。あんな人がいたら絶対に惚れてしまう。これを書いた中嶋ジロウさんはいろいろとよくわかっていらっしゃる！

幸福の下僕

中嶋ジロウ / 葛西リカコ

自分のことを特別だと言ってくれる人。その人が、自分が好きな人だったら、本当に嬉しいだろう。今まで、「自分なんか...」と思いながら生きてきた沢にとっては特に。自分の気持ちを圧し殺してしまう沢は誤解されやすいけど、素直ないい子なのだから、これまでの分も幸せになって欲しい。その為にも克也には、分かりやすい愛情表現をして欲しいなぁ。と思った。

暴君(マフィア)の初愛【特別版】

中嶋ジロウ

ジーノは何で、広海を好きになったのだろう...。と、読みながら考えていた。マフィアの自分と全く違う、今まで自分の周りにいたことがないタイプの人。というのが大きかったのかも。広海を理解しようと、少しずつ「人間らしく」なっていくジーノを見るのが楽しかった。まだまだ自分や広海の気持ちを理解するのは苦手そうだけど、これからどんどん変わっていきそう。

犬とロマンス

中嶋ジロウ / 麻生海

弁護士の椎葉とヤクザの茅島。立場の違う２人だけど、この２人のすれ違いの原因は圧倒的な言葉の足りなさだと思う。考え方が違うのは分かってるんだから、ちゃんと話さないと。と言いたくなってしまった。茅島に認められようと頑張る椎葉と、そんな椎葉を守ろうとする茅島。お互いを大切に思っているのは同じなのだから、これからも一緒にいられるといいな。と思った。

龍神の贄嫁は甘く啼く

中嶋ジロウ

[みずたまーち]

牧歌的

贄として育てられた、という設定なので、不憫受けなのかと思いましたが
海の底で楽しく幸せにすごす、という非常に平和的なお話。　里帰りも出来て言うことなし。
最後まで安心して読めます