内藤理恵子のレビュー一覧
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入門書というより
中級者向けかもしれないが、
ある程度知識があれば楽しく読める
ORこれから
これをきっかけに学ぶきっかけになるかも。
90年代オタクカルチャーのネタが多い。Posted by ブクログ -
昨今、シンプルに生きることを推奨する本がたくさん出ていますが、
そうはいっても人生は簡単ではないという実感が自分にはあります。
自分にとって哲学の本は、仄暗い足下を照らす灯火のような、
あるいは霧深い先行きの道しるべのような、とても効用的なものだと思っています。
けれど大抵の哲学書は難解だったり、...続きを読むPosted by ブクログ -
様々な哲学者や宗教家の死生観を縦横無尽に取り上げているばかりか、それらの思想に結びつきそうな映画の紹介、さらには筆者お手製の図解までついている。
”死”についての結論があるわけではないが、名だたる哲学者の多くが”死”を(自己の)宗教感と結び付けているのは興味深い。進化生物学や進化心理学、ましてやド...続きを読むPosted by ブクログ -
大学で国文学を勉強している者としては、文学テクストの解釈に作者の実生活の情報を持ち込んだり、筆者の印象論が多かったりして、途中で読むのをやめてしまった。
『ダンス・ダンス・ダンス』の五反田くんは、表向きは理想的な人間として生活しているが内面には狂気が潜んでいる、というユング心理学の理論にピッタリ当...続きを読むPosted by ブクログ -
実は年単位で積本にしていた。
入門とあるが、どうだろう。入門かなという疑問はある。「死」というテーマについて対決スタイルで10章。VSの視点があることで特徴をつかみやすいという利点がある。今まで漫然と読んできた本の著者の主張について、ああ、そういうことかという気づきがある。
ヴィトゲンシュ...続きを読むPosted by ブクログ -
映画をとおして、生きるとはなにか(哲学)を考える本。観たことのある映画を思い出しながら、観たことのない映画を「観よう」と思いながら読みました。哲学を自分のことに引き寄せて考えることができ、おもしろく読みました。Posted by ブクログ