「死」の文学入門 正しい答えのない世界を生きるための

「死」の文学入門 正しい答えのない世界を生きるための

1,870円 (税込)

9pt

3.0

日本の社会は高齢化・多死化のフロントランナーであるとともに、世界的なウィズ・コロナの状況を受け容れざるを得ない。
何事も正しい答えを見出し難いこの世界で、究極の問い「死」との向き合い方を考えることは、よく生きようとすることだ。

漱石の『こころ』、コロナ禍でベストセラーとなったカミュの『ペスト』、文豪ドストエフスキーのドッペルゲンガー物語、現代の古典カフカの『変身』から、村上春樹の短篇、SF、ミステリまで、小説家はいかに死に迫り、いかに死を描いてきたか? 登場人物はいかに危機と戦ったのか?

『「死」の哲学入門』に続き、死生観を問いなおす文学篇。
宗教学者による類例なき驚きの小説入門。

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「死」の文学入門 正しい答えのない世界を生きるための のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年08月26日

    大学で国文学を勉強している者としては、文学テクストの解釈に作者の実生活の情報を持ち込んだり、筆者の印象論が多かったりして、途中で読むのをやめてしまった。

    『ダンス・ダンス・ダンス』の五反田くんは、表向きは理想的な人間として生活しているが内面には狂気が潜んでいる、というユング心理学の理論にピッタリ当...続きを読む

    0

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