河本薫のレビュー一覧
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タイトルから想像するようなガチガチでサイバーなブレーン集団の話かと思いきや、典型的な日系企業でのWetな組織関係も含めた、非常に示唆に富んだ内容。逆に言えば終身雇用の思想がまだまだ残る日本でこそ評価される類いかも。Posted by ブクログ
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どのようにデータ分析組織を作り上げていくべきか、クリアになりました。2013年出版の本とは驚きです。もうこれで回り道しなくて済むような気がしました(それぐらい参考になりました)。Posted by ブクログ
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2013年にこの本を読んでおけば、もっと色々なことができていたという後悔。
2020年、データ、AIの時代の真っ只中で出会えて良かった。この時期だからこそ、本の中身が身近で、より理解できたと思う。Posted by ブクログ -
データ分析自体の話は色々なところで聞きますが、組織作りの話はなかなか目にする機会が少ないので非常に参考になる内容だった。
組織作りは短期的に成果が出るものでなく、長期でやるべき事を明確にしながら継続していく事が大事なので、そのために大切なポイントが書いてありとても良かった。Posted by ブクログ -
前半は大きな組織で分析サービスをどう提供しているかという話で参考になった。見つける、解く、使わせるという点を大事にしており、見つける・使わせるは事業部と一緒にビジネス力を発揮しなければならない、というのは身につまされた。
一方で後半はマインドセット、気をつけていることのような話が多く、あまり具体性が...続きを読むPosted by ブクログ -
「見つける、解く、使わせる」の枠組みは、すごい腹に落ちた。kaggle的な「手法至上主義」だけだと、どうしても、現場の役に立つ解析になりにくい(そもそも、現場に理解してもらえないし)。Posted by ブクログ
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事業会社でこういう形でデータ分析に関わっている人、かつ、時間をかけて成果を築いて行った人は、日本にはほぼいないと思うので、大変タメになりました。
考え方も自分とほぼ一緒。
私はデータアナリスト・データサイエンティストとして普段仕事してるけど、「解く」ことよりもビジネスでいかに「役に立つ」かを普段か...続きを読むPosted by ブクログ -
大阪ガスでデータアナリストとしてお仕事してた河本薫さんが、何を考えてデータ分析組織を率いていたか、その考え方が学べる本。
現在「AI」という言葉で持て囃されるずっと前から、18年間も携わってきた人の言葉だからこそ重みがある。
流行りに飛びつく人間こそ読むべき。
成果を出すまでにどれだけ時間がかか...続きを読むPosted by ブクログ -
データ分析について、古き良きにっぽんの大手企業でどう展開していくかという点が特に勉強になった。事業部横断的な、本部の新設管理部門の立ち居振る舞い方や、広く部課のマネジメントの方法論についての学びも得られる良著。Posted by ブクログ
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「最強のデータ分析組織」
河本薫氏
大阪ガスの分析チームの物語。
知るひとは知っている分析で著名な会社。
河本さんの人柄が文章に現れている印象でした。
分析に対する信念の強さ、そして目的への執着がみてとれます。
データ分析を志す組織ならば、一読の価値ありです。
使ってもらう、そうデータ分析結...続きを読むPosted by ブクログ -
データサイエンティストオブ・ザ・イヤー初代受賞者が語る企業内データ分析チームの作り方。ミッションは現状のプロセスの一部を否定する業務改革であって現状のプロセスを肯定した上で工夫を積み重ねる業務改善ではないと宣言。データアナリシス、データエンジニアリングである「解く力」だけではなくデータ分析で解決でき...続きを読むPosted by ブクログ
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本業に直結すると思い読んでみた。本書はデータ分析の手法を解説するのではなく、データ分析を如何にビジネスの意思決定に役立てられるようになるかという思想を説いている。現在の自分のポジションを考えるとピッタリな内容だった。Posted by ブクログ
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データ分析は、分析そのもので終わってはダメで
分析結果を意思決定に活用してもらい、
ビジネスに活用してもらわないと意味が無い。
費用対効果に見合うかどうか、
現場担当者の理解・協力が得られるか、
仕事のやり方を変えて使ってもらえるかどうか
という壁を乗り越えないといけない。
ということが、テーマ...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなかの良本。技術的な話は何1つ無いが、タイトル通りビジネスで使うには何が必要か?という観点で繰り返しかかれている。
・データ分析でビジネスを変えるには単なる分析力では足らず、「見つける力」「解く力」「使わせる力」の3つが必要。
データ分析は1つに過ぎない。Posted by ブクログ -
実例とともに解説があって、分かりやすい。
筆者も書いているが、分析手法よりは、分析の専門家と仕事するうえで知っておくことに重点が置かれている。Posted by ブクログ -
”アナリティクス界のドラッカー”が教えるたった6ステップでできるデータ分析(帯より)
国内のビッグデータ関連で多くソノ名を目にする、大阪ガスの河本薫さんが監修に関わられている一冊です。
さすが、「アナリティクス界のドラッカー」と思わせる内容ですね。
付箋は27枚付きました。Posted by ブクログ -
はやりのデータ分析についての本だが、さすがに経験を踏まえたしっかりした内容だと思う。機械的に手法を適用して何か出てこないか、とやみくもに振ってみても、たぶん、ガラクタかミスリードネタしか出てこない。自らの世界観を基礎にして仮説をもってかからないとダメ。
また、意思決定者は概ね決定的な回答を性急に求め...続きを読むPosted by ブクログ -
事例があってケーススタディとして読むのには非常に有用である。
具体的な業務とデータ分析業務のはざまで、どのようなアプローチをとればいいかがリアリティをもって理解できる。ただし、新しさはあまりないように感じた。Posted by ブクログ -
夫が貸してくれた本。
私自身 感覚>データ だと自覚していたが故に良い意味でショッキングな一冊でした。データにより予測・備え・売上向上が可能になると知りました。数字から読み取る力を育むよう、まずは数字を意識して生活するぞ…と思います。(不安)汗Posted by ブクログ