川唯東子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2014/10/31
【好き】画廊オーナー:谷崎×映像作家志望:中居。 おぉ!ついにBLのカケラもなくなったか(笑)面白いので良いのだけど( ̄∇ ̄) 今回新キャラ登場、なんでもアリの雑貨屋:富士さん。 谷崎と同様この人も胡散臭くてイイ感じ。 芸術家は、基本的に居場所がない人だから必死に何かを残すんだろうな…。 酔狂にしか生きられないけど居場所を残すには長ーく生きるのが大事なんだよなー。 死んでから有名にじゃ幸せになれない(笑) 谷崎が贋作を描いたあとこれは自分の絵だ、と叫ぶところはとても好き。「創ること」ってそういうことだなって思う。 だがやはりモノを作らないでも生きていける普通の人が最強かも -
Posted by ブクログ
すごいお気に入りの作品です!!!
目つきがコワイけどヘタレ攻めなケイト君と
ダメ男にばっかり捕まる受け芹(セリ)さんのお話。
すごーくほわんとしていていいです!!!ケイト君は人より少し背が大きくて(だいぶ大きいけど…)…少し目つきが悪い(だいぶ怖いかも…)だけで、ほんとはいい子なのに誤解を受けやすい子。
芹さんは自分に自信がなくて。でもとっても気さくでいい子。
そんな二人のほんわかで。少しじんわりするお話です。
川唯東子さんの作品で。絵もとても可愛くて華奢な線なので、ふんわりしていてお話とぴったり!!ほんわかぁ〜やヘタレ攻め好きな方にはオススメです!!! -
Posted by ブクログ
胡桃の中/川唯東子
このお話、大好きなので、新装版に書き下ろしが入ってて嬉しい!!
表紙も、どっちとも格好良くて好き〜vvv
何回読んでも、1巻の、忘れ天使は泣いちゃう。
1巻の最後に入ってるお話が、切なくて、可愛くて。
2巻の中表紙?、谷崎のあの格好、似合いすぎ〜!
どのお話も、やっぱり大好きなんだけど、2巻でお気に入りは永遠キャンディかな。
草平、アホすぎる・・・!
あと、草平の絵が売れた事。
私はけっこう好きな絵だったけど、あの値段と大きさが無理だなぁ。
あの、銅版画も可愛かったけどね。
あれも、あの値段は出せないな。
自称芸術家のアホ坊も、売れると思ってる -
Posted by ブクログ
床がギシギシする廃屋同然の洋風アパートが舞台というのがなんか面白い。ボロすぎるめぞん一刻風。丸窓がついてる木造アパートなんて、逆にカッコいいような気すらする。これで床くらい抜けたら面白そうなのにと思ってしまった。
アパートを荒らしに来るのが不良ではなく、倫理観の抜けた普通の子供達というのがいかにも現代的で感心した。顔が良いというだけで赤の他人から欲望の的にされるのも現代だなぁと思う。
しょーもないセクハラを連発する花村係長も顔の造形ふくめて笑った。
この作品はロマンスを彩る舞台や周囲の人たちに味がある。
もちろんロマンスの方もスケベで良い。悪ガキから隠れながらいい雰囲気になるシーンなん -
購入済み
続いてた
三巻まで読んでて、その後発売されなかったので一区切りで終わったと思っていたら、まさかの続巻!!見つけて即購入しました。
絵画観るのは好きですがなかなかその背景までは調べたりしませんが、この漫画で雑学っぽく知ることができて面白い。次を待っててもいいのかな? -
Posted by ブクログ
めちゃめちゃよかった…!
とあるビストロのオープニングから一緒に働いてるシェフ近森と、元シェフ希望のソムリエ梶のお話。横暴なシェフとそのシェフの料理の腕に惚れ込みまくって、甘やかしまくってたソムリエ兼サーバー(っていうの?)の二人の関係性がとてもよくて…!甘やかされてるうちにほたざれちゃったのかなぁ、近森は。
それにしても強がりな受けってめっちゃツボなんだな、と改めて思ったりもしました。
関係性を築きあげていくまでの過程をすごい丁寧に描いてくれるから、とても入り込みやすいし、それぞれのキャラへの思い入れも深まって、ストーリーが深みを増すんだろうなぁ、などと思うのでした。
新しい関係に移ろうとす -
Posted by ブクログ
新装版2巻目。絵柄はずい分今っぽくなっていて、次第に違和感もなくなっています。そして、話の方は相変わらず深みがあって面白いのは言うまでもなく。
朝チュンを少し残念に感じつつ、二人の仲が両想いになっていることには嬉しさを強く感じます。これだけ省かれてると、妄想力は確実にたくましくなりましたね…
でも、単なるイチャコラだけではこんなに読後の深い余韻は味わえなかったはず。
プライベートと仕事の板ばさみという状況が、この話を確固とした♂×♂のラブストーリーにしているのがいいんですよね。
すごく情感に訴えてくるものがあるので、生々しいHシーンがいっぱいあったかのような勘違いしてしまった。
男だなと思っ -
Posted by ブクログ
2001年に刊行されたコミックスの新装版。なので、絵柄が最初のうちは古いですが、ストーリーは現在でもツボど真ん中なんですよね。不思議ですが、多分この話の持つテーマ(恋愛することでの痛み、相手を思いやるやさしさ、仕事とプライベートのジレンマ)の持つ普遍性のせいなんでしょうね。
そのあたりの描き方がとても秀でている作家さんだと思います。
大手広告代理店のやり手営業マンの松川と、関西弁の意地っ張り若手カメラマンの西岡。
松川が包容力あるオトナの男でカッコいいし、西岡は冗談でごまかしちゃう照れ屋でかわいくて、二人のキャラがはっきりしていて魅力的です。
仕事を介して、時にケンカしながら時に協力しながら