川唯東子のレビュー一覧

  • カフェラテ・ラプソディ

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    初の川唯東子さん作品。
    すっっっごい可愛かった…!!!!!
    コワモテ国籍mix年下ヘタレわんこ攻め×コンプレックス持ち書店員受け、という身長差カップル。

    も〜いまどき少女漫画にも出てこなそうな純情青年のケイト(攻)が愛しいっ(*´Д`)
    最初は子猫ってキーワードだったけど、雪の中セリちゃん(受)をジッと待ってる姿なんか犬以外の何者でもないよ(笑)

    基本的に甘々ラブラブなお話だけど、ヤキモキやいたりケンカしたりと切なさスパイスも入っててホント美味しい!
    丸々表題作で読み応えもあって嬉しい一冊。

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    2012年03月27日
  • 胡桃の中

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    絵画BL。

    BLより、扱っている絵画のほうが中身が詰まっていて面白かった。
    絵画とそれにまつわる人間劇、という感じかな?

    画廊「胡桃の中」のオーナー谷崎と恋人の中居の関係も、ゆっくり?のんびり?いや、多分熟年夫婦のような。

    続きが出ると嬉しいなあと思うシリーズ。

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    2012年03月12日
  • カフェラテ・ラプソディ

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    甘くてほわんとした気分になりたい時にぴったりです。でも、ただ甘いだけじゃないのもさすが。心にじんわり沁みてくる優しさがあります。

    書店で働く芹沢は、店で見かける背が高くてちょっと威圧感のある(実はとっても乙女)ケイトが気になっています。あるきっかけで芹沢は彼と近づくことができるのですが、見た目とちがってケイトが繊細で優しい心の持ち主であることがわかり、好意を持ちます。
    ケイトも年上だけどかわいくてよく気のつく芹沢が好きになるのですが、互いに相手の元カレや、幼なじみの存在が気になったり遠慮したりでなかなか距離が近づきません。

    ほのぼのしてるんだけど、そういう何気ない嫉妬とかコンプレックスとか

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    2011年09月16日
  • あの角を曲がったところ

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    高校生わんこ×ツンデレ美人教師。

    超年下攻というのはツボ。優哉のちょっと大人びた表情とか、諦めず粘り強く恋を勝ち取る潔さ、いいです。
    桐谷の公私使い分けありすぎなギャップ、すごい。冒頭の子供っぽくてちょっとわがままで口の悪いところがかわいかったけど、教師としてはちゃんと大人でツンでクールビューティーで、どちらも魅力的です。ツボつかれまくりでした…

    教師と生徒、しかも♂×♂なので、世間からは非情な制裁が待ち構えていましたが、そこを前向きに乗り切る優哉と桐谷の強い結びつきにパワーを感じた。障害となるものがいっぱいあっても、相手への優しさ、思いやりがあふれていて単なる体だけの繋がりではなくなって

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    2011年05月27日
  • 胡桃の中 III

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     絵画修復士の主人公のもとにやってくる様々な絵。
     それらは本物であろうと、偽物であろうと、一枚一枚誰かの思いをのせている。

     主人公の少年時代の話と、個性的な画家の話しが2つはいってます。
     で、結局のところ絵の魔力にとらわれ、それから逃げられなくなってる人間の業が描かれてるように感じた。

     うむ。
     このシリーズのテーマは「固執」なのかもしれない。
     だからこそ、主人公は何にも固執しない。が、そのくせ「胡桃の中」という画廊に囚われられている。

     その意味がわかるのは、この先なのかもしれないなぁ。

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    2011年03月14日
  • 胡桃の中 III

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    今回はまったくBL要素は無かったけど、すっごく面白かったです。美少年の谷崎に腹黒谷崎といろいろ見れて、それに突っ込みをいれる、中居♪そしてまた中居の一言に谷崎は救われてましたね。今回も深い内容で、人間としていろいろ考えさせられる事がありました。

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    2010年10月11日
  • 胡桃の中 II

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     画廊「胡桃の中」を経営する男と、その恋人の話。

     ま、画廊が舞台なので、どうやっても贋作うんぬんの話がでてきます。
     いやあ、贋作の在り方にもいろいろあるんですなぁ。

     と、谷崎は祖父が亡くなって仕方なく画廊を継いだ感じなんだけど、絵画を愛してる気持ちがじわっと伝わってくるのがいい。
     やっぱ、人を動かすものは愛なんだよ。
     
     ともあれ、地味にいい話ばかりです。
     うん、絵画もの、というか、贋作を扱った漫画で最高なのは、萩尾望都さまの「メッシュ」の中のユトリロをテーマにした話だと思ってるんですけど、それに地味に匹敵するんじゃないかと…。

     あくまで、地味なんですけどねww

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    2010年07月11日
  • 胡桃の中

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    画廊「胡桃の中」を経営する男と、その恋人の話。

     一応BLなんですけど、むしろ絵画ミステリーな感じ。一見、世捨て人のようで、他者を拒絶しているような画廊の店主、谷崎がなんだかんだと人のために色々やってやるところが、なんとも可愛い。うん、きっと谷崎は、故恋人の中居こそがお人よしの権化だと思ってるんだろうけど、それは違うんですよ。

     結局のところ絵画を愛するという、愛という気持ちは、他者を拒絶したところでは決して成立しないのだと思う。

     愛する者を得たからこそ、谷崎は画廊を継ぐ決意をしたのかもしれない。
     
     彼が画廊を継いだいきさつや、画廊の創始者の祖父については謎が多いみたいです。
     い

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    2010年07月09日
  • 胡桃の中

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    祝新装版と新刊同時発売〜!!出版社が倒産してどうなるかと思ってたけど、無事本になって良かったよぅ。この調子で倒産直前に連載してた別シリーズもコミック化してくれんかな…。えと、内容は美術系。近代絵画が多かったかな。攻めがしっかり解説してくれるので、絵の事が分からなくても十分楽しめると思います。

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    2009年10月04日
  • Marble

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    ネタバレ

    私BLってTLみたいにとりあえずやっとく感じなのかと思ってたんだけど、これはじっくりゆっくりな感じでちょと驚い?た。
    近森が告白するとこきゅんとした。可愛かったー!梶くんはほんと罪作りよね。見てるぶんにはすてきだけども、恋人になったらつらくなっちゃうタイプだ。
    梶が抜けたあとの近森のしおらしさが切ないなぁ。
    近森かわいすぎだなぁ。あんなにシャーシャー猫みたいに怒ってるのに押しに弱いところがまた。

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    2019年05月04日
  • loveholic~恋愛中毒~

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    広告代理店の営業マン×カメラマン。大人な雰囲気に似合わずタトゥーなぞ入ってる営業マンの切ない過去の短編も同時収録されております。意地っ張りなカメラマンが素直になってる甘いところを見たいのに朝チュンとか…!生殺しか!

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    2018年02月11日
  • 胡桃の中

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    BLではあるけれどカップルの二人の話より、画廊が舞台で絵に纏わる話がメイン。後半は二人の出会い編で、こちらはしっかりBL。

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    2016年12月03日
  • loveholic~恋愛中毒~2

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    かなり昔の作品のようで、絵はやっぱり最近の方が好み。 本編より、間に挟まれるショートストーリーがとてもよかった。 後日談とか、大ちゃんの過去とか。 川唯先生の最近の本が読みたくなった。

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    2015年04月11日
  • 胡桃の中

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    “坂を登った突き当たりにある、さびれた画廊--”その画廊の店主・谷崎は、実は…
    だらしないその風貌はどう見ても人間嫌いの変わり者だが、天然系の中居が傍に来てからは、彼の周囲が一変して…!?

    谷崎と中居の出逢いを描いた「マイビューティフル・ワールド」と、描き下ろしも収録したファン必読のコンプリート新装版!!
    (出版社より)

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    2014年10月04日
  • 胡桃の中 II

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    寂れた画廊の店主・谷崎。一見だらしないその風貌は、人間嫌いの変わり者…。実は谷崎は贋作家。だが天然天使の中居の影響か、その知識は彼の意に反して画廊に訪れた心優しい人たちの悩みを次々と解決していき…!?
    大人気「画廊」シリーズ、長編4作にショート描き下ろしを携えて第2弾、遂に登場!!
    出版社より

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    2014年10月04日
  • 胡桃の中 III

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    絵画を見る目は超一流。でもちょっと理由アリな店主・谷崎。彼が経営するさびれた画廊『ギャラリー 胡桃の中』は、やはり曰くありげなお客や絵画が集まってくる…。己の芸術道のために妻の墓をあばく男、海外からの評価は高いが高慢で忌み嫌われる画家――彼らが谷崎と関わる時、事件の違う側面が見えてくる!? 天然天使の中居と人間嫌いの変わり者・谷崎の二人が奏でる大人気「画廊」シリーズ、長編3作に短編1作、ショート描き下ろしを加えて大好評の第3巻!!
    (出版社より)

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    2014年10月04日
  • 胡桃の中

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    ネタバレ

    ギャラリーフェイクなどと同系統で、絵画を題材にした作品。
    実際の画家以外にも作者自身が仮想で描いた絵画もあり、
    独創的で面白い。絵画となると、どうしても
    「¥」の絡みの話ばかりになりがちなのだが、
    人情話も多く優しい話が多く安心する。
    BLということで、お勧めされたのだが
    そういった描写はサラリとしているので、
    BLに苦手意識のある私でも読めた良作。

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    2013年12月25日
  • loveholic~恋愛中毒~2

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    恋愛をする以前に、お互いの仕事に嫉妬したり認め合ったりする関係性が、単なるラブコメとは一線を画していて共感を持てます。
    コンペで負けた上にセックスで組み敷かれたくないと訴える西岡は、可愛い男であると同時に意外に男前!
    仕事第一に見える松川が、出世を棒にふってまで西岡と共に居る事を決断するラストは、相手に依存する訳ではない大人の男ならではの清々しさや余裕を感じました。
    うれしい描き下ろしは、川唯さんのおっしゃる通りまんま酒蔵の秋でしたね(*^^*)やっぱりカッコいいなぁ〜

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    2012年09月24日
  • loveholic~恋愛中毒~

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    絵柄は確かに古いですが、面白かったです!すらすら読んじゃいました。
    ストーリーは馬の合わなかった二人が喧嘩しながら実は両想い(*^^*)みたいな、カッコいい攻×強気な可愛い受という王道ラブコメです。主人公を女の子にすれば、まんま月9でやれそうな感じ!?意地悪な同僚とか車のシートベルトを嵌めてもらってドキ!とかちょっと古い演出はありますが、今でもドラマでありますからね(^^;;
    特に派手な展開は無いのに読ませる力や萌えポイントをつくのがお上手だな〜と思いました。
    ちょっと志水ゆきさんの漫画を思わせるような…絵柄かな?

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    2012年09月24日
  • カフェラテ・ラプソディ

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    初めて読んだ川唯先生の作品。
    幸せな甘イチャBLが大好きなので、好みドストライクでした。
    テーマやモチーフの使い方が上手くて、作品としての完成度も高かったです。

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    2012年09月10日