セシリア・アハーンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰かの愛をひしひしと感じる恋愛小説。
物語の設定やストーリーの展開は魅力的でページが進みます。
ひたすら甘酸っぱく切ない。
でも恋愛小説特有のだらだらとした長い会話トークも特に気にならずさらりと読み終えました。
物語の内容は夫を病気で無くしたばかりの妻ホリーに、夫ジェリーから10のメッセージが届く。
その10のメッセージを元に哀しみの中にいたホリーが、親友と家族に支えられて少しずつ立ち直るストーリー。
ジェリーのメッセージも素敵だが、私はホリーの兄リチャードも素敵だと思う。
彼のように不器用でも家族や兄弟に献身的に愛を捧げる。
彼氏や親友だけではない、
ささやかだけれどもいつも身近の愛や優し -
Posted by ブクログ
亡き夫から届いた手紙。
毎月1通開封するようにとの指示があり、その1通1通には、遺された妻・ホリーがきちんと立ち直れるようにと、心を尽くした言葉が用意されていた。
最後の月の手紙を開封してしまえば、否応なしに自分で道を進んでいかなければならない。
なぜなら、最愛の夫がいなくてもホリーにはまだ人生が残っているから。
残された手紙は、亡き夫と心を通じ合わせられる唯一のアイテム。
私だったら最後の月の手紙をなかなか開封できないかもしれないなと思いつつも、やはり人は生きていかなければならないから、逃げることはできないんだろうな。
遺された人は、時間には逆らえないから前に進むしかない。
辛 -
Posted by ブクログ
この本を読んですごく泣きました。
30歳の誕生日に突然死んだ夫ジェリーから、妻ホリーが悲しんでいるんじゃないかとテープレコーダが届いた。
そこから悲しんでばかりいたホリーだったけど、ジェリーから毎月届く手紙通り行動することによって元気になっていった。
ジェリーは自分が死んだあとのホリーを心配してこんなサプライズをして、自分だったら逆に悲しみに耐えられないと思いました。
でもホリーはジェリーの手紙をきっかけに、若いころやりたかった仕事についたり、前向きに生きていけるようになり、ジェリーは
ほんとに最高の男性だなと思いました。
ホリーはジェリーだけでなく、友達にも家族にもたくさんの人に支えられて、 -
Posted by ブクログ
この本は、ホリーとジェリーの夫婦の話です。
結婚して10年経ったけど子供はいなくて、
それも含めて良く言い合いやケンカもするんだけど、それが今の私の彼との関係にてて読んですぐに感情移入ができました(笑)
でも、そんな中で突然夫が死んでしまい妻は部屋に引きこもりになってしまい
けどそんな中、死んだはずの夫からの手紙が届きそれの指示通りに生活するようになって、
それは二人の思い出をたどるものだったりするんだけど、とにかく泣けました。友人と母親の優しさも。
あと、手紙の最後に必ず書いてあるPS.ILOVEYOUという言葉も素敵だなと思いました。