山本昌邦のレビュー一覧

  • 勝つ組織

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     佐々木監督のリーダー論、経営論とでも言うべき知識を、山本昌邦氏がうまく質問して引き出していく形式の本である。
     なかなか興味深い記述も多いが、より一般化していてサッカー本としてはやや物足りない感もある。そのぶん、読みやすさという点ではより上がっているだろうが。

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    2013年07月02日
  • 勝つ組織

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    人生のうちに一度経験するかどうかという、世界一を賭けたペナルティキックでプレッシャーを感じるのは当然なので、監督の私が厳しい表情をしてはいけない、という気持ちでいたら、「お前たち、すごいな」と感心して自然と笑顔になっていた。

    我々スタッフ側が選手同士の関係を観察しているように、選手は我々スタッフがうまくいっているかどうかを見ているものなので、選手の面前では決してコーチを叱らないようにした。

    特定の個人を褒めたり叱ったりすることで組織全体を引き締めるのではなく、周囲から上司の声を届ける間接評価を使いながら、個々への繊細なアプローチが必要である。

    勇気を振り絞って監督である私のところへきたという小さな努力を、まずは大きく評価し、「キミのいいところはここだ」と、その選手のどこを評価をしているか話すことで安心感を与える。

    人間関係は、どんな自分でも受け入れてくれる3割、受け入れる時もあればそうでないときもある4割、なかなか自分を認めてくれない3割、というように、「3・4・3(さしみ)」に分類される。

    シュートが少なかった前半の戦いぶりには、他ならぬ選手自身が切歯扼腕しているとき、いきなり「シュートが少ないだろ」と言うよりは、「宝くじは買わなきゃ当たんねえだろう。シュートも打たなきゃ入らないよ」と最初に比喩を使い次に本質を突くような話し方のほうが有効である。

    “失敗を恐れているような素振りを見せた部下に、私は『ワクワクしているか?』と聞きます。”

    「ここでミスをしたらすぐに失点につながるぞ」とマイナスイメージを刷り込むのではなく、「ここが勝負どころだぞ」とポジティブな指標を与えるようにしている。

    選手個人に「今何が行われているのか?何が求められているのか?」を考えさせながらやっていくと、ひたむきな姿勢が強まり、出した答は応用の利くものになるので、迷っている選手には「まずはやってみよう」と提案調に言ったり、「いちいち細かく説明しないとわからないのか?」と厳しい口調で迫ることもある。

    目標を達成した時には主語を「キミたち」にすることで、彼らの功績を讃え、逆に目標に届かなかった時は「我々は」にすることで、上司も責任を共有していることを伝える。

    “私自身、ワールドカップを優勝したことがある監督から、部下の10倍は勉強しなければならないと言われました。”

    “組織を率いるうえで大切なのは、自分の部下を最大限輝かせて成功を収めることです。”

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    2013年05月26日
  • 勝つ組織

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    ネタバレ

    【内容】個性豊かな女子選手たちをまとめあげ、チームをFIFA女子ワールドカップ世界一に導いた佐々木則夫氏と、アテネ五輪監督として“谷間の世代”を鍛え、現在はサッカー解説のほかビジネスマン向けの講演活動を行っている山本昌邦氏による、「本当に勝てる組織を作るリーダー論」が登場!「部下の自主性を養うには」「リーダーが口にすべき言葉」「組織の結束が乱れたら何から手を付けるべきか」など、ビジネスの現場ですぐに使える貴重なヒントが満載。ビジネスマン必須の一冊。 (「BOOK」データベースより)

    【感想】なでしこジャパンの佐々木監督とアテネ五輪代表の山本監督の対談形式の一冊。組織マネジメントについて語っている。どちらも好きな監督なので、好感をもって読んだ。
     
     前半のリーダー・組織のあり方や人材の育て方についての内容は、「重要なのは目標設定」「自主性を養う、責任を与える」「絆を深めるコミュニケーション」等割と一般的だが、サッカーの例を交えて紹介しており、読みやすい。
     
     後半には感銘を受ける言葉が溢れている。「何度も繰り返すうちにできるようになる瞬間がある。その瞬間の喜びを、みんなが分かち合える組織でありたい。その時に、生まれながらに備えている才能ではなく、努力した姿勢を評価する。」(P148)「リーダーは心豊かなカーナビゲーション」(P162)「21世紀型のリーダーとは、1人1人の個性を尊重して輝かせ、それによって組織全体を輝かせる調整型のリーダー。自分の持っている知識、情報、経験等を円滑油として、部下を引っ張っていくタイプ」(P178)などなど。
     
     最後に、山本監督の「あなたの大切な人が、あなたを誇りに思えるような人生を過ごそう。」この言葉はすごく心に響く。2人のサッカー監督としての日々の組織マネジメントの試行錯誤。そこから「いま」があるのだと感じられる。

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    2013年01月18日
  • 山本昌邦備忘録

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    サッカー大好きな子から借りた。

    代表チームの裏側がみれて面白い。

    結局、選手のよしあしは、
    人間力で決まる っていうのに妙に納得。

    Jul 2009

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    2009年10月04日
  • 山本昌邦備忘録

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    既読本。各年代代表コーチとして経験を積んだ山本氏。ジュビロの監督になって期待させたが、成果があがらないまま現場を離れた。書いてあることは悪くないと思うのだが...

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    2010年02月07日
  • 山本昌邦備忘録

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    トルシエ・ジャパンの内幕暴露!一部で人間力の言葉の流行を生んだ著者。緻密な分析と行動で評価出来る指導者だが、アテネのオーバーエイジ枠で築き上げたものを自ら壊してしまった。

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    2009年10月04日
  • 山本昌邦備忘録

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    トルコ戦後半中程。監督が最初に上げたの交代メンバーヒデ。
    1次リーグでは先発メンバーの相談があったが、トルコ戦ではなし
    選手がバックラインを下げたのを激怒する監督。声をかける切れる松田。最終メンバーは全員の合意であり、俊輔の代表落選はコメントなし。その後、五輪、磐田での監督業は成功していない

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    2009年10月04日
  • 山本昌邦備忘録

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    「西澤は見殺しになる。この日は彼の誕生日だった。」このあたり(W杯トルコ戦後半のトルシエの采配について)を読むととても辛くなる。いまだにトルコ戦を見直すことができません…

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    2009年10月04日
  • 山本昌邦備忘録

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     アテネ五輪で代表監督を務めた山本氏が語るトルシエ時代の
    様々なエピソードをまとめたもの。トルシエの奇行に協会はじめ
    スタッフ、選手も相当振り回されたようだ。
     ただその単純さがもたらす効用もあったことは確かで、それが
    どこまでトルシエ自身意識的にしたかは今でも謎である。

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    2009年10月04日
  • 山本昌邦備忘録

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    昌邦さんはほんとにトルシエのことが嫌いだったんだなと思ったのが最初の感想。アテネオリンピックを経た今は何となくトルシエと昌邦さんがだぶってしまう。
    鹿島の小笠原みっちゃんの高校時代の話がなぜか一番印象に残ってます。

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    2009年10月04日