【感想・ネタバレ】勝つ組織のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年10月12日

発足したての部活で部長になった時、メンバーのモチベーションもバラバラでどうまとめるのがよいか分からず本屋で手に取ったこの本を読み、とても参考になった。

メンバーに感謝する気持ちを常に持つよう心がけた。

女性相手だったので、とにかく一人一人とのコミニュケーションを大切に、聞き役になれるように気をつ...続きを読むけた。

メンバーがどう思っていたかは分からないが、自分のメンバーへの愛情は伝わっていたのか、最後まで部活を辞めるメンバーはいなかった。
みんな目標に向けて努力し試合で勝てるようになっていった。
この本は、自分の理想のリーダー像にも影響していると思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年07月13日

なでしこジャパンの佐々木則夫監督と元ジュビロやオリンピック代表を率いた山本昌邦さんの対談形式の本。

サッカーマネジメントを通して、広くマネジメントもとい、組織についての言及がある。
始めはもっと、具体的なエピソードが多めなのかと思っていたのだが、具体的な話はあまりなく抽象化されており、ビジネスマン...続きを読むにも共感の持てる内容であった。

リーダーシップとして、部下への接し方やスランプの人間をどう導くかなど、非常に参考になる内容でよかった。
ぜひ、手に取って読んでもらいたい1冊。

■目次
第1章 リーダーと組織のあり方
(重要なのは目標設定、自主性を養う、
責任を与える絆を深めるコミュニケーション
山本がみる第1章のポイント―部下の自主性を育む)
第2章 人材の育て方とチャレンジ精神(問いかけて考えさせる
スランプの部下をどう導くか
ミスから何を学ぶか
さらなる結果のために
山本がみる第2章のポイント―進歩を讃え向上心を引き出す)
第3章 ぶれないリーダーであるために
(モチベーションを上げるリラックスオーラ
部下の信頼を得るためには
孤独感と責任
すべてを見守る勇気
勝つ組織、勝てるリーダー
山本がみる第3章のポイント―リーダーは明確な哲学を持つ)

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Posted by ブクログ 2013年06月04日

佐々木監督、山本氏による組織のありかた、理想的なリーダーシップについて、対談形式で述べられた本。

内容は学問をサッカーという実践の場に活用し、その結果について書かれているため、日常に活用しやすいように思う。

佐々木監督と山本氏の考えるプロセスは異なっているように感じたが、目指すべきところが共通で...続きを読むあり、だからこそ説得力に長けていた。

佐々木監督は非常にポシティブであり、論理的であり、興味深い人物である。今後も佐々木監督が本を出すならば読みたい。

当著で説かれたリーダー像は、フォロワーと協働で築いていくものであった。

再読を自身にススめる。

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Posted by ブクログ 2023年04月04日

国を率いた偉大なサッカー監督のお二人の対談。リーダーとして、必要なことが凝縮されており、また、部下とどう接して成長させるかが記載されている。語る内容の節々に、自分の確固たる信念が感じられ、リーダーとしてのレベルが高く、まだまだ自分は及ばないレベルだなと痛感した。

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Posted by ブクログ 2016年10月18日

組織を率いる総ての人に向けた本。なでしこジャパンを2011女子W杯優勝、2012ロンドン五輪銀メダルに導いた佐々木則夫前監督が行ったチームマネジメントの秘訣を、同じく代表監督経験を持つ山本昌邦氏が引き出す出色の内容。
男子代表がザックジャパン、ハリルジャパンと監督名で呼ばれるのに対し、何故佐々木ジャ...続きを読むパンと言わせないのか、そこには佐々木氏ならではの細やかな気遣いがあったことや、澤選手から宮間選手へのキャプテン交代劇、澤選手が「PKを蹴れない」と言った時の監督が発した一言など、大胆にして繊細なマネジメントの裏側が書かれ、気づきの多い一冊です。

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Posted by ブクログ 2015年10月17日

なでしこが世界一になった秘訣が書いてある気がした。

佐々木監督の哲学は、シンプルで、
自主性をとにかく重んじる。

調整型のリーダーであり、脱皮型のリーダーである。

飾らない。

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Posted by ブクログ 2013年07月06日

著名なリーダーの対談(形式)が面白い。リーダー論、組織論としては、一例にすぎないけれど(例えば野村監督の野球論みたいな独自性は無いと思う)。

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Posted by ブクログ 2013年05月22日

佐々木監督がどうやってなでしこを勝つ組織にしたのか、佐々木流の女性選手との付き合いかたがおもしろかった。

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Posted by ブクログ 2013年03月17日

佐々木監督の著書は何冊か読んでいるので目新しいことは特に有りませんでした。選手に自主性・主体性を持たせるのは指導者にとって永遠のテーマだと思います。

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Posted by ブクログ 2013年02月27日

カテゴリは『サッカー』だけれども『哲学』であったり『学び』であったり『自己啓発』であったりどこに属するか少し悩んだ一冊
アテネ五輪代表やジュビロ磐田で指揮をとった山本監督との対談であったがこの本のおかげで主役である佐々木監督はある意味で世界一の監督であることも納得できた

佐々木監督の最も素晴らしい...続きを読む能力はマネジメントである

スタッフを信じ選手を信じ自発的に組織が向上するように促す・・・。
これは短期的に結果を求められるプロフェッショナルな世界では難しいことなのに目標(W杯世界一)を逆算してステップアップさせていく手腕は感動的ですらある
こういうタイプのサッカー監督はなかなかいないが強いてあげるならばジーコの理想を現実化させたのが佐々木監督に近いかもしれない

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Posted by ブクログ 2013年03月02日

高いレベルのモチベーションや技術をもった組織の話がベースなので物足りないところもあるが、本質は一緒なのかなと思えた。一つ一ついいこといってる、それが良いリーダーの要素でもあるんだね。


•オーバーコーチングを控える
•絶えず自分の言葉を磨く
•自分の持っている知識、情報、経験などを潤滑油として部下...続きを読むを引っ張っていく

○自分の哲学を持つ、真似じゃない
○部下分析、輝かせる具体的イメージ
○部下に感謝の気持ちを持つ

耳を傾ける、能力を認める、最高の環境を提供する

あーー耳が痛い…

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Posted by ブクログ 2013年02月20日

リーダー論
女性の中で男性が上に立って活躍するなかでの処世術、男女問わず相手を導く中での心がけ、伝え方、導き方の指針。

リーダーになる予定はないが、社会で人と接していく上でも家庭でも言われているような考え方で行動出来るという事は必要なので参考になると思えた。

常に全体と自分を交互に見れるようにし...続きを読むていけたら考え方やものの見え方が変わるので、そういう事を年齢を重ねる上で身に着けていきたいと思う。年を取るごとに視野を広げていけるようになるのが目標なので参考にしたいと感じた1冊。

もっとサッカー通であったなら別の角度からもっと楽しめたのかもしれない。
ただサッカーに関する情報としては、すごくサッカー通であったなら知っていた事なのかもしれないというくらいの情報量なのかも。

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Posted by ブクログ 2018年10月09日

日本を代表するサッカー指導者佐々木則夫氏と山本昌邦氏の対談.

リーダーの3つの条件
・自分の哲学を持つこと
・部下の特徴を分析し,輝かせるための具体的イメージを持つこと
・部下に感謝の気持ちを持つこと

佐々木氏の発言のなかで
・「あなたを見ています」というメッセージを発すること
・オーバーコーチ...続きを読むングを避ける
・「教える」のではなく「考えさせる」→問いかけの重要性
・伝えるべきこと3つに分ければ2つは長所を褒めて,1つは改善点あげるバランスが大事
が印象深い.

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Posted by ブクログ 2014年02月13日

なでしこJAPANの監督とアテネ五輪代表監督の対談による組織論。
当然サッカーの話が中心になるが、特定の選手の話がほとんど出てこないところに逆に好感を持って受け入れられました。
参考になる箇所はちょこちょこ。リーダー像としてこういうのもありなんだなぁということはわかります。特に佐々木監督の方ですね。

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Posted by ブクログ 2013年07月02日

 佐々木監督のリーダー論、経営論とでも言うべき知識を、山本昌邦氏がうまく質問して引き出していく形式の本である。
 なかなか興味深い記述も多いが、より一般化していてサッカー本としてはやや物足りない感もある。そのぶん、読みやすさという点ではより上がっているだろうが。

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Posted by ブクログ 2013年05月26日

人生のうちに一度経験するかどうかという、世界一を賭けたペナルティキックでプレッシャーを感じるのは当然なので、監督の私が厳しい表情をしてはいけない、という気持ちでいたら、「お前たち、すごいな」と感心して自然と笑顔になっていた。

我々スタッフ側が選手同士の関係を観察しているように、選手は我々スタッフが...続きを読むうまくいっているかどうかを見ているものなので、選手の面前では決してコーチを叱らないようにした。

特定の個人を褒めたり叱ったりすることで組織全体を引き締めるのではなく、周囲から上司の声を届ける間接評価を使いながら、個々への繊細なアプローチが必要である。

勇気を振り絞って監督である私のところへきたという小さな努力を、まずは大きく評価し、「キミのいいところはここだ」と、その選手のどこを評価をしているか話すことで安心感を与える。

人間関係は、どんな自分でも受け入れてくれる3割、受け入れる時もあればそうでないときもある4割、なかなか自分を認めてくれない3割、というように、「3・4・3(さしみ)」に分類される。

シュートが少なかった前半の戦いぶりには、他ならぬ選手自身が切歯扼腕しているとき、いきなり「シュートが少ないだろ」と言うよりは、「宝くじは買わなきゃ当たんねえだろう。シュートも打たなきゃ入らないよ」と最初に比喩を使い次に本質を突くような話し方のほうが有効である。

“失敗を恐れているような素振りを見せた部下に、私は『ワクワクしているか?』と聞きます。”

「ここでミスをしたらすぐに失点につながるぞ」とマイナスイメージを刷り込むのではなく、「ここが勝負どころだぞ」とポジティブな指標を与えるようにしている。

選手個人に「今何が行われているのか?何が求められているのか?」を考えさせながらやっていくと、ひたむきな姿勢が強まり、出した答は応用の利くものになるので、迷っている選手には「まずはやってみよう」と提案調に言ったり、「いちいち細かく説明しないとわからないのか?」と厳しい口調で迫ることもある。

目標を達成した時には主語を「キミたち」にすることで、彼らの功績を讃え、逆に目標に届かなかった時は「我々は」にすることで、上司も責任を共有していることを伝える。

“私自身、ワールドカップを優勝したことがある監督から、部下の10倍は勉強しなければならないと言われました。”

“組織を率いるうえで大切なのは、自分の部下を最大限輝かせて成功を収めることです。”

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Posted by ブクログ 2013年01月18日

【内容】個性豊かな女子選手たちをまとめあげ、チームをFIFA女子ワールドカップ世界一に導いた佐々木則夫氏と、アテネ五輪監督として“谷間の世代”を鍛え、現在はサッカー解説のほかビジネスマン向けの講演活動を行っている山本昌邦氏による、「本当に勝てる組織を作るリーダー論」が登場!「部下の自主性を養うには」...続きを読む「リーダーが口にすべき言葉」「組織の結束が乱れたら何から手を付けるべきか」など、ビジネスの現場ですぐに使える貴重なヒントが満載。ビジネスマン必須の一冊。 (「BOOK」データベースより)

【感想】なでしこジャパンの佐々木監督とアテネ五輪代表の山本監督の対談形式の一冊。組織マネジメントについて語っている。どちらも好きな監督なので、好感をもって読んだ。
 
 前半のリーダー・組織のあり方や人材の育て方についての内容は、「重要なのは目標設定」「自主性を養う、責任を与える」「絆を深めるコミュニケーション」等割と一般的だが、サッカーの例を交えて紹介しており、読みやすい。
 
 後半には感銘を受ける言葉が溢れている。「何度も繰り返すうちにできるようになる瞬間がある。その瞬間の喜びを、みんなが分かち合える組織でありたい。その時に、生まれながらに備えている才能ではなく、努力した姿勢を評価する。」(P148)「リーダーは心豊かなカーナビゲーション」(P162)「21世紀型のリーダーとは、1人1人の個性を尊重して輝かせ、それによって組織全体を輝かせる調整型のリーダー。自分の持っている知識、情報、経験等を円滑油として、部下を引っ張っていくタイプ」(P178)などなど。
 
 最後に、山本監督の「あなたの大切な人が、あなたを誇りに思えるような人生を過ごそう。」この言葉はすごく心に響く。2人のサッカー監督としての日々の組織マネジメントの試行錯誤。そこから「いま」があるのだと感じられる。

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