南清貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ食品について考えるきっかけを与えてくれる書籍だと思う。
毎日、自分の体に食物を取り込んで生活をしています。
毎日行うからこそ、食品に対して関心が薄くなっていると思っています。
いくつかのモデルケースを挙げながら「安定した食品提供」について解説をしています。
その主旨は示唆に富むものであり、改めて考え直すきっかけになりました。
しかし、どうしても作者の主観で見通すため、客観視できる情報の提示がほしかったと思います。
もし、資料を載せる紙面がなかったとしても参考資料で、作者の意見に同意できるように資料の提供をしてもらえたらと思いました。
そこから食品に対して深く探索できたらと思ったので -
Posted by ブクログ
ネタバレ◎フライドポテトの食べ過ぎは禁物。
◎寿司はもともと江戸のファーストフードのような物で
安価なものだった。屋台から始まった。
ネタはイワシなどの腐りやすいものは使われてるなかった!
マグロでも、トロの部分は脂が酸化して腐敗しやすいので捨てられていたくらい!
今では高級品のように使われているが。。
◎ネギトロも、元々商品価値にならない骨の周りについたもので、弟子の賄いとして食べられていたが、有名になり高級になったため、脂肪分の多いマグロがたくさん育てられるようになった。
◎蓄養
成魚を捕まえてきて餌を与え、大きくすること。
マグロな泳ぎっぱなしで有名だけど、蓄養だと運動量が少なくなる。さら -
Posted by ブクログ
以前は頼めるレストランでは「大盛り」をお願いしていましたが、数年前から、それほど食べれなくなりました。大食いを止める代わりに始めたのが、美味しいモノを食べることです。
美味しいものは値段が張りますが、多く食べなくても満足できるようになると、また、夜ではなくランチにすればそれが可能になることを発見しました。
そんな私にとって、この本のタイトルは大いに惹かれるものがありました。価格が高いものにはワケがあって、それでお店が成り立っているのは、それを理解して通う人がいるからです。その謎を解いてくれそうな本でした。
以下は気になったポイントです。
・食事をするというのは、基本的に自分の身体に栄養 -
購入済み
外食好きが読んでも抑止できない
だいぶ煽りが酷い。
そもそも外食が好きな人間と著者とは価値観が違いすぎる部分が多いのではないかと読んでいて感じた。科学的根拠も少ない(何が混ざっているのか分からないなど表現が曖昧でただ不安を煽っているだけな部分がある)ので、説得力に欠ける。なぜ、ここまで食品添加物や化学合成品が普及してきたのかの時代背景が無視されていて、ただの時代錯誤と思われても仕方がないと思われる。
しかし、畜産農家や野菜農家が進むべき道を考える良いきっかけと成り得る。
人口増加に伴う量産化は仕方のない道だったとはいえ、人間の美味しいものを食べたい欲のために家畜や野菜といった生き物を振り回していくのはそろそろ止めにする