高橋陽介のレビュー一覧

  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    一次資料を駆使し新たに描く天下分け目の「関ヶ原の戦い」。
    司馬遼太郎「関ヶ原」で知られる戦いの実態は後世の創作が加わっているというのが近年の歴史学の新説。
    本書は大名、公家、宣教師の書簡、日記から既に徳川家康が天下人であったこと、小早川秀秋は戦の前に東軍に味方していたこと、石田三成が西軍の黒幕ではないこと、決戦の一日の実際を説明していく。
    最初は冗長に感じられたがクライマックスの戦に向けて次第に盛り上がってくる流れが心地良かった。
    本書が決定版というわけではなく、さらに新たな説も出てくることがあるだろう。小説とはまた違った歴史研究の世界に触れることのできる興味深い作品。
    むしろ本書を覆すあっと

    0
    2026年01月20日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    最新の研究成果をつまみ食いさせてもらえるこの手の本、本当にありがたい

    小早川秀秋の裏切ったタイミングを始めとして、ぼんやり備えていた関ヶ原の戦いに関する知識をひっくり返され続けるのは、なかなか得難い体験だった

    0
    2026年01月13日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    「関ヶ原合戦」のドラマを捲るような形で、各資料にあたって来られた結果として、非常に興味深く読ませてもらった。
    ドラマとして個々のキャラクターや愛憎劇などが複雑に絡み合う戦いだと認識していたが、(私も筆者同様、司馬氏の関ヶ原で興味を持った。)各書簡を照らし合わせると個々人が極めて現実的な判断を都度行ってきたことがわかる。
    そして戦前に講和が成立していたという説もなんか納得できた。
    特に小早川の動きについて、自身がその場に従軍した想定で筆者が述べてくれたのは、新たな気づきをくれたと思う。確かにあんな効率よく1.5万の大軍が寝返って成果を納められないわなと。
    気になったのは以下3点。
    ①穏便に済ませ

    0
    2025年11月30日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    西軍の首謀者は石田三成ではない。小早川秀秋は合戦中に裏切っていない。発見された書状の数々が、関ヶ原の戦いの通説を根底から覆す!帝国陸軍と司馬遼太郎が創った「通説」を170余りの書状が根本から覆す!!!

    0
    2026年01月27日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    関ケ原の戦いについて、一次資料から丹念に読み解いた一冊。

    直江状はなかった、小早川秀秋は最初から東軍だったなど
    従来を覆す説は色々と出ているが、重層的に関ヶ原の戦いについて知ることができた。

    0
    2026年01月24日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    昔読んできた関ヶ原の合戦が音を立てて崩れていくような内容だった。
    テレビでみた、あの鉄砲での威嚇と小早川秀秋の大谷吉嗣の陣をめがけて号令をかけるシーンが脳裏に思い返されたが、まさか開戦前から東軍だったとは、、、

    0
    2026年01月20日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    いわゆる大軍勢同士がぶつかり合ったという戦いではなかったということだな
    手紙が現代語訳で読みやすいのだが、その解釈が正しいのかは少々疑問

    0
    2026年01月17日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    現存する歴史的史料をベースにした新たな関ケ原の合戦像。現実はそうだったんだろうという説得感は強い。でも仕方ないことではあるが司馬遼太郎の「関ケ原」の方が圧倒的に面白い。小説だからね。次は大坂の陣で書いてくれると面白いかも。

    0
    2026年01月13日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    関ヶ原の戦いを、一次資料から読み解いた結果、従来の関ヶ原像とはまったく異なる展開が・・・説得力もあり、知的好奇心が満たされる。

    0
    2025年12月07日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    歴史は変わる。
    勝者により都合良く伝えられてきた歴史ではあるが、資料、文献、手紙により、近年歴史の裏側に隠されてきた真実の歴史が解明される事は、非常に面白いし、興味深い。
    徳川家康を神として、長きにわたる徳川政権を安定的に維持していくためには、必要なのであろう。
    司馬遼太郎の関ヶ原の戦いとは、全く違うものがあった。

    0
    2025年11月15日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    たしかに、読むともう、あの関ケ原には戻れない。
    当時の情報流通速度の遅さ、それにより生じるタイムラグを利用した作戦だな。

    0
    2025年10月27日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    最近は歴史の研究も進んでいるようで、私が学校で習った内容とは異なる事実が様々な古文書・一次資料で明らかになってきています。それを知ると、当時の武将達の考え方も、現代人と似ている部分があると思います。

    この本で取り上げられている「関ヶ原の戦い」について、敵味方がどのような布陣を引いているかが分かった状態で考えていましたが、当時の人たちにはそれが必ずしも見えていなかった、ということをこの本で指摘されて、なるほどと思いました。

    寝返り・裏切りについても、事前に頼れる人を通じてしていなければ、意味がないことも理解できました。他の有名な戦いについても、最新の研究結果を知りたいですね。

    以下は気にな

    0
    2026年02月01日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    関ヶ原合戦とそこにいたる状況を通説でいうところの豊臣家を簒奪する家康、
    という視点ではなくすでに秀吉の遺言により天下人として認められていた
    という視点で解説した本。
    これはこれで面白い分析だ。

    0
    2025年12月03日
  • シン・関ヶ原

    Posted by ブクログ

    これまで司馬遼太郎のドラマ性のある関ケ原が、、、結末が既定路線で進んでいたとは。
    高橋氏の詳細な時系列をふまえた内容を学びつつ、改めて司馬氏のストーリーテラーな想像力に驚愕。

    0
    2025年11月12日