溝手康史のレビュー一覧

  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

    Posted by ブクログ

    法律家が書いた山での法的トラブルの本。人情的に危機感を煽る内容ではなく、法律の専門家が淡々と書いている。
    事故があるたびに責任の所在が喧噪されるが、個人山行において法的には賠償責任を負うケースは少ないことが分かった。

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    2019年06月14日
  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

    Posted by ブクログ

    登山が好きで、ときどき登山道を外れたコースを地図を見ながら歩くトレーニングをすることもある。そんな時、ここが私有地だったら、不法侵入にあたるのかな?と疑問に思ったのがきっかけで読んだ。

    結論から言えば、そこが私有地であっても、現地での所有者の明確な意思表示がない限り、立ち入ることはなんら問題ない、という認識を持った。
    他にも、友達を連れて登山に行った時に起こった事故の責任など、グレーゾーンで行われる登山の危うさを感じた。

    ときどき読み返したい一冊。

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    2022年12月11日
  • 登山の法律学

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    山に人を連れてゆくことが多くなった最近…。これが訊きたかったと思いました。山の常識と法の常識、納得はいかなくても、知ることはやっぱり大切です。

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    2009年10月04日
  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

    Posted by ブクログ

    登山に関わる事故、事件、行動の制約など、海外と日本の違いや、法律の曖昧さや勘違いなどを書かれている。

    多くは土地所有者の黙認、自由を尊重する法律の下で登山は成り立っている。

    単独登山に冬山登山などの是非が議論されて来たが、決着は付いていない。
    山での事故は誰の責任なのか。グループ登山のリーダーや引率者たちは、事故が起こった場合に、どう責任を問われるのか。
    十分な経験と、装備、技術を持ってして挑む冬の富士山。
    では、その経験、装備、技術の評価は誰がするのか。

    登山道の整備、道標のリボンなどは、勝手に付けてはならないが、実情は有志による整備が散見される。

    登山は、自然の中でのスポーツである

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    2020年12月07日
  • 登山の法律学

    Posted by ブクログ

    遭難や事故、引率登山やリーダーの役割など様々なケースにおいて、法的な責任や倍賞責任がどうなるのかを解説した書。

    最近は、『連れて行ってもらう』という意識が高い中、多くの登山者に本書を読んで、自己判断、自己責任を考えて欲しいと思います。

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    2011年01月31日