作品一覧

  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門
    4.0
    「登山の世界に法律を持ち込むべからず」 ――かつての山の常識が崩れつつある。 本来、社会の枠から離れ、自己責任により自由に行なわれるはずの登山の世界に、「管理」や「規制」が増えている。 山岳事故の訴訟も増えた。 そんな山の法的トラブルを回避するために、“知らない”では済まされないイマドキの山の世界のルールを紹介。 また、加害者・被害者にならないための方法をこの1冊にまとめました。 どこでもテント泊できる? 山で焚き火をしてもよいのか? 高校生の冬山は禁止できるか? ツアー登山の事故と責任は? などなど、気になる疑問にも答えます。 [序章] 山岳事故が起きれば法律が適用される 登山が法律で規制される場面が増えている [I章]登山の規制 (1)登山の自由とその制限 (2)登山の規制のあり方 (3)山のルールやマナーと法律 (4)昨今の規制問題 [II章]山岳事故の責任 (1)山岳事故の紛争が増えている (2)どういう場合に責任が生じるのか (3)被害者にならないために (4)加害者にならないために [III章]登山のリスクとどのように付き合うか
  • 登山の法律学
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 その遭難はリーダーの責任か?クライマーでもある弁護士が、山岳事故における法的責任を平易に解説した画期的な山の法律書。

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ユーザーレビュー

  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

    Posted by ブクログ

    法律家が書いた山での法的トラブルの本。人情的に危機感を煽る内容ではなく、法律の専門家が淡々と書いている。
    事故があるたびに責任の所在が喧噪されるが、個人山行において法的には賠償責任を負うケースは少ないことが分かった。

    0
    2019年06月14日
  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

    Posted by ブクログ

    登山が好きで、ときどき登山道を外れたコースを地図を見ながら歩くトレーニングをすることもある。そんな時、ここが私有地だったら、不法侵入にあたるのかな?と疑問に思ったのがきっかけで読んだ。

    結論から言えば、そこが私有地であっても、現地での所有者の明確な意思表示がない限り、立ち入ることはなんら問題ない、という認識を持った。
    他にも、友達を連れて登山に行った時に起こった事故の責任など、グレーゾーンで行われる登山の危うさを感じた。

    ときどき読み返したい一冊。

    0
    2022年12月11日
  • 登山の法律学

    Posted by ブクログ

    山に人を連れてゆくことが多くなった最近…。これが訊きたかったと思いました。山の常識と法の常識、納得はいかなくても、知ることはやっぱり大切です。

    0
    2009年10月04日
  • ヤマケイ新書 登山者のための法律入門

    Posted by ブクログ

    登山に関わる事故、事件、行動の制約など、海外と日本の違いや、法律の曖昧さや勘違いなどを書かれている。

    多くは土地所有者の黙認、自由を尊重する法律の下で登山は成り立っている。

    単独登山に冬山登山などの是非が議論されて来たが、決着は付いていない。
    山での事故は誰の責任なのか。グループ登山のリーダーや引率者たちは、事故が起こった場合に、どう責任を問われるのか。
    十分な経験と、装備、技術を持ってして挑む冬の富士山。
    では、その経験、装備、技術の評価は誰がするのか。

    登山道の整備、道標のリボンなどは、勝手に付けてはならないが、実情は有志による整備が散見される。

    登山は、自然の中でのスポーツである

    0
    2020年12月07日
  • 登山の法律学

    Posted by ブクログ

    遭難や事故、引率登山やリーダーの役割など様々なケースにおいて、法的な責任や倍賞責任がどうなるのかを解説した書。

    最近は、『連れて行ってもらう』という意識が高い中、多くの登山者に本書を読んで、自己判断、自己責任を考えて欲しいと思います。

    0
    2011年01月31日

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